幼稚園年長の夏休みの勉強はどんなドリルや絵日記?おすすめの理由とは

子どもが幼稚園の期間って、ものすごく早いですよね。

ついさっきまで年中さんで赤ちゃんみたいだったのに、年長の夏休みになるともう、小学校入学を見据えなきゃになります。

「まだ早いかしら…」そう思う反面で、入学準備になにかしておかなきゃいけないのかもって思ったり。

第一子の場合は特に、周りの子の状況が分かりにくいだけに、何をしたらいいのか迷うことも多いんじゃないかと思います。

幼稚園最後の年長の夏休み、勉強はどんなことをさせていったらいいんでしょうか。

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幼稚園年長の夏休みには勉強が必要か?

小学校受験をする子はまた、違った勉強があるんだと思いますが、普通に公立の小学校へ入学する場合。

この場合は、「THE!お勉強!」という勉強はする必要はさほどないかなと思います。

足し算が他の子よりも早くできたところで、授業で習ってしまえばすべて横並びになります。

幼稚園の年長さんが入学準備を見据えて何かをするのであれば、それは「しつけ」の範囲内になるのかなと思います。

例えば

・椅子に一定時間座っていられること

・人の話をきちんと聞けること

・決められたことを守れること

「普通の事じゃ~ん」って思うかもですが、1年生の参観日に行くとできてない子ってけっこう多いです。

実際の勉強ができるかどうかっていうよりもむしろ、「勉強できる環境を自分で作れるか」っていう。

そちらのほうが断然、入学後には必要なスキルだと思うんですよね。

ただ個人的には「座って勉強をする時間」というのに慣れるのも必要かなと思ってます。

今までそういう習慣がない子が、入学して環境が変わるなか、いきなり「勉強します!」は辛いかもしれない。

年長になると、公文や幼児教室にいっている子もグンと増えますしね。

夏休みの時間があるときにこそ、勉強への慣れを作っておくっていうのは良いかもしれません。

未就学児がお勉強系の習い事をしている割合は?

ケイコとマナブのアンケート結果によると、未就学児の習い事ランキングは

1位:水泳 41.1%

2位:体操 26.2%

3位:英語・英会話 24.6%

4位:ピアノ 17.8%

5位:リトミック 12.9%

6位:学習塾・幼児教室 11.0%

データ引用:ケイコとマナブ2016年子どもの習い事ランキング【PDF】

こうやって見てみると「未就学児の勉強系習い事の割合ってそれほど多くないな」っていう。

この年代においては、勉強そのものよりも体を動かすことや楽しむことが重視されてるのかなという印象です。

幼稚園年長の夏休みにおすすめのドリルはある?

とは言うものの、「年長の夏休みなのに、何もさせないのは不安!」と思う方もいるかなと思います。

「勉強に遅れないために」というよりは、小学生になってからの「勉強する時間が一定ある状態」に慣れるためっていうほうが正しいかもです。

今までは幼稚園で遊ぶだけの生活だったのに、いきなり『45分×5時間授業』はどう考えても負担ですしね。

机に向かって勉強する習慣をつけておくと、きっと本人が楽だろうと。

そしてそういう習慣をつけておくのだとしたら、入学後のためになるもののほうが効率的だよねっていう。

現役小学生ママの私が、させとくと入学後がスムーズかなと思う内容のドリル。

ひらがなの練習

小学校に入ると、まずやるのがひらがなの練習。

一応は書き方から習うんですが、それと並行して音読の宿題も出るんですよね。

これって、ひらがなが読めるっていうことがすでに前提になってます。

んで、音読表には自分で自分の名前を書くように指導されるみたいですしね。

年長の夏休みにドリルをするなら、まずは読み書きからはいるといいかなと思います。

書くときにおすすめなのはこちらのドリル。

著者の方の字の教え方、幼稚園で配られる絵本の巻末にいつも出てたんですよね。

「ぴー」とか「くるっぴー」とか、擬音を使って字の書き方を覚えていくのが特徴的。

迷路やパズルのドリル

好き嫌いが分かれるかもしれませんが、「机に座って鉛筆で書く」習慣をつけるにはうってつけです。

一定時間考えることや、「できた!」が体感できるのが良さげ。

「なぞぺー」シリーズの年中~1年生バージョン。

わが家には5歳~3年生バージョンがあるんですが、少し難しいのではじめてなぞぺーのほうがいいかなと思います。

こちらは勉強っていうよりは、クイズやパズルに近いです。

大人でいうところの「平成教育委員会」的な感じをイメージするとわかりやすいかな。

わが家の下の子は、あんまりお勉強するのが好きではなくて問題集は興味なし。

でもなぞぺーはけっこうやる気になります。

というのも、「うーん…わかんない……(T_T)」からの「わかったー!!」が気持ちいいみたいで。

分かったときの喜びを、この歳で体験できるってすごいよなぁと思います。

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幼稚園年長の夏休みには絵日記もおすすめ!

最近の子どもは作文能力が低いって言われることがあるんですね。

活字離れもその原因の1つと言われていますが、何よりも「文章を書く」という機会がものすごく少ないんですよね。

読むことは国語の授業でもよくあるけど、書くことって少ない。

だから運動会の作文や読書感想文で苦労する子が多いんですよね。うちの子も同じ。

そういう作文能力をあげるためにも、年長の夏休みに絵日記を書くのはとってもおすすめです。

未就学児にはまだ文章を書くのは難しいので、

「誰が」「誰と」「どこに」「何をしに」「どう思ったか」

などなど、絵日記の文章欄のところに書いてあげているといいかもしれないですね。

ひらがなの勉強にもなるので、一石二鳥!

以前に、大岡史直さんの著書を読んだときにこんな事が書いてありました。

年長を目安に、毎日の出来事を話すとともに日記に書くという習慣も増やして欲しいと思います。

(中略)

ここで一番大切な事は、朝起きてから日記を書くまでの間、常に「今日は日記に何を書こうかな」と、ネタ探しをしながら1日を過ごす事にあります。

引用:『子どもはなぜ、「跳び箱」を跳ばなければならないのか?』大岡史直著

なにか書けることを探しながら一日を過ごすこと、そしてそれを思い出す作業。

これってけっこう重要なんじゃないかと思います。

小学校に入ると、友だちと遊んだり習い事を始めたりと、時間がなくなっていきます。

幼稚園の今だからこそ、ゆっくりと日記に時間を使えるのかなと思います。

まとめ

幼稚園最後の夏休みは、入学準備できる良い機会であると同時に、遊びまくれる時期でもあります。

たくさん遊ばせてたくさんの経験をさせて、空いている時間に椅子に座る習慣をつけるといいかもです。

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