男の子家庭にとっては大きなイベントでもある、五月の節句。
男の子が生まれると、こいのぼりや兜を購入してお祝いをしてあげたいと思いますよね。
ですがこの先々のことを考えると、転勤族にとって大きなものを購入するのは躊躇してしまうもの。
転勤族が五月人形をどのように選べばいいのか?
子持ち転勤族視点で、行事ごとに使うものの選び方をまとめてみました!
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転勤族はどのように五月人形を選ぶべき?
転勤族がなぜ五月人形を選ぶ際に迷うかって、今後も引っ越しがあって、どのくらいの規模の家に住むことになるのかが分からないから。
転勤族が住むことになる家って、だいたいは規定が決まっています。
家賃の限度額が決まっているのか、広さ規定があるのかはマチマチですが、一般的には都市部になればなるほど広い家には住みにくくなります。
どちらかというと、コンパクトに暮らすことを前提としていなければいけません。
大きい家なら何も気にせずに置けるサイズでも、今後を思うとちょっと怖いんですよね。
置く場所もさることながら、収納場所の確保もやはり重要。
棚に詰め込んでおけばいいというものでもないので、必要なものが増えたとしても収納スペースは必要。
そう考えると、転勤族には転勤族にあった選び方があると思うんですね。
五月人形は省スペースなコンパクトサイズにしておいて損はない
(‘Д’)「五月人形は立派で堂々としたビッグサイズがいいんじゃいっ!」
そう思う方にとってはなんだそれ案件ではあるんですが、いうても転勤族ですしね。
個人的には、生活スペースを犠牲にするほどの存在感は、五月人形には不要なのではないかと思っています。うむ。
最近ではマンション住まいの方も増え、昔からあるような大きな五月人形を置ける家庭は少なくなってきました。
こいのぼりだって兜だって、旧家にあるような本格的なものって、博物館にでも行かないと見られなくなってきていますしね。
マンションや賃貸住宅にでも置けるようなコンパクトサイズな五月人形は、いまや手足の両手を使っても選びきれないくらいの選択肢があります。
小さいものなら15センチ四方のものから、少し大きめなら30センチや50センチのものも。
自分の家の持ち物の量と相談しつつ、どんな家に引っ越しても負担にならない大きさを選ぶといいかなと思います。
鯉のぼりはマンションによって禁止されている場合もある
マンションによっては、ベランダの柵に何かを取り付けることがNGの場合もあります。
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今住んでいる家では大丈夫でも、次の引越し先ではせっかくの鯉のぼりが無意味になってしまうことも。
どのくらい今の地域にいられるのかなどのスパンも考えながら、どういう組み合わせを選ぶのかを考えなきゃですね!
転勤族なわが家の節句の飾り物
わが家の場合は男の子ではなく女の子なので、雛人形パターンですが……。
一応はマンション用の3段になっている雛人形を、祖父母が購入してくれました。
ケースに入っているもので、箱を開けて飾るだけという簡易なもの。
今住んでいる家ではなく、前に住んでいたところに合わせて買ってもらいました。
マンション用なので決して大きくはありません。
が、以前の家よりもかなり小さくなってしまった今のマンション。
コンパクトサイズとはいうものの、やはり収納場所や飾り場所が負担になってしまっています。
「引っ越しの間までのガマン!」「今だけだから!」とは思うものの、もう少し小さいものでも良かったなぁという気はします。
転勤族が思う五月人形の選び方の基準
さて、わが家の節句の飾り物の失敗を思い返しましてです。
転勤族は、住む家によって家具を変えるという方もいるかなと思います。
でも思い入れがあるというか、ずっと持っておきたい家具もあると思うんですね。
例えばそういう棚があるとして、「その棚に置けるかどうか」というのをサイズ選びの基準にするのも、1つの方法かなと思います。
最近の五月人形は高さも様々。
「この棚は引っ越しても持って行くから、ここに置こう」という基準があると、置き場所に困ることは少なくなるのではないかと思います。
季節外にしまっておくための収納ケースは、がっちりしたものがおすすめ。
収納するときに上に物を置いても問題ないくらいに、しっかりとしたもののほうが安心です。
ついでに言うならば、収納するときに中の兜などが動かないように固定できるものだとさらに安心です。
アクリルケースのものは、転勤族が選ぶことの多いかなと思います。
一般的に五月人形は、父方の祖父母が買ってくれることも多いですよね。
広い家に住んでいる方や、古くからの慣習を大事にしている方だと、立派なものを買ってあげたいと思うかもしれません。
ありがたいことではありますが、やっぱり困ってしまいます。
祖父母の意向も大事ですが、物理的に置けないものは置けないし、困るものは困る。
五月人形購入の申し出があった場合は、正直にサイズの指定はしておいたほうがいいかなと思います。
お互いの妥協ラインを見つけるためにも、いくつか一緒に見てみるといいかもしれませんね。
まとめ
最近は本当にいろんな五月人形が増えていて、コンパクトサイズでもステキなものがたくさんあります。
大きさと子どもに対する思いが比例するわけではないので、飾りやすさや収納しやすさを重視していいのではないかと思います。
端午の節句は別名「菖蒲の節句」
五月人形ももちろんですが、他にも子どもへの願いを込めた風習がたくさんあるので参考にしてみてくださいね!
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