わが家の子どもが行っている小学校では、学級委員の選挙は年に2回、前期と後期に分けて行われます。
そのクラスの中から男女1名ずつを選ぶために、みんなが一票ずつ持っているっていう感じ。
うちの子は学級委員選挙に出て落選してしまったことがありまして、そういうときに親としてどんな声をかけたらいいのか?
迷ってしまうところでもあるんですが、対応を考えてるところです。
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学級委員に選ばれないかも…立候補するかどうか迷う子に私はやれと言ったけど
うちの子の小学校では、前述したように学級委員選挙は年に2回。
立候補者を募って、その子たちがクラスのみんなの前で抱負とか「どんなクラスにしたいか?」という演説を行います。
そして立候補者みんなの演説を聞いた後に、みんなで良いと思った人に投票するという仕組み。
私が小学校のときにはこんなふうな選挙なんてなかったんですけど、けっこう本格的にするんですよね。
んで、高学年くらいになってくると、だんだんとその子の性格というかクラス内のポジションみたいのが分かってきます。
いわゆる「学級委員になるタイプの子」っているんですよね。
うちの子が進級して新しいクラスになったとき、同じクラスには「学級委員!」ってタイプの子がいました。
もう、親の中でも有名になるくらいの、全校代表するようなしずかちゃんタイプだったんですよね。何でもできるタイプ。若干のジェラシーを感じてしまうくらいの。
その子はもちろん毎年のように学級委員になっている子で、うちの子的にはそれを理由に「どうしよう…」と。
(‘ω’)「本当は立候補したいけど、あの子には負けちゃうからな…」
気持ちは分かる気がする。でもそれで立候補しないっていうのも、なんか違うような気もする。
学級委員に選ばれなくてもいいからやってみたほうがいいと思った
ものすごく気持ちは分かったんですけど、親としては「やってみなよ」って言っちゃいます。
「うちの子だって捨てたもんじゃないぜ」っていう親ばか心もあったし、ダメだった経験っていうのも学ぶものがあるだろうとも思ったんですよね。
演説の内容も、今までの学級委員選挙のときよりもずっと吟味して考えていたし、練習もたくさんしました。
もちろん、選ばれたらそのほうが母子ともに嬉しいわけだけど、やらずに後悔するよりはいいんじゃないかと思ったんですよね。
結果は落選。惜敗の涙を見せる
学級委員の選挙があった日の夕方、「ダメだった―!」と帰ってくる子ども。
ん?けっこうサッパリしてるな。
どうやら2票差で負けてしまったようで、本人的にも善戦だったという手ごたえがあった様子。
話を聞いているときに、「それでもやっぱり悔しい」と涙を見せることもありましたが、落選したとしてもやってみてよかったんじゃないかと思える出来事でした。
小学生の子ども学級委員の選挙に落ちたときの親の対応は
なんとなくだけど「無理だろうなー」と思っていた(失礼)私。
帰ってくる前から、どんな言葉をかけたらいいだろうと悩んでいたんですよね。
責めるのは絶対によくない。
否定的な言葉をかけるのは絶対によくない。
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砕けても、ちゃんと当たってこれたことを褒めよう。
こんなふうに決めて、子どもの帰りを待つことしばし。
(‘ω’)「残念だったね。でもよくがんばった!」
(‘ω’)「挑戦することにも意味があるからね!また次にがんばってみればいいよ」
(‘ω’)「あなたにやってほしいって思ってくれる子がたくさんいたことが分かったね」
とにかく、「もう次は立候補しない!」ってなっちゃうのはとても寂しいこと。
そう思わせないような言葉選びをしようと意識しました。
ぽつぽつと話していると、徐々に子ども自身も分析を始めまして、
・演説のときに声が震えちゃったのがよくなかったなぁ
・仲良しの友だちが少なかったのもダメだったかも。友だち増やそう
・負けちゃうかもって自信なくなってたのもよくなかったね
いろいろと子どもの口から「○○がダメだった」「次はこうしよう」みたいのがどんどん出てきて、成長を感じるのでした。
小学校の学級委員なんて指標の一つでしかない
今回のうちの子の場合は、落選しても本人がそこまで落ち込むってことはありませんでした。
悔し涙はありましたが、落ち込みはしなかったんですよ。
でもやっぱり、「選挙で自分に票が入らない」っていうのは悲しいことで、それは親にとってもそうです。
(‘ω’)「うちの子って人気がないのかもしれない」「嫌われてるの?」なんて。
子ども自身もそれに似た感情を持つかもしれないし、親もそう思っちゃいます。
ですが学級委員の選挙ってそういうだけではなく、「学級委員やってそう」な子を選ぶ傾向もあるんですよね。
人気度とか好感度も影響するんでしょうけど、それだけではないんですよきっと。
選挙結果は別に価値を決めるものではないし、単なる委員会の一つです。
それほど気に悩むことでもないんだ!と、少なくとも親はそう思っておかなきゃですね。
学級委員に選ばれる子ってどんな子?なれないときに知っておきたい特徴
高学年になるにつれて、少しづつ固定されていく学級委員の人選。
それはやっぱり「こういう子が学級委員になる」っていうイメージが固まっていくからかなと思います。
・クラス内でも目立つ子
・優しい子
・授業中の発言などから頭が良いと思われている子
・明るい子
・友達が多い子
・生活態度が良い子
・スポーツなどの特技がある子
一般的に言われているイメージがこんな感じかなと思います。
忘れ物が多いとか先生に怒られることが多いとか、そういう子は選ばれにくい気がします。
でもこういうのって、子どもの性格によるところが大きいです。
忘れ物とかだったら努力次第でなんとでもなるけど、「目立つ子」とかね、正直よく分からないじゃないですか。
大事なのは、どれだけ周りの子に優しい気持ちでいられるかってことのように思います。
子どもって、周りの子がどういう子なのか、見ていないようでけっこう見ています。
何が目的なのかはさておき、周りに目を配れる子になれたら、親としては嬉しいなと思う。
まとめ
立候補した子どもにとっての学級委員選挙って、けっこう大きな出来事です。
選ばれたらもちろんそれが一番いいんですが、選ばれなかったとしても得るものはあるんですよね。
「こういうふうにしたら良かった」「こういうふうにがんばろう」
それは今後の生活のうえでプラスになることも多く、良い影響になります。
落選してしまったら、マイナスを見るのではなくプラスのほうに目を向けて。
次へのモチベーションにつながっていけばいいなぁと思います。
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