行きたい美術展があっても、子どもを連れてとなると腰が重くなることってありますよね。
名古屋美術館には特別展と常設展があるんですが、常設展のほうには子どもが楽しめるような塗り絵コーナーがあります。
なかなか興味を持つ子も少ないであろう、美術鑑賞。
少しでも楽しめるようなきっかけを、ぜひぜひさせてみてはいかがでしょうか。
名古屋市美術館には子どもが楽しめる塗り絵コーナーがあるよ
名古屋市美術館は、白川公園内にある美術館です。
広い白川公園の中には、あの有名な名古屋市科学館がありまして、休日には人がたくさん訪れる場所。
イベントが行われていることも多いですしね。
とても良い場所にはあるんですが、美術館という場所柄、子どもが中に入っていくことは少ないんですよね。
ですが中に入ってみると、子どもが楽しめるような工夫もありまして、今回は子どもと一緒に塗り絵をしてきました。
住所:名古屋市中区栄二丁目17番25号
電話:052-212-0001
営業:9:30~17:00(金曜は20:00)
休館:月曜
名古屋市美術館の塗り絵コーナー
名古屋市美術館は、常時開催している常設展と、定期開催されている特別展があります。
美術館自体は、地下1階から2階までの3階構造。
1階から2階が特別展会場として使われていることが多く、常設展は地下1階にあります。
特別展のチケットを購入すると、常設展にも無料で入ることができます。
ちなみに、常設展の入場料は、中学生以下は無料です。
塗り絵コーナーがあるのは、常設展入り口に向かって左側。
地下1階の入り口から入ると、すぐに目に付く場所にあります。
ここの塗り絵は、「自由に紙をもらって書いてね」というタイプのものではなく、常設展に子どもが入らないと遊べない仕組みになっています。
ちょっと分かりにくいかもですが、
1、常設展示室入り口で案内を読んでから、塗り絵1枚とります。
塗り絵のもとになった作品を展示室でさがし、よく見比べてみましょう。
2、展示室の出口で、監視員さんに「塗り絵がしたいです」と伝えて、色えんぴつと参加者証を借ります。
参加者証をつけている間は、何度でも展示室に入れます。
塗り絵の題材になっているのは、常設展の中に飾ってある一枚の絵。
それを見つけて、色を確認しながら塗っていきます。
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塗る場所は常設展の外なので、何度も確認するために入場してっていうのを繰り返します。
そのために、参加者証を首から下げるようにしてるんですね。
絵には興味を持たなかった子どもでも、「見たままに塗ろう」という気持ちが出てくるのか、何度も行ったり来たり。
そういうところに飾られている絵って、当たり前だけど、色合いが複雑です。
借りられる色鉛筆やクーピーは単色しかないわけで、何色かを重ねて使ったりして工夫を始めます。
このときに配られた塗り絵の題材は、全体的に暗い色合いのもの。
でも単純な茶色や黒ではなく、微妙に赤が混じっていたり黄色っぽかったりと、とても複雑。
子どもによって、見え方が違うんだなと思えるほど、うちの子二人の仕上がりの塗り絵は違うものでした。
できた塗り絵は、係員さんに渡すと塗り絵コーナーの壁に展示してもらえます。
こういうのが、もう一度来てみようという動機づけになるのかもですね!
名古屋市美術館は子ども連れでも楽しい場所だった
名古屋市美術館は、子どもや赤ちゃん連れでも来やすいような設備が整っています。
・出入口はスロープあり
・エレベーターあり
・レンタルベビーカーあり
・ベビーシートあり
ベビーカーは、1階の入り口を入ったらすぐに受付があります。
その横にはコインロッカーもあるので、荷物がかさばる場合には入れておいてもいいかも。
ちなみにロッカーは、総合案内で専用コインを受け取ってから使用するようになっています。
大きな特別展が開催されているときに関しては、満杯になりがちなので注意です。
まとめ
子どもが小さいと敬遠しがちな美術館ですが、設備やイベントを考えると、美術館側としてはウェルカムなんだろうと思いました。
行きたいと思っているけど子どもは大丈夫かな…と思っている方、思い切って行ってみてはいかがでしょうか。
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