お中元やお歳暮が届いたら連絡をするのがマナー?お礼の方法一覧

最近はお中元やお歳暮を贈らない人も増えてきたとは言うものの、実際のところは「お中元やお歳暮を送っている人の割合は約4割」と言われています。

若い世代ではほとんどいないんじゃないの?と思われがちですが、20代でもけっこう多く、一般的なイメージほど廃れてはいない風習なのかなと思います。

積極的に贈ろうと思わなくても、義実家や親戚、取引先などからいただくこともあるかもしれません。

お中元やお歳暮をいただいたときに「届きました」の連絡って必要?不要?

気になるマナーをまとめてみました!

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お中元やお歳暮をもらったら届いたという連絡は必要?

お中元やお歳暮は、お返しがいらない贈り物です。

そもそもがお世話になった人への感謝の気持ちとして贈るものなので、もらったとしても、品物を贈り返す必要はないんですよね。

なかには「もらったのだからお返しはしないと」と同じような価格帯のものを贈る人もいますが、本来は不要です。

ですが、お返しが不要であるからと言って、もらっても何もしなくてもいいかというと、そういうわけではありません。

もらったものに対するお礼の気持ちは、きちんと先方に伝える必要があります。

そしてそれよりもまず最初に、できるだけ早く届いたことを相手に伝えてあげるとより親切かなと思います。

この「受け取った旨の連絡」は、必ずしなければいけないものではありませんが、贈ってくれた相手方は届いたことの確認はしづらいもの。

「ちゃんと手元に届いたかな」「もしかしたら発送ミスがあるかもしれない」「住所が間違っていたのかも」

最近は発送ミスなんてほとんどないとはいえ、確認手段がなければ不安になることもあると思うんですね。

相手からの感謝の気持ちをいただいたのであればぜひ、受け取ったことをきちんと伝えるのが心遣いかなと思います。

お中元やお歳暮をもらったらいつまでに届いた連絡をする?

品物を受け取ったら、当日か翌日までに連絡をするといいですね!

送り主が気をもまないように気遣うのも、大切なマナーの一つ。

すぐに連絡をすることで、マナーのきちんとした人だという印象を与えることもできます・

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お中元やお歳暮が届いた連絡は電話?手紙?メール?

届いたことを伝えるのは、電話が一番丁寧です。

手紙だと先方に伝わるのにタイムラグがあるので、できるだけ電話で、もし不可能ならメールが良いかなと思います。

電話で連絡をする場合

相手が親戚なのか仕事上の方なのかで変わると思うので、適宜、言葉を変えてみてください。

・名乗る(会社の場合は会社名、部署名なども)

・担当者に代わってもらいもう一度名乗る

・お中元やお歳暮をもらったことのお礼

・気遣いの言葉

基本的にはこの順序で問題ないかと思います。

仕事上の方への電話文例

お世話になっております。○○の○○と申します。

今お時間を少しだけいただいてもよろしいでしょうか。

先日は、お中元(お歳暮)の品をいただきまして、誠にありがとうございました。

お気遣いいただきまして大変恐縮でございます。

まだ暑い日が続きますので体調を崩されぬよう、ご自愛ください。

取り急ぎ、お礼の電話をさせていただきました。

お時間をくださりありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします。

親戚などへの電話文例

ご無沙汰しております。○○です。

先日は素敵なお中元(お歳暮)の品をいただきありがとうございました。

とてもおいしそうな品で、家族ともどもとても喜んでいます。

まだ暑い日が続くので、お体には気を付けてくださいね。

またこちらにもぜひ遊びに来てください。

メールで連絡をする場合

メールでの連絡はカジュアルになってしまうので、相手によっては失礼になってしまう場合も。

電話での連絡が取れない場合や、電話が迷惑になるだろうと思う場合のみにしたほうが良いかなと思います。

メールでの連絡になってしまう場合は、

「何度かお電話させていただきましたが、お忙しいようでしたのでメールにて失礼いたします」

などの一言を添えたほうが、失礼になりにくいのではないかと思います。

手紙で連絡をする場合

電話やメールでの連絡は取り急ぎのお礼として、手紙はきちんとしたお礼状として渡すものとされています。

受け取った連絡として手紙を使うのは避け、電話やメールでの連絡後にお礼状として利用するようにしましょう。

手紙やハガキでのお礼状の書き方はこちらを参考にどうぞ!

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まとめ

お中元やお歳暮をもらったときは、「電話で受け取った連絡→手紙でお礼状」というのが丁寧。

電話でのお礼を苦手に思う方もいるかもしれませんが、いただいたことの感謝が伝わればそれで充分。

お礼を言われて嫌な気持ちになる人はいないと思うので、気負わずにリラックスしてかけてみてくださいね。

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