七五三は子どもを持つ親にとっては、けっこう大きなイベントの一つ。
ではあるものの、最近は家族だけで行ったり写真だけで済ませたりと、だいぶ洋式はさまざま。
その家庭に合った形にだんだんと変わってきているのかなと思います。
だからこそ思う、「祖父母は七五三に呼ぶ?呼ばない?」
しかも遠方に住んでいる場合は特に、呼ぶべきか呼ばないべきか迷うんですよね。
さて、遠方に住んでいる祖父母に、七五三のときに声をかけるべきなのか?
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七五三に義両親を呼ぶべきなのか?というそもそも論
どれだけ仲が良いかにもよりますが、義両親と嫁の関係って、実家に比べると遠慮しがちな間柄。
呼びたくないとは言わないまでも、積極的に呼びたいと思う方はそこまで多くないのではないでしょうか。
ベビカムの調査によると、七五三に誰とお参りをしたかという質問に対して
・母方の祖父母:40%
・父方の祖父母:38%
祖父母を呼んでいるのは、全体の約半数。
実家も義実家もそれほど差はなく、どちらかに声をかけるならもう一方にも声をかけるという感じでしょうか。
ただし家族だけで七五三を行っている人も多く見受けられます。
七五三のような古くからある風習の場合は、地域によって「こうするものだ」という意識が根付いていることもあります。
今の30代~40代世代にはあまりそういうのってないですが、祖父母世代になるとけっこうあるんですよね。
七五三をあまり重視していないようであれば、呼ぶ必要はないのかもしれないですが、そうでなければ形式だけはきちんとしておいたほうがいいかもです。
と、単純に「呼ぶ」「呼ばない」だけで考えられるのは、祖父母が近場に住んでいるからこそ。
わが家は両方ともの実家が遠方で、義両親に関しては新幹線でも6時間近くかかるところに住んでいます。
そんな場合って、七五三には呼ぶの?呼ばないの?という。
七五三に遠方に住んでいる義両親は呼ぶべきかどうか
単純に、嫁の立場から「来てほしい」「来てほしくない」という以前に、遠方から祖父母を呼ぶ際にはいろんな問題があります。
・長距離移動して祖父母の体調は?
・交通費などの費用は?
・どこに何拍くらい泊まる?
私の場合、本音を聞き出せるほど義両親と仲が良いわけではなく、かと言って、声をかけないことにも罪悪感があるなという感じでした。
結果的にわが家の場合は、
・上の子のときは七五三に参加してくれた
・下の子のときは参加できず
下の子が「なんでおばあちゃん来てくれないの?」と残念がってはいたんですが、なんせ遠いので仕方ないですね。
で、遠方に祖父母が住んでいる場合の七五三で、気を付けるべきこと。
七五三には来れないだろうと思っていても声はかけるべき
(‘ω’)「遠方だし高齢だし、たぶん七五三には参加できないよね」
そう思っていても、声をかけるというのは最低限のマナー。
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実家には声をかけるけど、義実家には何も言わないというのは、やっぱりあとあと困ることもあるかもです。
こういうのって、子どもつてにバレちゃうものですしね。
どちらかが近場に住んでいて、もう一方が遠方に住んでいるという場合でも、片方にだけ七五三のお誘いをするというのはダメです。
遠方の義両親に私がした声のかけ方
そんなに参考にはならないかもですが。
ご都合いかがですか?
遠いですし無理強いはできないんですけど…。
もし難しい場合は、おばあちゃんとおじいちゃんに写真を送ろうねって子どもとは話してるんです。
「本当は行けないのに無理して来てもらう」というのが一番避けたいパターンなので、断りやすいように誘ってみました。
この声のかけ方で一度断られているので、それなりに断りやすいんじゃないかなと思います。
もし呼びたくないという場合は、「実家の都合も悪いし、遠方から来てもらうのも申し訳ない」という名目で、家族だけで行うのもアリかなと。
この場合は、どちらの祖父母も呼べなくなるので少しさみしいかもですが。
遠方から来る祖父母の服装
何を着ていくかについては、七五三に参加しているみんなである程度揃えておくべきなんですが、それは事前に伝えておくようにします。
遠方から来てもらう場合は、「服装を何にするか」というよりも、フォーマル服を持ってくるのが大変なんですよね。
きちっとした服装で遠距離移動はつらいですし、持って移動するにもかさばります。
こちらから、宅配してもらうように伝えておくと親切かもです。
こちらでレンタル服を手配しておくのもいいかもしれないですね。
遠方から七五三に参加してもらう場合の食事代や交通費
七五三の場合、祖父母からは現金を包んでもらうことも多いですよね。
そのため、基本的に食事代金はこちらが支払うことになるかなと思います。
遠方から来てもらう場合、交通費などでもお金がかかるもの。
夫婦でどのように負担するのかをしっかりと話し合って、対処するべきかなと思います。
「交通費なんて考えなくてもいい!」と言われるとは思いますが、声をかけておくことに意味があるのかなとも思ったり。
遠方の義両親が七五三に参加できないとき
日程や体調によっては、声をかけても七五三に来られないときもあります。
遠方ゆえに日帰りは難しいですし、忙しい場合はそれほど時間が取れないこともあるでしょう。
子どもはさみしい気持ちになるかもしれませんが、それはもう仕方のないこと。
きちんと理由を説明すれば、子どもながらに事情を理解できるんじゃないかと思います。
七五三に祖父母が参加できないときは、ぜひ写真を送ってあげてください。
わが家の場合は、義両親が下の子の七五三だけ参加できなかったんですよね。
義母が「いけない代わりに…」と作ってくれた着物を着て撮った、家族写真を送りました。
とても喜んでくれたし、なによりも子どもが「私のために作ってくれた!」「私の写真を送る!」と喜んでくれました。
まとめ
・遠方でも声はかけるべき
・遠方から来る費用については夫婦で話し合いを
最近では、家族だけで七五三をする人も多くなっています。
それでも、何も言わずにしれっと七五三をすませてしまうよりは、「家族だけでします」と一言あったほうがいいかなと思います。
遠方に住んでいると大変なこともありますが、ぜひ思い出に残る七五三にしてくださいね。
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