日本に昔からある季節の挨拶である残暑見舞い。
立秋が過ぎてからもまだなお暑さが残る時期、相手の体調を気遣う慣習です。
そしてそんな古くからのハガキには、文章の構成が決まっているものがほとんど。
親しい人に出す場合は気にしなくてもいいですが、ビジネスの相手や目上の人に対しては、きちんとしなければいけない場面もありますよね。
残暑見舞いで悩みがちな最後の一文。
締めくくりの言葉についてまとめてみました!
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残暑見舞いの締めの言葉ってどんなことを書くの?
残暑見舞いの文章構成は以下。
・時候の挨拶+相手を気遣う言葉
・本文(自分の近況や伝えたいことなど)
・結びの挨拶
・日付
締めの言葉はまさに最後の1文。
残暑見舞いがすっきりと終われるかどうかがかかっている、重要な部分でもあります。
ですが残暑見舞いって、最後の締めの言葉が見つかりにくいって思うのは私だけでしょうか?
例えば暑い盛りの暑中見舞いであれば、「暑さに気を付けて」「体調など崩されぬよう」などの定型文がいくつもあります。
ですが残暑見舞いの季節は、今はまだ暑さが残るけれど、今からは過ごしやすい時期になります。
気遣うことや心配することがあまりなくて、かしこまった相手には何て書いたらいいのだろう…と悩んでしまうことも。
1文か、多くても2文ほどで簡潔にまとめます!
相手のとの関係や親しさによって選ぶ言葉は変わりますが、残暑見舞いに使える最後の締めの言葉を集めてみました!
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残暑見舞いの最後の文一覧!結びの言葉選びに!
結びの言葉は、そのときの気候などによって変わります。
真夏並みに暑い日が続いているのか、朝夕は涼しくなってきているのか、今の季節に合ったものを選ぶようにしてみてくださいね。
また、関係性によって語尾をカジュアルにしたほうが良い場合や、逆にもっとかしこまったほうが良い場合もあるかなと思います。
相手との親しさなども考慮に入れて、実際に書くときには変えてみてください。
まだ暑さが厳しいときの残暑見舞いの締めの言葉
・残暑厳しき折、どうぞご自愛くださいますようお願い申し上げます。
・今年はずいぶん暑い日がつづきましたが、もう少しの辛抱かと思います。お身体にお気をつけ下さい。
・秋風を感じる頃はまだ少し先になりそうですが、お体にお気を付けください。
・厳しい暑さが続きますが、どうぞますますお元気で。
・残り少ない夏休みを、ご家族皆さまで、存分にお楽しみください。
・暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい暑さが続きます。どうぞお体にお気を付けください。
少し暑さが和らいでいるときの残暑見舞いの締めの言葉
・夏の疲れが出るのはこれからといいます。お体にお気を付けください。
・日中と朝夕の気温差が大きい時期ですので、お体にお気を付けください。
・秋風が肌に心地よい季節となりました。皆様お健やかにお過ごしください。
・残暑も残りわずかですね。健康には十分注意し、お互い頑張って乗り切りましょう。
・朝夕の風に秋の気配を感じる昨今、どうぞお体にお気を付けください。
まとめ
親しい間柄ならば、結びのあいさつはそのときに応じた言葉で大丈夫!
相手を気遣っている気持ちが伝われば、それが一番良いですね。
残暑見舞いを出すタイミングが遅くなった!そんなときはこちらも参考にどうぞ!
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