数年前から「父子帰省」という言葉が、長期休み前によく耳にするようになりました。
義実家への帰省は嫁にとっては気が重いものだし、休日でもまったく休めない。
人数が増える分、食事作りや買い物などは余計に疲れる。
肉体的にも精神的にも、妻の負担はどうしても大きくなるんですよね。
そんな主婦の状況をおもんばかってなのか、父子帰省を実践する家庭が増えてきたように思います。
その時流にのって、わが家も数か月前に、義実家への父子帰省をしてもらってきました!
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義実家への父子帰省をすることになった経緯
わが家が義実家への父子帰省をすることになったのは、年末年始の帰省。
お正月は義実家に帰省して過ごすことが慣例になっていたものの、その年は私の実家の親の体調が悪くなってしまいました。
年末年始とはいえ病院へ荷物を持って行くのは必要だし、車が運転できない母の代わりに足になる人出も必要。
その年のお正月には自由に動けるのがわが家しかいなかったので、私が実家にとどまることは確定でした。
ですが、独り身の義母が心配じゃないのかと言われるとそうではない。
広い家にたった一人で年越しと思うと、少しやりきれない気持ちになるのも事実でした。
やっぱり義実家に誰も帰らないのはさみしいだろう、と思っていたときに、下の子が言った「パパのおばあちゃんのお家、行きたいなぁ」
私と一緒じゃないと寝られないだろうと思ってたんですが、いつのまにか大きくなってたみたい。
2泊3日くらいだったらママがいなくても平気だよ、と次女談。(母、ちょっとさみしい)
旦那さんは様子を見に行けるのは渡りに船なので、もちろんOK。
ということで
上の子:私と一緒に私の実家
下の子:旦那と一緒に義実家
4人家族なので子どもを二手に分けての年越しになりました。
義実家への父子帰省は何歳からだったらOKなのか?
私は父子帰省をするにあたって、あとから文句を言われるのがとても嫌だったんですよね。
旦那から「やっぱり無理だって言ったじゃん」も嫌。
姑から「大変だったのよ」も嫌。
だからということもありますが、ノンストレスで父子帰省に行ってもらえるのは小学2~3年くらいからではないかと思っています。
父子帰省って、賛否両論ありますよね。
年配の方になるともう、父親が一人で子どもを連れているということ自体に違和感がある方も多いですし、父子で来られても迷惑に感じる場合もあるでしょう。
・母親が来なかったら子どもの世話をしなければいけない
・母親がいないのは不自然だ
・母親が来なかったら家事が増えるだけで手伝いの手がない
父子帰省される側にとっての不満点はこのようなことだと思うんですが、母親がいないことの不自然さや違和感を持ち出されるとどうしようもないけど。
「子どもがいるのに父親が世話をしないから祖父母の手間が増える」
これに関しては、子どもの年齢が上がるだけですべてが解決します。
2歳や3歳の小さい子だったら我慢できなくて泣いて主張することでも、小学生になれば言い聞かせて納得させることができます。
自分のことを自分で完結できるようになるので、手がかからなくなります。
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もし旦那さんの家事量を増やすのが無理だと感じるなら、あと数年待ってみると非常に円滑に父子帰省ができるようになるんじゃないでしょうか。
もちろん、家のことをよくしてくれる旦那さんなら、未就学児でも未就園児でも楽しく帰省できそうです♪
難しい性格だった場合でも、子どもさえ大きくなれば問題ないことがほとんど!
父子帰省をしたときの低学年のこどもの感想は
(‘ω’)「楽しかった~♪またパパと行きたい!」
帰宅そうそうに、とっても楽しそうに話してくれました。
旦那さんに聞くと、ご実家ではしっかりとお手伝いをし、自分のことは自分でがんばり、とても良い子で過ごせていたとのこと。
私としては、下の子と離れて夜を明かすのは幼稚園のお泊まり保育以来初めて。
嬉しいのはもちろんだけど、少し寂しくも感じる微妙な感情。
今回は上の子が一緒だったので、完全に1人になったわけではありません。
そのためか、私の生活はほとんど変わらず、変化のない生活を送っていました。
羽の伸ばし方が、いまいち思いきれてなかったのかもですね!
義実家に父と子だけの帰省について姑に言われたこと
わが家の場合は子どもがもう小学生になっていて、子どもの世話に関して迷惑をかけることはないと分かっていました。
おとなしいタイプの子なので、一緒に遊ぶにしてもそこまで疲れることもありません。
だから義母からは特に何も言われることはなく、むしろ「帰ってきてもらってもいいの?」という感じ。
父子帰省を申し訳なく思っているような雰囲気でした。
なんなら「私のことは気にしなくていいから、今回の帰省は無理しないでいいのよ?」と言うほど。
父子だけでの帰省に、悪い印象はまったく持っていないみたいでした。
プレジデントウーマンの記事ではこんなふうなことが。
近年は親の世代でも、子の配偶者=家族という実感が薄れてきています。
お嫁さんは家族の一員であると同時に“お客さん”なのです。
もう少し若い世代では、完全に“家族ではなく客”という意識になっているはずです。
引用:https://president.jp/articles/-/31387?page=2
接する機会は少ないですが義母との仲は悪くなく、むしろ円滑な関係を築けているとすら思っています。
が、私は義母に家族と思われている意識はまったくないし、私もそうは思っていない部分があります。
義母が思う家族は旦那さんまでで、孫すらも完全な家族とは思っていないはず。
私のことなんて言うまでもないですね。
そのため、久しぶりに息子の顔が見れて、手間のかからない孫の顔も見れて、少し気を使う嫁は来ない。
しかも嫁が来ない理由は義実家を嫌がっているわけではない。
考えてみれば何も言うことなんてないですね!きっと義母は楽ちんだったことでしょう。
私の実家への父子帰省だとまた話は違いますが、義実家への父子帰省であれば、双方ウィンウィンですね!
まとめ
・子ども自身が、自分のことを自分でやれるようになってからだと父子帰省はやりやすい。
・父親ととても仲良くなって帰ってくる
・義母と孫の関係も良くなっている気がする
双方の性格にもよりますが、できるようならバンバンしたほうがいいと思います!
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