お正月のお年玉は、子どもにとっては年末年始の一大イベント。
ですが、「お年玉もらって嬉しい♪」からいつしか、お年玉をあげなきゃいけない年齢になってきます。
もらってたときは「もうちょっとくれたらいいのに…(・д・)チッ」とか思っていたけど、いざあげるとなると、子供の人数分のお年玉ってけっこうな出費に。
さて、お年玉をあげる側になるのは何歳くらいから?どれくらいの金額をどの範囲の子に?などなどです。
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お年玉をあげる側になる年齢はどれくらい?年よりも立場が重要
お年玉をあげる側の年齢については、明確な基準があるわけではありません。
・20歳になったらあげる側になる?
・社会人になったらあげる側になる?
・自分に子どもができて、子どもがもらうようになったらあげる側になる?
人によって「こうなったらこうしよう」っていうのは様々。
ですが基本的には
・お年玉をあげられるような経済状態になってから
ここらへんから考えていけばいいんじゃないかなと思います。
成人していても大学生の間は自分に収入があるわけではなく、持っているお金は親のものかと思います。
アルバイトの給料をっていう方もいるかもですが、学生のうちはあげる必要はないかな。
逆に、成人していなくても仕事をきちんと持っていて収入がある場合は、あげる側になってもいいんじゃないかと思います。
ちなみに私の場合は、大学を卒業して社会人として働き始めてから、親戚の子にお年玉をあげるようになりました。
と言っても、社会人1年目なのでそれほど給料に余裕があるわけではなく、子どもにしてみれば「(・д・)チッ少ねぇの」ってくらいの金額だったと思いますけども。
なんとなくお年玉をあげるのが照れくさく感じちゃったのを、今でも覚えてます。
今となっては、ですけど。
お年玉をあげる側の年齢になったらどれくらいの金額を渡す?
年齢ごとのお年玉の金額平均は以下。
未就学児
・1000円台:44.2%
・1000円未満:21.1%
小学生
・3000円台:38.2%
・1000円台:20.0%
中学生
・5000円台:51.4%
・3000円台:24.0%
高校生
・5000円台:42.2%
・10000円台:41.5%
データ引用:アットホームボックス調べ
こういうふうに見て思い返してみると、だいたい自分がもらってきた金額もこのくらいだったような気がします。
お年玉は一応、ハレの日ですので割り切れない「3000・5000・10000」などを渡す人が多いですね。そこまで気にする必要はないと思いますけど。
こちらのアンケートは『20歳~59歳』までを対象とした結果なんですが、年齢があがるにつれてもちろん、お年玉をあげる金額って変わってきます。
収入が増えると、あげる金額も増えますしね。
だから、お年玉をあげ始める年齢での金額相場は、もう少し低くなるのではないかと思います。
基本は
・これくらいならあげられると思う金額で
お年玉適齢期の子どもがたくさんいれば、出費額はそれだけ多くなります。
まずはトータルの金額として、自分がどれくらいの出費なら大丈夫なのかを計算。
そこから子どもたちの年齢を考えつつ、割り振っていけばいいんじゃないかと思います。
私がお年玉をあげる側になって初めて渡した金額
社会人になってから初めてお年玉をあげたんですが、そのときの親戚の子どもはまだ未就学児。
たしか、2歳とか3歳とかそのくらいだったと思います。
本当はあげなくてもいいくらいの年齢だったんですが、私がもらっていたこともあり、親へのお返しも含めて渡しました。
その金額は1000円。
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二人いたので、トータル金額は2000円ですね。
それ以後は、お正月に会えばお年玉を渡すようにしていて、その子が小学生になってからは2000円にした気がします。
少ない?
そのとき一人暮らしをしていて、お金に余裕がなかったんですよね。
結婚するまではけっこう、子ども側からも「お姉さん」的な扱いで、金額を少なく思っていたとしても多めに見てくれた気がする。
初めてのお年玉に!お年玉はこうやって渡そう
別に取り決めがあるわけではないんですが、お年玉は子どもにとっては超楽しみなもの。
裸で渡したり、茶封筒で渡したりするよりは、お年玉っぽくしてあげるのがおすすめです。
できれば新札を用意する
一般的にお年玉は新札でって言われていますが、そこまで徹底する必要はないかなと思います。
もし時間があれば新札を用意してあげるといいですが、もし新札が用意できなければ、自分の手持ちの紙幣の中から比較的キレイなものを選んであげるといいかと思います。
ポチ袋に入れてあげよう
少額であれば小さいポチ袋に。高額であれば折り畳まずに入れられる封筒に。
小さい子に渡す場合は、紙幣を三つ折りにしてポチ袋に入れたらいいかなと思います。
子どもって、どんなポチ袋なのかによってテンションがまったく違います。
100円ショップでも凝った作りのものが売られているので、一度吟味してみるといいかなと思います。
・幼稚園児保育園児なら、プリキュア(女子)、戦隊モノ(男子)、ディズニープリンセス(女子)、ライダー系(男子)、ポケモン(男子)
・小学生なら、すみっコぐらし(女子)
などなど、小学生くらいまでの間なら年齢によって流行っているキャラクターなどがあります。
おそらく、売られているものも今流行っているもののはず。
そういうのを選ぶとポチ袋自体を大事にしてくれるので、あげる側としてはなんとなく嬉しい。
お年玉をあげる側の年齢になったらどの範囲の子どもに渡せばいい?
さて、あげる金額にものすごく影響してくるのが「どの範囲の子どもにまであげるのか?」ということ。
人数が増えれば増えるだけ、一人分の金額を減らさないとトータル金額がすごいことになっちゃいます。
でですね、「誰に渡すのか?」ですが、大人になってから思うのは、お年玉は大人同士の付き合いの範囲内だということ。
子どもが喜んでくれるからっていうのはもちろんありますが、「もらったからあげるべき」「あげたのだからもらうべき」こういうのが前提にあるんですよね。
だからまずお年玉をあげるべき子は、「自分が子どものときにもらっていた大人の子どもや孫」です。
忘れちゃってよく分からないっていう場合は、親に聞いてみてください。たぶん、覚えてると思う。
・親戚の子ども
・仲の良い友達の子ども
・お世話になっている近所の人の子ども
などなど、自分があげたいなと思う子供と、お世話になっている子の子供っていうのが妥当かなと思います。
ただし、お年玉は本来「目上のものから目下に」渡すとされているものです。
上司の子供など、立場関係が微妙な場合には、お金の代わりにお菓子やおもちゃをあげるなど、様子を見ながらにするといいかなと思います。
まとめ
お年玉をあげる側の年齢は「働き始めてきちんと収入ができてから」が、一応の基準になるかなと思います。
ですがそれも明確に決められているものではないので、無理のない範囲内でできることでかまいません。
金額についても、相場をそこまで気にしなくてもいいかなと思います。
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