だんだんと薄れてきているようにも思いますが、まだまだお中元やお歳暮の習慣は、若い世代にも残っています。
親せきや取引先などに、毎年贈っているという方も多いのではないでしょうか。
贈るまでも品物選びなどで迷うことも多いですが、贈った後に悩んでしまうことも。
それが「届いているのかどうかが確認できない!」ということ。
お中元やお歳暮が届いた旨の連絡がなく、きちんと手元に届いたか分からないときの対応についてまとめました!
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お中元やお歳暮が届いたらお礼の連絡はマナー?ない場合に考えられることは
一般的に、お中元やお歳暮をいただいてもお返しは必要ないとされています。
お世話になった人に贈るものなので、入学祝いなどと同様に「いただいたら返す」ということが不要とされているんですね。
しかしいただいたものへのお礼は、社会人のマナーとして必要です。
お中元やお歳暮をもらったことへのお礼は、単純に気遣いへの感謝というだけでなく、しっかりと品物を受け取ったことを伝える意味もあります。
だからこそ、お中元やお歳暮をいただいた時のマナーとして、「お礼状よりも先にまず電話で受け取った旨を伝える」というのがあるんですね。
さてですが、ときに、「お中元やお歳暮を送っているのに連絡がない」というケースがあります。
こういう場合に考えられることって、何があるんでしょうか。
お中元やお歳暮を受け取っても連絡は不要と思っている場合
一般的には、お中元やお歳暮を受け取ったら相手方に連絡をするものとされています。
ですがそれはあくまでも「一般的なマナー」であって、必ずそうしなければいけないというものではありません。
マナーは相手への心遣いが基本になっているので、そうするべきかどうかの感覚は千差万別です。
自分にとっての当たり前が、他人も同じように思っているかどうかは分からないんですよね。
もしまだ届いているであろう日から日数が経っていない場合は、1週間~10日くらいは待ってみるといいかも。
もしかすると手紙やハガキでのお礼状で、届いたことを伝えようと思っているかもしれません。
そうするとお礼状が届くのが1週間過ぎくらいになりそう。
しばらく待ってみてもいいですね!
お中元やお歳暮が相手に届いていない
考えにくいことではありますが、ないわけではなさそう。
まずは、贈り先の住所を間違えていないかどうかの確認をしてみましょう。
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合っているようなら、購入した店舗や配達業者に連絡を。
配送手続きをしたときの控えがあれば、配達番号から今どのような状況なのかを確認してもらえるかと思います。
確認をしてきちんと届いていることが分かれば、こちらからすることはないかなと思います。
お礼を言うか言わないかは相手方の気持ち次第なので、こちら側の義理は果たしたと思っておけばいいのではないでしょうか。
お礼を伝えるのを忘れている
お中元やお歳暮の品数が多い場合は、つい連絡をするのを忘れてしまったというのもよくあること。
しばらくは待ってみるといいかもしれません。
お中元やお歳暮が届いたかの確認はどうすれば失礼にならないか
「お中元やお歳暮を贈ったのに受け取りの連絡がこない!」
実家などの気心が知れた相手であれば「送ったけど届いてる?」を気楽に言えますが、距離感によっては言い出しにくいもの。
こちらから届いたことの確認をしてしまうと、お礼を要求しているようにとられかねません。
ですが送った相手からなんのリアクションもないと、こちらとしては不安になってしまいます。
お世話になっている方への贈り物なので、余計に心配になりますよね。
そんなときはまず、お店や配達業者へ届いているかどうかの確認を。
店舗に連絡すればいつ配送手続きがされたのかが分かりますし、配達業者に連絡すれば配達が終わっているかどうかが分かります。
もし届いてから間もない場合には、しばらく様子を見たほうがいいかも。
次に会ったときにお礼をしようと思う人もいるし、手紙やハガキでお礼状という形で連絡しようと思っている人もいるかもしれないです。
何かの手違いで配送が遅れているようであれば、その旨を先方に伝えることもできますね!
「お中元の品を贈ったのですが配送が遅れているようです。もうしばらくお待ちください」
などの一言があれば、実際に手元に届いたときにはきっと連絡をくれるはず。
もし手元に届いていることが確認できて、それでも連絡がない場合、私だったらそのまま何もしないかなと思います。
前述しましたが、受け取りの連絡は必須ではなくマナーの範囲内。
何をマナーだと思うかは人それぞれなので、それを強要することはできないかなと思うからです。
しかもお世話になっている目上の方への贈り物であればなおさら、こちらからアクションする勇気はないです。
それでもなんだかモヤモヤするという場合は、遠回しに聞いてみてもいいのかも。
もちろんその人との距離感によりますが、
「以前に送った○○ですが、こういう食べ方をすると楽しいですよ!」
「同じ配送会社でお中元の発送ミスがあったみたいなんですが、届きましたか?」
などなど。
親しい間柄なら嫌な受け取り方はされずに聞いてもらえるかもですね。
まとめ
お中元やお歳暮はそもそも、相手への感謝の気持ちを伝えるためのものです。
お礼が必要なものではないので、あまり神経質にならないようにしたほうがよさそう。
先方に届いていることが分かればそれで十分と思っていたほうが、モヤモヤせずにすむかもしれないですね!
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