愛知県豊田市にある『猿投温泉』に子連れで行ってきました!
宿泊施設もあるんですが、今回は日帰りで温泉に入浴してぶらぶらしてっていうプラン。
私としてはかなり良くてですね、完全にリピするだろうという感じ。
ですが「子どもはどうなの?」ということで、子連れ猿投温泉日帰り入浴レポです。
スポンサーリンク
豊田市『猿投温泉』子連れ日帰り入浴レポ
猿投温泉といえば、まず特徴的なのは「100%天然ラドン温泉」であるというところ。
ラドンは「ホルミシス効果」を得られると言われているんですが、ホルミシスってなんだよと。
完全に初耳なこの単語なんですが
ホルミシスとは、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合には有害であるのに、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象です。
ラドン温泉では、微細な気体の原子が、細胞の働きを活性化させるといわれています。
療養効果の高い天然ラドン泉は日本国内では少なく、猿投温泉はけっこうレア。
それもあってか、『医者がすすめる奇跡の温泉』に東海三県で唯一選ばれたという由緒正しい温泉なんですね。ふむふむ。
猿投温泉は、豊田市の中でも長久手よりの場所。
山の上のほうにドカッと建ってます。
雰囲気のある感じ。こちらの「金泉閣」は宿泊施設。
ここらへん一帯が、小さな温泉街のようになっていて、規模が小さい下呂温泉街のような感じでしょうか。
お店は数件しかないので、キュッと小さくまとめたような感じですね。
近隣地図。
山を登ってくると左側の道にたどり着き、日帰り温泉は橋を渡った右側にあります。
お店があるのは左側。
後述しますが、この通りは非常に雰囲気がいいです。
いざ猿投温泉日帰り施設へ!料金や中の雰囲気は?
日帰り入浴の場合は、こちらの『岩風呂 金泉の湯』に入ります。
ホテルのほうには別の温泉があるようなので、こちらは日帰りの人がメインのお風呂です。
猿投温泉の入浴料金
大人:1500円
小人:300円
少し前までは子ども料金がもう少し高かったんですが、安くなりました。
大人は少し高い?と思うんですが、割引クーポンなどもいくつかあります。
・JAF
家族連れで行くと割引があるのとないのでは差が大きいので、ぜひクーポンをゲットしてください。
この値段の中にタオルも含まれていて、バスタオルとフェイスタオルがそれぞれ1枚ずつ貸してもらえます。
浴衣も無料で貸してもらえて、サイズも豊富。
3歳くらいの子が着られるような小さいサイズも、脱衣所に置いてあります。
猿投温泉の中はどんな感じ?子連れでも大丈夫?
猿投温泉は療養効果が高い温泉なので、基本的に年配の方が多いです。
スーパー銭湯などとは客層がまったく違うんですよね。
年配の方8割に、家族連れが2割ってところでしょうか。
それだけに、「遊べる」「楽しい」と感じられる浴槽はありません。
女湯であったのは、
・メインのお風呂(広くて岩場になってる)
・露天風呂(階段を上った先にあるので幼児は注意)
・サウナと水風呂
もともとラドン温泉は長湯するものではなく、短時間の入浴を繰り返すもののよう。
浴槽内に休憩できる場所はないので、飽きたらあがるっていう感じです。
浴槽内には、子ども用のイスはありますが、洗面器は大人用のもののみ。
シャンプーとトリートメントとボディソープは設置されていますが、洗顔フォームはなし。
でですね、こちらのお風呂は子どもにはそれほど楽しくはないと思うんですが、大人的にはめちゃくちゃ気持ちいいです。
サウナもなんか分からないけど、他のところだと3分もいられない私が10分いられて。
お風呂の温度もちょうどいいから、ついつい長湯したくなるくらいに良かったです。
わが家の小学生二人はそうそうに飽きてしまったので、少し早めに出ちゃいました。
浴槽に入ってすぐのところに、温泉水をくめる蛇口があります。
無料で持ち帰られるので、ぜひ水を入れる容器持参で!
この水自体は販売もされていますが、みなさん大きな容器を持ってきています。
猿投温泉に赤ちゃんは入れるの?
湯質が赤ちゃんに対してどうなのか?というのは分かりませんが、赤ちゃんもOKです。
注意書きに「おむつの赤ちゃんは、保護者がちゃんと管理してあげてね」的なことを書いてあります。
ただここの赤ちゃん用のイスは、背もたれがないタイプのもの。
ママが一人で赤ちゃんと一緒に入るのは、ちょっと大変かもなと思います。
あと、赤ちゃんグッズなど、近くに買える場所がありません。
スポンサーリンク
急に必要になったときでも対処できるように、多めに持ってきておいたほうがいいかもです。
猿投温泉の脱衣所の備品など
脱衣所には
・ドライヤー
・化粧水&乳液(2種類くらい置いてある)
・綿棒やくし、はぶらし
脱衣所自体は広いんですが、髪を乾かしたりお化粧をしたりするスペースは狭いです。
ドライヤーも、全部で5つか6つくらいしかありません。
お客さんの人数のわりには少ないかなという印象。
ですが、スタッフの方の掃除が行き届いており、建物は古いですがとても清潔。
「こっちがあいてるから、子どもさんの髪乾かしてあげて!」とか言ってくれる。うれしい。
猿投温泉日帰り施設内の休憩所や飲食店など
広くはない施設ですが、無料休憩所やレストランもあります。
おおざっぱにまとめると
・温泉
・無料休憩所
・マッサージ場所
・売店
・レストラン
レストランは1階にあり、けっこう広いです。
無料休憩所もありますが、この日は土曜日だったこともあり満員状態。
横になれる畳のとこと、掘りごたつのとこと、イスとテーブルになっているところ。
それぞれのスペースはそれほど広くないので、ゆったりという感じではありません。
掘りごたつスペースから見た景色。緑一杯で、とてもきれいです。
奥には売店もあり、特産品なども販売しています。一部分だけ道の駅みたいな。
売店ではアイスクリームや抹茶などを頼むこともできて、掘りごたつのところなどで食べることもできます。
ひとつ400円前後くらいなので、こういう施設にしてはリーズナブルなんじゃないでしょうか。
猿投温泉の周辺はどんな感じ?食事できる場所もあるよ
日帰り温泉でも、フロントに伝えれば履物を貸してもらって外に出ることができます。
これって画期的!でも周囲の雰囲気を見ると納得。だって、とってもいい感じなんだもん。
外を歩いた後にまたお風呂に入りたいっていう人も多いでしょう。
通りはこんな感じで、良い雰囲気。
食事ができるお店が2軒(中華料理屋さんと和食屋さん)ありましたが、この日は和食店のほうは貸し切りでした。
中華料理屋さんのほうは値段もお手頃で、観光地価格ではありませんでした。
そのせいか、まだ夕飯には早い時間でしたが人がけっこう入ってました。
こちらが和食屋さん。いい感じ。
無料休憩所もあって、飲食物の持込はできないようですが、誰でも利用することができます。
中に飲み物の販売機などはあります。
こんな感じの外観なので、場に溶け込んでます。
この奥には不動明王さんがいて、滝もあります。
滝の奥を回ると、元の日帰り温泉施設のほうにたどり着きます。
滝の近くもとても良い風景で、マイナスイオンドライヤーよりははるかに、マイナスイオンを感じる。(なんだ)
川のほうに降りることもできますが、この日はサンダルだったので断念。
それにしても、なんて雰囲気の良い場所なんだ!何度「雰囲気が…」と言ったか分からない。語彙が少なくなるほどには「良い雰囲気」でございました。
まとめ
子どもにとっては、いわゆる遊び場っていうのがないので、年齢によってはすぐに飽きてしまうかも。
でも外を見て回ることもできるし、ちょくちょくと休憩場所もあるので、わが家はまったく問題なしでした。
次は泊まりで、もっとゆっくりしたいと思う程度には良かったです。
温泉ではなくスーパー銭湯を探している方は、こちらもどうぞ。
https://ameno-ato.com/301.html
スポンサーリンク