大勢の前であいさつをする機会は会社だけではなく、子どもが通う学校や町内の行事など、役員になった場合には頻繁にあるものです。
場があらたまったものになればなるほど、一言や二言で終わらすことはできず、でも特に言いたいことがあるわけでもない。
「何を話して間を持たそうか…」
そんなときによく使われるのが、ことわざや名言を引用して行う挨拶。
学校や町内の行事で使いやすい、あいさつで使えることわざや名言を集めてみました!
例文も一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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挨拶に使えることわざや名言一覧
どのような挨拶の場かによって、選んでみてくださいね。
日々の心がけに関するもの
「先ず隗より始めよ」
「言い出した者が率先して実行すべきである」の意。
一致団結して物事を行おうと思うときなどに使える言葉。
例:中国の故事成語に「先ず隗より始めよ」というものがあります。
自分ができていないことを他人にさせようとすると、反感を買うだけでなんの効果もないことと思います。
私はまず自分が率先して動き、実行していく所存でございます。
「勤勉だけがとりえならアリと変わるところがない。何のためにせっせと働くかが問題だ。」
アメリカの思想家、ソローの言葉。
例:ソローというアメリカの思想家の言葉に「勤勉だけがとりえならアリと変わるところがない。何のためにせっせと働くかが問題だ。」というものがあります。
私は今回いただいたお役目を、精一杯務めたいと思っております。
ですがときにその懸命さが良い方向へ向かっていないときもあるかもしれません。
そんなときには皆様、どうかご指導いただけたらと思います。
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「すすんで持てば鉄でも軽し、いやいや持てば紙でも重し」
例:「すすんで持てば鉄でも軽し、いやいや持てば紙でも重し」という言葉があります。
同じことをするとしても、気の持ちようで楽しくもなり辛くもなります。
ご縁があって皆様と一緒にすることができるこのお役目、荷が重くはありますが、楽しく前向きに取り組んでいけたらと思っております。
皆様ぜひ、お力添えのほどよろしくお願いいたします。
「袖振り合うも多生の縁」
どんな小さな事、ちょっとした人との交渉も偶然に起こるのではなく、すべて深い宿縁によって起こるのであるという意味。
例:皆様の中には、初めて会う方や話したことのない方も多いことと思います。
ですが「袖振り合うも他生の縁」といいます。
ここで一緒にお役目をいただいたのもすてきなご縁ですので、ぜひ皆様で一丸となり、良い○○を作っていけたらと思っております。
「案ずるより産むがやすし」
あれこれと心配をするよりも、実際にやってみれば案外うまくいくものだという意味。
例:荷が重いお役目ではありますが、「案ずるより産むがやすし」という言葉もございます。
失敗を恐れて立ち止まるのではなく、まずは行動に移そうと思っておりますので、皆様、どうかご助言のほど、よろしくお願いいたします。
今後の抱負に関するもの
「木を見て森を見ず」
小さいことにとらわれて全体像が見えていない様子。
例:まだ未熟者ですので、この先「木を見て森を見ず」になってしまうかもしれません。
そんなときはどうか皆様、お声をかけていただきご指導いただけますよう、よろしくお願いいたします。
「笑う門には福来る」
いつも笑顔でにこやかにしている人の周りには幸せが訪れるという意味。
例:このような大役は私には荷が重く、正直に申しますと自信がありません。
しかし「笑う門には福来る」と申しますように、笑顔を絶やさず楽しくお役目をまっとうできたらと思っております。
「魚は頭から泳ぐ」
起点となる頭から徐々に体に影響していくという意味。
例:会長という大役をおおせつかり、身の引き締まる思いです。
「魚は頭から泳ぐ」という言葉があるように、皆様とともに良い方向へ進んで行けるよう、精進したいと思っております。
まとめ
良いことわざを見つけ次第、随時更新します!
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