夏休みなどの長期帰省のときは、息子が嫁と孫を連れて帰ってくるという方も多いかなと思います。
いつもとは違って騒がしくなるし、人数が増えると通常の家事の負担も数倍に。
そんな中、戦力に考えていたお嫁さんが手伝わなかったり何もせずにダラダラとしていると、姑の立場としてはイライラが募ることと思います。
さて、私は「嫁側」の立場でして、多くの嫁と同じようにお義母さんには頭があがりません。
そんな嫁側の私から「こんな気持ちでいます」という嫁目線を。
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帰省しても嫁は全然手伝わない!その理由は何?
以下、あくまでも「嫁としての私はこう」という個人的な気持ちです。
全ての人には当てはまらないと思いますので、「こう考えている嫁もいる」という前提でお願いします。
( ー`дー´)「帰省してきても嫁が全然手伝わないのよ!」
( ー`дー´)「忙しいばかりでこんなのだったら息子と孫だけで良かったのに!」
ネット上ではこんな話題もチラホラ聞こえてきまして、これはもう悲しい限り。
なぜ手伝わないのか?
その理由は簡単で、要するに「何をしていいか分からない」という状態だからです。
私、今でこそ結婚して10年たつので旦那の実家の備品の配置とか、予備がどこに置いてあるかとか、少しづつ把握はできてきてます。
義実家ルールというか、「こうされたら嫌がるだろうな」っていうのが分かってきます。
でも、結婚したてって本当に分からなかったんですよ。
何をしたらいいのかっていうよりは、何をされたら嫌なのかが分からない。
下手に動くと嫌がられちゃうかもしれないし、嫌だと思っても言ってくれないかもしれない。
そう思うと、近づけなくなっちゃうんですよね。
その結果、所在なく座っているだけになっちゃうというか。
無意味に子どもにちょっかい出したりとかね、挙動不審になったりするわけですね。
特に台所は女性にとって「私の城」的な感覚がある方も多いですし、近づきにくい場所でもあります。
(´・ω・`)「忙しそうにしてるなぁ…」
(´・ω・`)「何か手伝いたいけど、何すればいいんだろ…」
何も手伝わないで、嫌な嫁だわ!そう思ったときは、少しだけお嫁さんの様子をうかがってください。
もし気まずそうにしていたらそれは、「手伝いたいけど手伝えていない状態」です。
何かして欲しいことを言ってあげると、おそらく嫁的にかなり助かることと思います。
嫁が帰省しても何もしないときに嫁は何を考えてる?
嫁が義実家に帰省した場合の行動パターンは
・エプロン持参の勢いで姑よりも家事をする
・手伝ってと言われたことを手伝う補佐的役割
・最低限のこと(子どもの世話など)だけする
結婚して当初は、聞いてみて手伝ってと言われたことをしていました。
が、今はわりとガッツリと家事をして、お義母さんが補佐的になっています。
これはおそらく、義母の年齢によるものだと思います。
それほど若いわけではないので、「息子家族が帰省する」というだけですでにしんどそうなんですよね。
って言っても、自宅にいるよりは家事の負担は大きくありません。
大人の女性が二人いると分散されるので、そこまで苦痛に思ったことはないですけども。
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「何もしない」というのがどこまで何もしないのかは分からないですが、「姑にやらせときゃいいじゃん」な嫁は少ないと思います。
多くの場合は、
・遠慮し合う(手伝いましょうか、いいわよ座ってて的な)のが嫌になった
・家事に手を出すのが嫌なんじゃないかと思っている
・かなり打ち解けて自分の実家のように思っている
こんな感じで、悪意があることなんてほぼないんじゃないでしょうか。
言わないでも伝わるとか、遠まわしに言えば察してくれるというのは、伝える側の怠慢です。
「何もしてくれない」と思うのであれば「〇〇をして」と言われたほうが、嬉しい。
積極的にやってほしいことを言ってくれたほうがいいし、触らないで欲しいところがあるのならそれも伝えてくれたほうがいい。
お互いにお互いのルールを知らない状態なので、察するほどの情報量がないんですよね。
わが家の場合、何度目の帰省のときだったでしょうか。
「ご飯は作って。そのかわり、後片付けは全部するから」と言われました。
子どもが食べるものの好みが分かりにくいっていうのもあったのかもしれません。
でもそういうふうに言ってくれたほうが、私としては助かったんですよね。
息子よ、お前も働け!と思うことはある
うむ、でもやっぱり、旦那さんに対しては「お前も動けよ」と思うこともある。
息子さんを悪く言うのは非常に申し訳ないことではあるものの、お義母さんもきっと若い頃にお義父さんに対して同じことを思っていたはず。
動かざること山のごとしですよね、固定されてんのかなって思う。
帰省のときの嫁はいらないと思わないで!よりよく使ってください
大人になってから出会って、しかもけっこう上下関係がある状態。
「付き合っていかなきゃ」という枷があるし、それでも人間だから合う合わないはあります。
でも基本的に、うまくやっていきたいとお互いに思っているはず。
帰省のときの嫁姑問題が話題になるのは、必要なことなのに「思っているけど言わない」ことが多すぎるからじゃないかと思います。
嫁にしてもそうだし、お義母さんにしてもそうだろうと。
旦那の実家に最初から、ホイホイとダラケに行こうと思っている嫁はいません。
「グウタラできるぜ!ひゃっほい♪」な嫁は、逆に大物。
嫁としては、「帰省にお前なんていらねぇよ」と思われるのは非常に悲しい。
うまく使っていただけたら、お義母さんも楽になると思うんですよね。
子どもと一緒に庭の掃除だってやるし。掃除機だってかけるし。
帰省した嫁はお客様か否か
いろんな方のいろんな意見があるんでしょうけど、私は帰省する自分をお客様だとは思ってないです。
一応家族だし、年配ですしね。
そのかわり、わが家に義母が来たときも、お客様風ではないです。
お茶碗洗ってもらうし、洗濯物も干してもらうし。
この辺の意識が、お互いに合っているかどうかでもまた違ってくるのかなとも思います。
まとめ
結婚したては特に、嫁はかなり恐縮しています。
だから動けないこともあるし、何をしていいのか分からないこともある。
そんなときは遠まわしに言わず、直球で「〇〇してくれる?」と言ってもらうと助かるなと思います。
嫌な部分に対しては「ここは自分でやりたいのよ」と言っていただけたら。
という、嫁側のたわごとでした。
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