小学校の夏休みの自由研究で体験内容のまとめ方!ポイントとコツを伝授!

小学生の夏休みの宿題の正念場といえば、自由研究。

「何を研究するか?」でも時間がかかりますが、その研究をまとめるにも時間がかかる!

それでもまだ、実験などであればまだ分かりやすいんですよね。

ただ「体験系の自由研究」は、子どもも親もどうやってまとめるかに頭をひねることもしばしば。

困ったときのために、小学校の自由研究で体験をしたときのまとめ方についての紹介です!

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小学校の自由研究で体験を内容にしてもいいの?

・工場見学などの体験

・実際に何かを作った体験

・職業体験

・アクティビティなどの体験

一口に「体験」と言っても、子どもが夏休みにできる体験はさまざまで種類も豊富です。

イベントとして「○○体験実施中!」な施設も増えるので、ひと夏にいくつかの体験はできてしまうんですよね。

ただ遊んだだけの体験でも自由研究になるの…?

そもそも自由研究は、子どもが自由に多様な事項を探求すること。

学校の授業では得られない、その子の個性から生まれる「これって何だろう?」「なんでこうなるの?」を探求するためのものです。

そして

子が実際に研究対象をじかに見て、じかに触れる「体験型」であったほうがよい。

引用:プレジデントオンライン『夏休みの自由研究で”親のレベル”がわかる』

体験型の自由研究がすすめられている理由は、その内容のオリジナリティが高くなるから。

自分で体験したことを自分の言葉で書くことで、その子だけの自由研究になり、読み応えができます。

どこかで見たことのあるような内容のものよりも、体験したものはそれだけでも価値があるのかもしれません。

体験内容は子どもに決めさせよう

自由研究においてもっとも重要なのは、子どもが興味を持っているかどうかということです。

自由研究のネタ本を見れば、簡単にできそうなものやなんとなく良い仕上がりになりそうなものはたくさん掲載されてます。

でも、子どもが本当に興味を持っているかどうかの熱量って、読んでいると分かるものでもあるんですよね。

夏休みには、いろんな体験をすることができます。

親が「これなら良さそう」と思う体験を選ぶのではなく、子どもが「これ何?」と興味を持ったものを選ぶようにするとよいのではないでしょうか。

自由研究は宿題なので期日に間に合うものを

とは言うものの、やはり自由研究は小学校の宿題です。

中には「今からそれやっても間に合わないじゃん…」というものを、子どもがやりたい!ということもあるかもしれません。

早めに取り掛かっていたほうが良いのはもちろんですが、子どもの進捗状況や題材選びに親が関与していく必要もあるのかなと思います。

特に低学年の場合は、長期間のスケジュールはなかなかたてにくいもの。

子どもが主体になりつつも、アドバイスをしていくほうが安全ですよね。

今から体験してたら間に合わない!そんなときは…

「今から体験してたら、新学期に間に合わない!」

そんな場合は、夏休みにすでに体験しているものの中から題材になりそうなものを見つけるのも良いかもしれません。

・旅行に行ったこと

・科学館や博物館に行ったこと

そんな中で、子どもが印象に残っているものを聞いてみてください。

チェック

自由研究をまとめるときは、写真があるととても便利。

夏休み中のお出かけなどのときは、写真を多めにとるようにしておくと後から役に立つかもです。

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小学校の夏休みの体験の自由研究のまとめ方

自由研究のまとめ方の基本的な構成は

・タイトル

・その研究を選んだ理由

・研究の方法と内容

・感想

・参考にした本や場所、人など

自由研究をまとめる見出しを考える

タイトル

まずは研究テーマになるタイトルを考えます。

ここでは、わが家が以前に行った『古墳ミュージアム』を例に挙げてみます。

志段味古墳群ミュージアムの小学生の楽しみ方と駐車場情報!【画像多め】
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普通に『古墳ミュージアムに行って』などでも良いですが、それだといまいちインパクトに欠ける面も。

ここは見る人の興味をそそるようなタイトルを考えてみるとどうでしょうか。

うちの子の場合、古墳ミュージアムに行って体験したのは勾玉づくりでした。

・古代の装飾品、勾玉づくりを通して

・古代人もやっていた?!勾玉づくり

・古代人はどのようにアクセサリーを作っていたか?

そこに行って、「これが印象に残っている!」というものを前面に押し出したタイトルにすると、関心を持たれやすくなるのではないでしょうか。

その研究を選んだ理由

今回の自由研究をしようと思ったきっかけについて書きます。

「親がやれと言ったから~」とならないために、子どもが選んだ体験にすべきなんですよね。

短くてもいいですし、学校の授業と関連を持たせられそうならそうしても良いかなと思います。

前述した『勾玉づくり』の例でいうならば

・歴史の授業で勾玉が出てきたから

・アクセサリーが好きで、昔の人の装飾品が気になったから

単純に、「気になった」というだけでも少し言い方を変えるだけでしっかりとした理由になります。

研究の方法と内容

自由研究の中で、もっともボリュームが多くなるのがこの部分。

そして、体験系の自由研究では、一番書きにくいのもこの部分ではないかなと思います。

ここでは

・体験の手順

・使用した道具

・気をつけなければならない点

などをまとめてみてはいかがでしょうか。

このとき、ただ黙々と体験をするのではなく、ぜひスタッフの方に話を聞いてみてください。

勾玉づくりの場合だと、使っていた石が古代人が使用したものとは別のものなんですよね。

削りにくいからという理由で、柔らかい石を選んだようです。

じゃあ、古代人が本当に使っていたのはどんな石で、硬い石をどのようにして勾玉の形にしていたのか?

実際に勾玉を作ってみると、「これでこんなに大変なら、硬い石だったらどれほど時間がかかるんだろう」と、経験に基づいた感想が出てきたりもします。

そうすると、わりかしその先の疑問が出てきたりするものなんですよね。

わが家の場合は

(‘ω’)「なんでこんなに大変な思いまでして、アクセサリーを作ってたんだろうね?」

そういうのもスタッフの方に聞いて判明したら、自由研究の良いネタになります。

研究を行った感想、分かったことなど

最後のまとめになるのがこの部分。結果になる部分ですね。

実験などの場合だと、「AはBだった、だからAは○○という特性がある」のような感じ。

体験の場合は、

・その体験をして自分がどのように感じたか

・得られたものはあったのか

そういったものをまとめていけばいいのかなと思います。

体験を通して疑問が出てきたら、それを調べた結果も一緒に記載してもいいですよね。

参考にした本や人、場所など

体験を行った場所の記載。

話を聞いたスタッフの方がいる場合は、自由研究に書いてもいいかを聞いてみるといいですね。

また、体験を通して調べ物をした場合は、その参考文献も書いておくとなおよいです。

見出しを分かりやすく目立たせながらまとめていく

学校によって、自由研究のテンプレートとなる画用紙が配布されたり、模造紙に書くと決まっていたりとさまざま。

どちらにしても、見出しを分かりやすく目立たせながらまとめていきます。

吹き出しを使ったり、写真を使ったりしながら、見る人が分かりやすいようにまとめていくのがポイント。

体験の自由研究の場合は、研究内容のところで写真を使うとより分かりやすくなります。

また、自分でイラストを描いてみるのもいいですね!

もしうまくまとめられないと思った場合は、無料の自由研究テンプレートを参考にしてみるのもいいかも。

≫≫マイクロオフィステンプレート『自由研究』

≫≫ちびむすドリル『自由研究のまとめ用紙』

まとめ

体験の自由研究は、本人にしか書けないオリジナリティのあるものになります。

実験と違って書きにくい思うかもしれませんが、印象深かったポイントを一つ決めて書くようにすると、他人から見ても分かりやすいものになります。

時間がない場合の自由研究はこちらも参考にしてみてくださいね。

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