プレゼントの定番と言えば、花。
敬老の日にも花をプレゼントしたいと思う方は多いのではないでしょうか。
おじいちゃんやおばあちゃんが好きな花を贈るのもいいですが、敬老の日の定番となっている花を知っておくのもいいですよね!
「敬老の日といえばこの花!」という定番と、おすすめの花の種類の紹介です。
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敬老の日にあげる花の定番は何?
敬老の日は9月の第3月曜日。
2019年:9月16日
2020年:9月21日
2021年:9月20日
毎年、9月の中旬です。
まだ暑さは残るものの、季節は秋ということで、敬老の日の花は秋の代表的な花である「リンドウ」です。
野山や草原に多く見られ、青や紫の花をつける秋の代名詞ともいえる花です。
・勝利
・正義
リンドウの花言葉は上記以外にも「あなたの悲しみに寄り添う」「悲しんでいるあなたを愛する」というものも。
リンドウが群生せず単独で育つ特性があることから、このような花言葉が生まれたといわれています。
なぜリンドウが敬老の日の花になったの?
母の日のカーネーション、父の日の黄色いバラ、ともにシンボルフラワーになった理由がそれぞれにあります。
もちろん敬老の日のシンボルフラワーがリンドウであるのには、いくつかの理由があります。
生薬としてリンドウが使われているから
リンドウの根は、昔から生薬として使われてきました。
「竜胆」と呼ばれることもあるリンドウの根は、「葉は竜葵(りゅうき:ほおずきのこと)に似ており、味は胆(きも)のように苦い」と中国で言われていたことが語源。
苦いほど良薬だと考えられており、消炎、解毒の目的で配合されます。
効き目の高い薬として重宝されていたことから、健康と長寿を願ってリンドウが敬老の日の花になったと言われています。
リンドウの花の色が紫だから
紫色は高貴な色とされています。
これは聖徳太子が官吏の位を『紫→青→赤→黄→白→黒』としたことから。
尊敬する人に身に着けてもらう色だったことから、敬愛すべきおじいちゃんやおばあちゃんに贈る花として、紫色のリンドウが敬老の日の花になりました。
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敬老の日に贈る花のおすすめの種類は?
リンドウも含めまして、敬老の日に贈るおすすめの花の種類をまとめてみました!
プレゼントとして定番の花や、敬老の日にぜひ贈りたい花言葉の花の紹介です。
胡蝶蘭
・清純
・幸福が飛んでくる
プレゼントの定番になっている胡蝶蘭。
何よりも「幸福が飛んでくる」という花言葉が、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんに贈るのにピッタリですよね。
もともと胡蝶蘭は、3月~5月の春先に咲く花。
ですが現在では、1年を通して見られる花になってきています。
豪華で見栄えするので、年配の方に向けてのプレゼントにもピッタリです。
センニチコウ
・不朽
・色褪せぬ愛
・不滅
かつては「千日間でも咲き続ける」と信じられており、そこから「センニチコウ」という名前がつきました。
不朽や不滅などが花言葉になっているのは、こういった理由があるからですね。
ブリザーブドフラワーにしても色があせにくいと言われており、花の色を保ち続けるのも「元気でいてほしい」という願いに重なります。
カスミソウ
・感謝
・幸福
・親切
花束やアレンジなどには欠かせないカスミソウ、花言葉はどれもプレゼントにピッタリのもの。
「感謝」や「幸福」といった花言葉は、気持ちを伝えるのに適していますよね。
他の花を引き立たせて支えていることから、「私をささえてくれてありがとう」の意味にも。
他の花と組み合わせて贈るのもいいかもですね。
シコンノボタン
・ひたむきな愛情
・平静
・自然
ノボタンの一種で、秋から冬にかけてたくさんの花を咲かせます。
花びらが落ちるのは早いですが、花をたくさんつけるため長く楽しめるのが特徴。
濃い紫が気品を感じさせます。
バーベナ(赤、ピンク)
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・団結
・家族の和合
赤とピンクのバーベナは、家族に贈るのにぴったりな花言葉ですが、他の色はネガティブなものもあるので注意です。
紫色は敬老の日におすすめな花の色ですが、紫のバーベナは『あなたに同情します』とう意味が。
あえてプレゼントするのはやめておいたほうがいいかもですね。
小さな花が傘上に集まって咲くので、人々の結びつきのシンボルともいわれている花。
初夏から秋にかけて、花屋さんなどで見ることの多い花です。
敬老の日に贈る花はブリザーブドフラワーもおすすめ
キレイに咲いたままの状態を長く楽しめるブリザーブドフラワーも、敬老の日のプレゼントにはおすすめ。
長期間元気に咲き続ける姿は「ずっと元気でいてね」のメッセージにもなりますし、何よりも管理の手間がかからないのはポイント高し。
鉢植えの世話が苦手な方もいますし、毎日の水替えを億劫に感じるかもしれないですしね。
ブリザーブドフラワーは生花と違い、特殊な染料を使って独特な色を出すこともできます。
おじいちゃんやおばあちゃんが好きな色の花を選んだり、飾りやすいデザインのものを選んだり。
持ち運びもしやすいので、気軽に楽しんでもらうことができそうです。
まとめ
一般的には「菊の花は贈らないほうがいい」と言われていますが、素敵な花言葉できれいなキク科の秋の花って多いです。
ネガティブな花言葉のものや、贈らないとされているものは避けたほうが無難ですが、一番いいのはおじいちゃんやおばあちゃんが好きな花を贈ること。
感謝や元気でいてほしい気持ちが、きちんと伝わることかなと思います。
「どんな花が好き?」と一緒に話してみてもいいですよね。
ぜひ、気持ちのこもったお花をプレゼントしてあげてください。
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