毎年10月27日~11月9日までは読書週間。
涼しくなったこの季節、本を読むには適切な気候です。
普段は本を読まない小学生も、この時期なら読みやすいんじゃないでしょうか。
(T_T)「本、苦手であんまり読まない…」
そんな本嫌いな小学生でも読みやすい、読みたくなるおすすめの本を、読書週間の由来なども含めてご紹介します。
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読書が苦手な小学生でも読みやすい!きっとハマるおすすめ本
「子どもが活字離れしている」なんて言葉は、もうかなり前から聞いてるような気もしますね。
「漫画でもいいから文字を読ませなきゃ!」
そう思っている親御さんも多いんじゃないかと思います。
ただやっぱり、漫画と本では使われている語彙がちょっと違ってるんですよね。
マンガだけではなく、やっぱり本も読ませたい!
10月下旬からは過ごしやすい気候に加え、読書週間もはじまります。
まずは読みやすい本から、手にとるところから始めてみてはいかがでしょうか。
山田県立山田小学校シリーズ
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山田島にヤマダノドン!? (山田県立山田小学校) [ 山田マチ ] |
『山田県立山田小学校』シリーズとして、何冊か発売されています。
対象は、小学校3年生~という感じでしょうか。
漢字にフリガナがふってあるので、読書が好きなら低学年でも十分に読んでいけるかなと思います。
この本、例えるなら「難しくなったかいけつゾロリ」というイメージ。
1ページの文字数は、少し多めです。
登場人物が面白いですし、子どものツボにハマるポイントが何箇所もあります。
うちの子はいちいち、「ママこれ見てよ~」とクスクス笑いながら見せに来ます。
平成うわさの怪談シリーズ
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死神から買ったマフラー (平成うわさの怪談) [ 木暮正夫 ] |
『平成うわさの怪談』シリーズということで、20冊以上続いている人気な本。
怖い話、小学生は好きですよね。
漢字にフリガナはついてますが、文字数や内容的には中学年~という感じでしょうか。
15ページずつくらいの、オムニバス形式になっています。
数ページごとに挿絵がありますが、怖い話だけに、お化けの絵です。
中にはマンガが挟まれていたりと、子どもが読みやすい工夫もあるなーと思う一冊。
ちなみにこちら、うちの子は一時期ものすごくハマりまして、内容を覚えて友だちに話すネタにしていたようです。
科学探偵 謎野真実シリーズ
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科学探偵VS.学校の七不思議 (科学探偵謎野真実シリーズ)[本/雑誌] / 佐東みどり/作 石川北二/作 木滝りま/作 田中智章/作 木々/絵 |
こちらは最近発売され始めた本。
『科学探偵 謎野真実』シリーズということで、2018年の秋に5冊目が発売されます。
上記はそれの一作目。
転校生の謎野真実くんが、いろいろな事件を解決していくっていう子ども向け推理小説。
文字数が多いので高学年向きですが、活字慣れしていれば低学年でも読めるかなと思います。
こちらはですね、ぜひ理系の子に読んでほしい!
「科学探偵」というだけあって、事件のトリックがすべて科学の知識に基づくものなんです。
もちろん小学生向けの本なので、「月が欠ける秘密」とか「トリック写真の撮り方」とかそんな感じですが、けっこう勉強にもなります。
一冊に7話前後に分かれていて、それぞれが「事件編・解決編」で構成されています。
10歳までに読みたい世界名作シリーズ
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あしながおじさん ある日、すてきな出会いがおとずれる! (10歳までに読みたい世界名作) [ アリス・ジーン・ウェブスター ] |
こちらは何作も出ている人気シリーズ。
原作を子ども向けに編集して、読みやすい長さにしている本です。
文字も大きめで、1ページの文字数も少なめ。低学年向けの本です。
普通に名作を読ませようとしても、なかなかページをめくる手が進まない子ども。
このシリーズだったらなぜか読み進めるのが早くて、その理由は挿絵!
見ての通り、絵が最近っぽくてかわいいんですよね。
女の子の場合は、可愛さに惹かれて読み始めるってことも多いように思います。
日曜日シリーズ
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図書室の日曜日 遠足はことわざの国 (わくわくライブラリー) [ 村上 しいこ ] |
こちらは『図書室の日曜日』シリーズとして2冊、他にも同じ作者で「~~の日曜日」という本が十数冊出ています。
「理科室の日曜日」「給食室の日曜日」「音楽室の日曜日」「図工室の日曜日」などなど。
どのお話も、子どもたちのいない日曜日の学校はちょっと違うよーみたいな内容です。
例えば図書室日曜日の場合は、本や本の中の登場人物がガンガン動き始めるんですね。
時計持ったうさぎやら、赤ずきんちゃんやら、桃太郎やら、のっぺらぼうやら。
この人たちが、いろんなところを旅するっていうお話です。
ちょっと勉強になる知識も入っていて、親的にはけっこう嬉しい本です。
高学年にはちょっと簡単すぎるかなと思うので、3年生くらいまでの子向けです。
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ミルキー杉山の名探偵シリーズ
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いつのまにか名探偵 (ミルキー杉山のあなたも名探偵) [ 杉山亮 ] |
こちらはうちの子がドハマリしたシリーズ。
古くからあるシリーズなので、ご存知のパパやママも多いんじゃないでしょうか。
主人公はミルキー杉山。探偵です。
一冊に3話前後の事件が入っていて、事件編と解答編に分かれています。
ほぼマイページに挿絵があり、文字数もかなり少ないので低学年向き。
ひらがなが多いので、本が好きなら幼稚園児でも読めるんじゃないかと思います。
表紙の裏に、作中で登場する地図が書かれていたり、ミルキー杉山からの宣戦布告があったり。
楽しんで読み込める工夫があります。
迷宮が丘シリーズ
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迷宮ケ丘(7丁目) 虫が、ぶうん [ 日本児童文学者協会 ] |
『迷宮が丘』シリーズは、1丁目から始まり9丁目、0丁目まである人気シリーズ。
20ページ前後のお話が、オムニバス形式で入っています。
文字数多めで挿絵が少ないので、高学年向きかなと思います。
内容は、どちらかといえば女の子の方が好きそうな気がします。
なんだろう、『世にも奇妙な物語』のような感じのお話が多いです。
怖いお話っていうよりは、奇妙な、不思議なお話が集まってます。
読書週間の由来は何?秋の読書感想文コンクールもあるよ
読書週間は、1947年に始まりました。
「読書によって平和な文化国家をつくろう」という目的のもとに、出版社や書店、報道機関によって開催されました。
この時期は、小学校でも朝の読書会があるなどして、本の大切さを知るための行事が行われています。
そして、この時期に合わせて、企業などが主催する読書感想文コンクールなども開かれます。
お気に入りの一冊を見つけたら、感想文に挑戦してもいいかもしれません。
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