夏場になるとビールがうまい!
火を使うキッチンでは料理を作りながらママがビール、バーベキューしながら友だちとビール。
うだるような暑さの中、キンキンに冷えたビールは、カイジじゃなくても言いたくなります。「キンキンに冷えてやがるっ!」
さて、何も考えずにグビグビ飲んでしまいがちなビールですが、カロリーはどれくらい?
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ビールのカロリーはどれくらい?
一般的には、ビールのカロリーは39.9キロカロリー/100グラム。
350ミリリットル缶:約140キロカロリー
500ミリリットル缶:約200キロカロリー
ビールグラス(330ミリリットル):約131キロカロリー
中ジョッキ(500ミリリットル):約200キロカロリー
大ジョッキ(700ミリリットル):約280キロカロリー
メーカーや種類によって多少の違いはありますが、だいたいこのくらいのカロリー。
と言われても、カロリーだけではいまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。私もよくわからん。
ということで、他の食べ物で比較してみます。
他の食材とビールのカロリー比較
おにぎり(100グラム):179キロカロリー
うどん(100グラム):270キロカロリー
パスタ(100グラム):148キロカロリー
ピザ(14インチ、100グラム):266キロカロリー
ちなみに、コンビニのおにぎりは100グラム。
うどんやパスタなどの麺類の一人前の量は200グラムなので、×2をしたものが標準カロリー。
ただ上にのせた具材やソースの種類によってカロリーは増減します。
他のお酒とビールのカロリー比較(100グラムあたり)
ビール:39.9キロカロリー
焼酎甲類(サワーやチューハイ):206キロカロリー
焼酎乙類(芋や麦などの本格焼酎):146キロカロリー
ワイン:73キロカロリー
日本酒:110キロカロリー
ウイスキー:230キロカロリー
ブランデー:237キロカロリー
リキュール:327キロカロリー
【参考】日本食品標準成分表
このように比較してみると、「あれ?ビールって低カロリーじゃない?」
そう思ってしまいがちですが、ビールはそのままをグビグビと飲むのに対して他のアルコール類は、ソーダや水で割ったり、少量をゆっくり飲むものも多いです。
例えば女性に人気のカシスオレンジ。
「甘いから太るよ!」の代名詞のようなカクテルでもありますが、グラス一杯に換算すると約180キロカロリー程度。
ビール中ジョッキが約200キロカロリーであることを考えると、ビールのカロリーが意外と高いことが分かります。
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ビールを飲むと太るのか?太りたくないなら選ぶのは何?
100グラムあたりで計算しても標準的な一杯あたりで換算しても、ビールが飛びぬけて高カロリーというわけではありません。
・ビールは飲みやすく、飲みすぎてしまうこと
・つまみに手が伸びやすいこと
これらが相乗効果となって太りやすくなってしまいます。
いかにも太りそうな甘いカクテルであれば自制心が働きますが、ビールは「太る」ということに直結している味ではありません。
太らないようにビールを飲むなら、全体のアルコール摂取量とおつまみによるカロリー摂取を減らすことが重要です。
太りたくないならビール以外に何を飲む?
お酒には、糖質やたんぱく質、脂質、アルコールなどが含まれています。
それぞれのカロリーはどれくらいかというと、こちら。
・タンパク質(1グラム):約4キロカロリー
・脂質(1グラム):約9キロカロリー
・糖質(1グラム):約4キロカロリー
・アルコール(1グラム):約7キロカロリー
アルコールって意外とカロリーが高いんだっていうことがわかります。
さて、太りたくないのであればまずは、アルコール分を体の中に入れすぎないようにするというのが有効です。
ビールのようにそのまま飲むものではなく、薄めて飲むものなどにすることや、アルコール度数が高いものでも少量で満足できるものを選んでみてはいかがでしょうか。
ビールで割ったお酒はカロリーが低くなる
ビールそのものを飲むよりも、ビールを他の飲み物で割ったものはもちろんカロリーが低くなります。
一杯分の概算カロリー
・ビールグラス(350ミリリットル):約131キロカロリー
・レッドアイ(トマトジュース+ビール):約53カロリー
・シャンディーガフ(ジンジャエール+ビール):約75キロカロリー
ビールだけを飲むのではなく、ビールで割ったものも交えながらにすると、総カロリーは少なくなりそうです。
おつまみにも注意して
ビールが太りやすい原因は、飲みやすさだけではなくおつまみの影響も大きいです。
アルコールの席では高カロリーな食事が並ぶことも多いですが、うまく調節をしながら食べるようにしてください。
・キムチやピクルス、漬物などの野菜を使った物
・煮物や和え物などの油を使わないもの
揚げ物や炒め物などの油分が多いメニューをできるだけ避けてみるといいかもです。
糖質も太りやすさに直結する
アルコール飲料に含まれる糖質の量も、太りやすさに直結しています。
そのため『糖質オフ』と記載のあるビールに関しては、通常のものと比べてカロリーは低め。(通常のビールの糖質は10グラム~15グラムほど)
その他、ウイスキーやブランデー、焼酎なども糖質がほとんどゼロに近いと言われています。
こういったお酒が、アルコール度数が高いのにカロリーがそれほど高くないのは、糖質によるものなのだということが分かります。
まとめ
ビールのカロリーは、それ自体がそれほど高いというわけではありません。
ですが、飲みやすさゆえに多量を飲んでしまうことやおつまみなどによって、「ビール腹」になってしまうことも。
総量を少なくすることや、高カロリーなものを取りすぎないよう、注意してくださいね。
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