愛知県小牧市にある、「れきしるこまき」という小牧山城史跡情報館に行ってきました!
ここは、小牧山城に関するさまざまな情報が得られる場所で、歴史を学ぶ小学校高学年の自由研究の調べ学習にもぴったり。
学ぶだけのつまらない施設ではなく、子どもを楽しませる工夫もしている場所なので、親がお尻をたたきながらってことが少ないのも好ポイントの一つです♪
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れきしるこまき(小牧山城史跡情報館)の概要
住所: 愛知県小牧市堀の内一丁目2番地
電話:(0568)48-4646
営業:AM9:00〜PM5:00 有料エリアはPM4:30まで
休館:第3木曜日(但し祝日の場合は翌平日)、年末年始
近くにはメナード美術館などもあります。
料金は、一般の大人は200円、18歳以下は無料。(2023年5月現在)
このチケットで、山頂にある小牧山歴史館にも入場できます。
れきしるこまきへの駐車場
れきしるこまき自体に駐車場はありませんが、道を挟んで向かいにある小牧市役所の駐車場を利用することができます。
終日無料で294台停められるので、大きなイベントなどがない限りは、満車になることは少ないはず。
市役所の駐車場から出るとすぐに、小牧山城の裾が見える状態なので、かなり近いです。
戦国時代の自由研究なら小牧市でれきしるこまきから学ぼう
「れきしるこまき」がある小牧山は、豊臣陣営と徳川陣営が戦った小牧長久手の戦いで、徳川家康の本陣の地として有名です。
ですが小牧山城はもともとは織田信長が築いた城。
美濃攻めに際し、織田信長が最初に建てた城と言われています。
織田信長は城下町まで作り上げ、小牧山城を中心とした生活圏を整えました。
「油屋」「紺屋」などの職人たちも呼び込み、小牧山城周辺には、当時の名残が残る地名も多いです。
美濃攻めが終わり、次第に廃れていった小牧山城周辺。
十数年後、その地を今度は、徳川家康が戦いの本陣として利用することになりました。
織田信長が作り上げた「住むための城」から、徳川家康は「戦い守るための城」に改修。
そういった歴史上のいくつかの方向転換が、小牧山城の大きな特徴になっているのではと思います。
「れきしるこまき」は、無料展示と有料展示の2スペースからなります。
れきしるこまきの無料展示スペース
入り口を入ってすぐのところに「企画展示室」があるんですが、こちらはどうやら無料スペース。
常設展示に比べ企画展示のほうは、小牧山城の歴史に興味がある大人向けな気がします。
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わりと細かい情報がありますが、展示も記載されている文章も小学生には少し難しいです。
有料展示でわからないことがあったり、深く学びたいと思ったりすることがあった場合に、無料展示のほうを利用するといいのかなと思います。
れきしるこまきの有料展示スペース
有料である常設展示では、4つのエリアがあります。
・城郭シアター
・常設展示室
・石垣模型
・小牧山プレイベース
さすが最近の施設!
映像技術を使って、踏んだり手をかざしたりすると反応して、眼前の映像が切り替わる仕組み。
なんとなく手を触れたくなる、ボタンを押したくなる、というものが多く、それゆえ子どもも楽しめます。
奥にはちょっとした体験?ブースも。
ここには、城の壁に空いた「狭間(さま)」という、弓を射るための穴もありまして、おもちゃの弓が置かれています。
実際に矢を放てるわけではないのですが、よい写真スポットに。
学んだら実際の場を見に行ける
れきしるこまき自体は、それほど見るのに時間がかかるわけではなく、がっつり見たとしても1時間くらいでしょうか。
そのため学んだあとは、現地を見に行けるのも自由研究にぴったりな部分。
石垣や土塁などの片りんをみることができる場所もあり、その場で確認できるので非常に好都合です。
夏休みの自由研究はれきしるこまきで調べ学習もおすすめ!
戦国時代ということもあり、小牧山城の中でもテーマを絞らないと、雑然とした調べ学習になってしまいます。
1つ、中心となって調べるテーマを決めておくのがおすすめ。
わが家は「徳川家康はどこをどのように改修して結果どうなったのか」をテーマにしました。
一番、まとめやすいテーマかもしれません。
見て回るのにそれほど時間がかからないこともあり、1日でできる調べ学習の自由研究としては、比較的らくちん。
何かのついでに行ってみるのもいいかもしれません♪
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