ハッピーママフェスタというのは、全国主要都市部で行われるママと子どものためのイベント。
わりと大きなイベントのようで、毎回(なのかは定かではないが)、ファッションショーに出演するキッズモデルを募集します。
3年前だったっけ、4年前だったっけ、ここも定かではありませんが、応募してみたことがあります。
もちろん安定の不合格だったわけですが、そのときのレポ(覚えてる限りで)です。
スポンサーリンク
キッズモデルオーディションはガチ勢の宝庫。ハッピーママフェスタも同じだった
わが家の子、モデル志望でもなんでもなく、もちろん目を見張るほどの容姿でもありません。
親的にはかわいい子ですが、世間の目で見れば「中の中の上」くらいが妥当なライン。
最近の小学生らしく、スラっとして高身長ですが、それはまあみんな同じですしね。
いわゆる「容姿の普通な子」と考えて間違いないかなと思います。
さて応募のきっかけは、たまたまスマホサーフィンをしていたときに広告が目に付いたからという単純なもの。
ネットから写真を貼付するだけで応募できるという気軽さもあり、ちょっとした野次馬根性もあり、「送信ポチッ」をしたのでした。
応募したことも忘れていたある日、ハッピーママフェスタの運営局から書類審査通過のお知らせが。
(‘Д’)「わー!書類審査合格した!モデルへの一歩だ!」
……なんて思うわけもなく。だってうちの子は普通の子だもの。
不合格になるよりはそりゃいいけど、あー、きっと99%の子が通過してるんだなと思ったシダイ。
おそらく当日のファッションショーで着る服は決まっているはずなので、その服が着られそうにない体型の子を除いて「とりあえずみんな来ちゃいなよ」状態だったのでしょう。
イベント自体の告知効果も高いですしね。
しかしこんな経験ができる機会はほとんどありません。
とりあえず母子ともに、どんなところなのか見てこよう!という軽い気持ちで参戦しました。
キッズモデルオーディション会場はガチ勢散見
何百人入るんだろうという超大きな部屋に、何百人かの親子が大集結していた会場。
どうやらこの人数×数回のオーディションが行われるようで、ものすごい熱気と雑多感。
なにかの式典かっていうくらいの数のパイプ椅子が並べられていて、そこに母子が並んで座ります。
その日のスケジュールは、「呼ばれたら面接」のみ。
しかしこの人数、待ち時間だけで数時間は覚悟せねば…!
待ち時間の間、会場の端ではいくつかの企業がプチイベントを行っています。
チェキだったり、リズムゲームだったり。
ほほぅ、すごいな。こういうふうに楽しませながら広告にできるっていうのはスバラシイ。
スポンサーリンク
だが呼ばれない……。
暇を持て余した母子が何をするかというと、ウォッチングしかないでしょう!
ひそひそ話をしながら、かわいい子探しにいそしみます。
娘の手前、こんなことを思うのはダメなのかもですが、恐ろしくかわいい子がたくさん!
「顔白っ!」「足長っ!」「まつげ長っ!」
上には上がいるもんで、最上級にかわいいと思った子の横にさらに超最上級が座っていたり。
これは目の保養になります。
さてそんな中、ひときわ目立っていたのはガチ勢の子どもたち。
一足先に面談的なものに呼ばれていたようで、
「おはようございます!」(もう夕方なのに)
「今日はありがとうございました!」(お礼の角度は90度)
メイクもして、髪型も雑誌からそのまま出てきたようなイデタチ。
お前ら…素人じゃねぇな。
どう考えてもどこかの事務所に所属しているような、いわゆる「業界人」的なニオイが。
そこで母子ともに気づく。
ああそうか、こういう子供向けのオーディションっていうのは、規模の大小を問わず、すべて本職のような子たちが大集合するんだな、と。
そしておそらくは、運営会社との忖度やらナニヤラで、あらかじめ一定の合格者は決まっているんだな、と。
一般から応募して合格しちゃうような子はきっと、まとうオーラがすでに違う子なんでしょう。
たしかにオーディション会場にも何人かそういう、振り返ってみたくなるような子がいました。
結局、この日のわが家の待ち時間は約2時間。
子どもの夢がモデルだというママたちはきっと、月に何度もこのくらいの待ち時間を耐えないといけないんでしょう。
これ、子どもも大変ですが親の苦労もハンパじゃないなと思います。
いやでも、自分の子が特別なオーラをまとっていればがんばる気になるんでしょうか。
分からないけど、良い経験にはなりました。
オーディションを受けた子どもの感想
「なんかねー、5人くらいのグループで立ったり座ったりしたよー」
「中には、別室で衣装を着るように言われた子もいたよー」
「私は言われなかったけどね♪」
「でも楽しかったー!緊張したけど」
ということで、いつもとは違う雰囲気を目いっぱい楽しむことはできたようで、よかったよかった。
オーディション結果とそれを受けての子どもの反応
合格者のみに通知がいくというスタイル。
そりゃそうだ、あんだけ人数がいたら切手代だけでも相当な金額になっちゃいますからね。
わが家はというと、安定の通知なしで不合格。
子どもに「ダメだったみたいねー」というと、「そりゃそうでしょ」と冷静な一言。
しかし同年代のかわいい子をたくさん見られて、良い刺激になった娘。
身なりを整えることや、かわいく服をコーディネートするというスキルを身につけました。
それはそれでスバラシイことですね!
まとめ
わが家のキッズモデルオーディション、不合格の一部始終でした!
やはりオーディションには本気で取り組んでいる子が多く、熱量の違いが見て取れるよう。
興味本位で遊びに行くところではないなと痛感したのでした。
スポンサーリンク