子どもが小学生のうちは、子ども会だけでなく、スポーツクラブやPTAなどなど役員が回ってくるものってけっこうたくさんあります。
小学校の役員だったら「小学校辞めます」とは言えないから仕方ないけど、子ども会やスポーツクラブなどの入会が任意なものは違います。
児童数が少ない場合は役員未経験者が少なく、強制的に役員にならなくてはいけないことも。
(‘ω’)「私、来年に役員やらなきゃいけないかも…」
そう思ったとき、辞めちゃうのはあり?役員になってしまった後で、「やっぱりやめます」は?
スポンサーリンク
子ども会役員を途中で辞めるのはアリ?役員経験者の本音
・来年度の役員選出のお知らせが来たからやめる
・来年度の役員に決定したからやめる
・役員として活動し始めてからやめる
パターンはいろいろありますが、どれも現役員からしてみれば、
直接本人に言う人はいないと思いますが、だいたいみなさん同じように思うはず。
「役員やりたくないなら最初から入るなよ!」
「自分の子どもの面倒は見てもらっておいて、自分の番になったら逃げるってどうなの」
正直、とても腹立たしくもあるし、同時にとても残念でもあります。
今まで自分たち役員がしてきたことが、まるで無意味だったかのように思ってしまうんですよね。
ほんと残念。
子ども会やジュニアスポーツなどは、学校による運営ではありません。
保護者による運営である以上、「私だけ役員をやらない」は通らないハナシ。
「自分の子どもを1年間見てもらったから、次は私が見る番」という気持ちがなければ、会自体が成り立ちません。
それがどうしても嫌なら、頑として最初から入会するべきではないし、子どもがもし入会したいと言っても「ママは役員が嫌だから」と言うべき。
託児所ではないので、その辺の意識はきちんと持っておかないとダメです。
「役員を1年間やってから辞める」くらいの気持ちを持っていてほしいと思う。
と、現役員がそう思ってしまうのは、個々の辞める理由というのが分からないからっていうのも原因の一つ。
もちろん、「役員をやりたくないから」という理由だけで辞めようと思う人もいれば、本当に子どもが「もうやりたくない」と言っている場合もある。
自分の体調や家族の状況によっては、やらなきゃいけないと思っているのにできないっていう場合だってあるでしょう。
伝わっていなければ、どうしてもこう思われちゃいます。
辞めることの伝え方が、やっぱり重要なんじゃないかと思います。
役員決めは役員にとっても大きな重荷である
最近の母親たちは、みんな忙しいです。
仕事をしている人はもちろん、していない人だって、毎日ソファでワイドショーなんて昭和的な主婦はほとんどいないです。
子ども会にしてもPTAにしてもジュニアスポーツにしても、どの役員でも、本来はみんな忙しくてできないんですよ。
そしてどの役員も、「みんな忙しくて役員なんてできない」ということを分かってます。
だから役員決めは難しいし、無理なことを押し付けてしまう罪悪感もあります。
来年の役員候補がそもそもいなくて、みんないろんな理由をつけて逃げようとする。
大変なのは分かるんだけど、じゃあ来年度はどうすりゃいいの?と。
役員をやらずに辞めていく人が、どうしてもずるく思えてしまって、人によって状況は違うのになかなかそれを考慮することができなくなっちゃいます。
もっと軽く考えられたらいいんですけどね。
スポンサーリンク
子ども会の役員を辞めたいときの言い方、伝え方は?
相手の方ともう付き合いがなくなる場合は気にしなくてもいいかもですが、同じ小学校に行っている以上、顔を合わせることもあります。
子ども同士の関係によっては、親同士のつながりを長く残さなきゃいけないときもあります。
もしその会を辞めたいという気持ちしかない場合は、悪く思われるかもしれないけど伝えるしかありません。
遠回しにすればするほど、やめられなくなっちゃうこともあります。
そして「辞めます」という人に対して、「やめるな」とは言えないですしね。
やめる旨を伝えたら、何か言われるかもしれないけどやめることは必ずできます。
もしそうではなくて、何か理由があって辞めたいと思っている場合。
子どものやる気だとか、自分の体調や仕事だとか、そういう仕方ないことの場合は言い方に気を付けてみるといいかなと思います。
できるだけ角を立てず穏便にしたい場合は、まず「辞める」ということを前面に出しすぎないことがポイント。
「辞める」ありきで話をすると、「どうせ辞めたい言い訳でしょ」と思われちゃうので注意。
「役員をしたら他の方に迷惑をかけるかもしれません…」←役員をしようという意思をチラ見せ
「ご迷惑をかけるくらいなら辞めたほうがいいのかとも思っているのですが…」
こんなふうに伝えると、今の役員さんたちが考慮してくれるはず。
他の人に頼んでみてくれるかもしれないし、役員になったとしても事情を事前に伝えてくれるはず。
どちらにしても、事情を汲んだ結果になるんじゃないかと思います。
役員をやりたくない理由はそれぞれ、でも気持ちはよく分かる
今役員をしている側から考えると、たしかに「役員やってからやめろよ!」の気持ちは大きいです。
でも、役員をやらずに辞めたい人の気持ちもよく分かるんですよね。
だって、役員って面倒だし大変だし、完全なボランティアだし。
役員やるのって子どものためっていうのが100%なんですが、じゃあ子どもが辞めたいって言ってたらどうする?と。
子どもが嫌がるもののために自分も嫌な役員をやるのか?って思ったら、やっぱりやめようってなっちゃいますよね。
自分の体調が悪くて、精力的に動くことができなければ、役員の仕事は大きな負担ですし。
それで他の役員さんから白い目で見られるようなことがあるかもと思うと、それこそ辞めたいでしょうし。
最初に必ず役員が回ってくるって知らなかったら、つい入会しちゃいますしね。
入るのは簡単だけど、出るのは難しいっていう典型例です。
役員をやらずに辞めない人よりも、できないから辞める人のほうが潔いのかも
もちろん役員側からしてみれば、「やらずにやめるなよ」とは思うんです。思うんですけどね。
これよりはずっと潔いのかもって思ったりもします。
いるんですよね、「仕事があるから役員は無理。でもやめません」という方。
あまり良い目では見られないですが、その人の事情はその人にしか分からないですしね。
もしかしたら、本当に無理だけど、子どもが楽しみにしているからって思っているのかもしれないし。
役員への考え方は人それぞれ。辞めたいなら辞めてもいい
とはいうものの、役員への考え方は人それぞれ。
「自分の子を見てもらったから次は自分が見る番」
こう考えるのがオーソドックスだと私は思いますが、そう考えない方も多いです。
みなさん、抱えている状況は違いますし、忙しさだって同じ人はいないですしね。
1年間だけがまんして、役員をやってからやめるっていうのも穏便にすます方法の一つ。
ですが、親も子もやめたいと強く思っているのであれば、やめるべきだと思います。
何か言われても、ずっと言われ続けるわけでもないし、大人なので変な態度をとられることもないはず。
やめると決めたら、できるだけ早く伝えるようにするといいかなと思います。
スポンサーリンク