小学校では年に数回、先生と話す懇談の機会がもうけられます。
そのうち1回は、先生とマンツーマンで話す個人懇談、その他はクラスのママたちみんなでの学級懇談。
おそらく懇談会を苦手に思っている方は多いと思うんですが、もちろん私も苦手。
その理由は、なんといっても「それぞれ一言お願いします」があるからなんですよね。
懇談会の一言って何を話す?迷ったときに使える一言例です。
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小学校の懇談会、最初の座る場所はけっこう重要!
懇談での一言が苦手な方にとって、まず避けたいのはトップバッター。
「最初に話すのは緊張しちゃう」っていうのもありますが、そのクラスの平均的な長さが分からないんですよね。
クラスによっては、ママたちの多くがガッツリと話をする場合もありますが、一方でみなさん本当に一言しか話さない場合も。
こういう温度感って、何人か聞いてみないと分からないし、苦手な場合は特に話す内容が定まらなくなることもあります。
そのため、最初の座る位置はけっこう重要。
最初に先生からの話を聞くときと、1人ずつ話をするときでは机を移動する場合もあるかも。
ですが、基本的には先生から近い二つの両端がトップバッターになることが多いです。
うちの子の小学校は、こんな感じで「コ」の字のようになります。
そのため、先生からほど近いどちらかが最初になることが多いです。
「自分の子どもの席に座ってください」と言われたら仕方ないけど、そうでないなら真ん中らへんを確保しておくといいかもしれないですね!
小学校年度末最後の懇談は何を話す?一言例
小学校の年度末の懇談会は、1年のまとめのようなポジション。
2月か3月上旬に行われることが多く、1年を通しての一言が求められます。
スマートに言えたらもちろんそのほうがいいですが、それほど完ぺきにと気にする必要もありません。
多くの先生とママたちは好意的だと思いますし、多少のたどたどしさくらいは全く問題なしです。
さて「懇談での一言、何を話すか?」ですが、一般的な構成はこんな感じです。
・自己紹介(○○の母です)
中
・1年を通して子どもが成長した部分
・子どもがもっとも楽しんでいた行事
・迷惑をかけたことがあれば、その謝罪の言葉
・子どもが話していたクラスのこと
締め
・お世話になったことのお礼
年度末最後の懇談の一言例
○○の母です。
うちの子はとても引っ込み思案で、友だちと仲良くしていけるのか、不安に思っていました。
ですがこの1年で、仲の良い友だちができ、帰宅後も公園に遊びに行くことが増えました。
学校のことを話してくれる機会も増え、楽しく過ごしているんだなと思います。
見守ってくれている先生と、仲良くしてくれるお友達のおかげだと思っています。
1年間、ありがとうございました。
○○の母です。先生、みなさん、1年間お世話になりました。
うちの子はとても本が好きで、休み時間にもずっと本を読んでいるような子です。
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でも最近、今までとは読む本が変わったなと思って聞いてみると、「お友だちに勧められた」と。
ずっと一人でいるのかと少し不安な面もあったのですが、本を通して仲良くなっているようで安心しました。
このクラスで過ごすのもあとわずかですが、最後までどうぞよろしくお願いいたします。
○○の母です。
もともとやんちゃな子だったのですが、〇年生になってからさらに輪をかけてやんちゃだったように思います。
授業中や休み時間、帰宅後の公園などで迷惑をかけたこともあるかもしれません。
いまさらになってしまいますが、本当に申し訳ありませんでした。
ただ最近は、場と言動を考えることができるようになり始めました。
温かく見守ってくださった先生と、仲良くしてくれているクラスのみなさんのおかげかと思います。
残りわずかですが、引き続きよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
○○の母です。
このクラスになった当初は、朝の準備もなかなかできず、親が手伝わなければ間に合わない状態でした。
ですが最近では、私が声をかける前に用意を済ませて、早く登校したくてうずうずしているくらいです。
こどもの成長を感じる以上に、楽しく学校に通えていることをとても嬉しく思います。
見守ってくれている先生と、クラスのみんなのおかげだと思います。
1年間、ありがとうございました。
小学校の年度末の懇談会の一言の注意点
あまり長く話しすぎない
長く話す方と短く話す方、懇談には両方のママがいますが、簡潔にまとめる方が多数派です。
思い入れが強い場合は感極まってしまうこともありますが、懇談会には時間の制限もあります。
あまり長く話しすぎず、言いたいことを絞って要領よく手短に話すようにするといいかなと思います。
先生へのお礼は入れておいたほうがベター
別に先生を持ち上げる必要はありませんが、1年間担任をしてくれたことへのお礼は、一言の中に入れておいたほうがいいかなと思います。
お礼で締めくくると、話がうまくまとまりやすいですしね。
自分の子どもの褒めちぎりはほどほどに
できるようになったことや、成長したこと。
懇談では自分のこどもの成長を話すことが多いので、どうしても褒める内容になります。
聞いていて微笑ましいし、先生もそういう部分を聞きたいのだと思いますが、やりすぎは注意。
懇談会っていう場の空気上、過度の褒めちぎりはちょっと浮いてしまいます。
「こんなことができるようになった」「これをがんばってる」「これが得意です」
くらいならまったく問題なし。むしろ良い。
ストレートな表現は避けて、嫌みにならないように言葉を選ぶといいのではないかと思います。
懇談は不満や改善案を話す場ではない
あまりいないと思いますが、懇談は、クラス運営の不満点や改善案を話し合う場ではありません。
そういう話題は個人懇談か、もしくは懇談会が終わってから別途、先生に話に行くべき。
年度末の懇談会は特に、明るい雰囲気で行われるもの。
できるだけマイナスの発言はせず、良い部分に目を向けた内容にしたほうがいいです。
子どもが迷惑をかけたことが分かっている場合
具体的な例を出す必要まではないと思いますが、「迷惑をかけた」「迷惑をかけたかもしれない」と思う場合は、謝罪の言葉を入れておくといいかなと思います。
小学生になると、子どもの行動のすべてを把握することってできません。
親同士が話をする機会も少ないですし、顔も分からないっていう場合もあります。
一言あるだけで、「親がちゃんと把握してるんだ」って分かりますし、きちんとした親だと分かれば心証も変わります。
まとめ
こういう場での発言がものすごく上手なママもいるんですが、多くのママはやっぱり苦手意識を持ってます。
事前に「何を話すか」を一つ決めておくだけで、緊張もだいぶほぐれるのではないかと思います。
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