古くから日本の風習として続けられている七草がゆ。
1月7日に食べると、家族全員が無病息災になれると言われています。
年が明けるとスーパーでも「七草がゆセット」が販売され始めますし、若い世代のママでも、子どもに食べさせてるって方は多いんじゃないでしょうか。
でも正直、食べたい!と思うほどおいしいものでもないんですよね。
大人だってそうなんだから、子どもなんてよっぽどそう思っているはず。
子どもが七草がゆを食べてくれない!そんなときは、簡単にアレンジしてみるといいかもです。
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七草がゆは子どもにとってはまずい?食べないのには理由がある?
七草がゆは縁起物なので、もはや「おいしい・おいしくない」とかそういう食べ物ではありません。
少なくとも私は、積極的においしいと思っているわけではないです。
他にもっとおいしいものってたくさんあるよねっていう。
だけど毎年1月7日の朝には七草がゆを食卓に出していて、おそらく今後もそうだろうと思うんですよね。
それってやっぱり「縁起をかつぐ」っていうのもありますが、今の時期に食べることに意味があるんだろうって思うからです。
まずは子どもに「おいしいから食べるわけじゃない」ってのを伝えなきゃですね。
七草がゆはなぜ食べる?理由を子供に伝えよう
七草がゆに入っているのは
・ナズナ
・ゴギョウ(ハハコグサ)
・ハコベラ(ハコベ)
・ホトケノザ
・スズナ(カブ)
・スズシロ(ダイコン)
七草は日本のハーブ。
おかゆにして食べることで、暴飲暴食が続きがちなお正月に、胃腸を休ませるという効果もあります。
また、七草には消化促進や利尿作用のあるものもあり、栄養分が豊富なものも。
お正月は、普段とは違い栄養バランスに気を配れなくなったり、つい不規則になってしまったりします。
そんなときに、胃腸にも優しく栄養豊富な七草がゆを食べようっていう、昔の人の知恵ですね。
七草がゆを子供がまずいという理由は?
私自身、今でもそれほどおいしいとは思っていないし、子どものころは苦手でした。
子どもが七草がゆをまずいという理由は
・葉っぱもの独特の青臭さがある
・おかゆだから味があまりない
代表的なのはこの二つだと思うんですね。
おかゆってそもそもが淡泊なものだから、それほど濃い味付けはしないものだし、子どもにはそういうのが「おいしくない!」と感じるのかも。
(´ω`)「このおかゆ嫌だ、おいしくないもん」
こう言われることが予想できちゃうようであれば、今年の七草がゆはいつもとは違ったアレンジをしてみてはいかがでしょうか。
七草それ自体はクセのある味ではないし、けっこうどんなアレンジをしてもしっかりと馴染んでくれます。
七草がゆを子供が食べないときの簡単アレンジレシピ
胃腸が疲れてくる時期に、胃腸にやさしいものをっていうことで、日本の伝統でもあるし、子どもに食べさせたい!
だけど、食べない!
そんなときに試してみたいのがアレンジレシピ。
わが家は「アレンジ」とまでは言えないけど、わかめふりかけやとき卵を使ったりしてごまかしていますが、少し手間をかけたり具材を増やしたりするだけで、ものすごく食べやすいメニューに変わります。
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七草がゆをチーズリゾットに
七草がゆをチーズリゾットにすると子どもも食べやすく!
アレンジレシピとしてクックパッドにも掲載されてます。
こちらのレシピ通りに作ってもおいしく作れそうですが、普通のチーズリゾットに七草がゆを混ぜるだけでも相性は良さそうですよね。
わが家がいつも作っているチーズリゾットのレシピはこれ。
ウインナーを細かく切ったのを入れると、子どもが喜びます。
七草の緑色が映えて、見た目がかなりきれいになりそうですね!
七草がゆをサムゲタン風に
日曜の朝とか、コトコト煮込む時間がある日には、おかゆの中に手羽先を入れて作ったりします。
サムゲタン風って言えるのかどうかは分からないけど。
七草がゆに手羽先をいれたアレンジレシピがこちら。
手羽先が入るとかなりボリュームアップしますし、食べ応えもあります。
鶏肉のダシがよく出るので、普通の七草がゆよりも味がしっかりしそう。
シーチキンの七草がゆ
子どもが好きなものの定番、シーチキン。
うちの場合は、シーチキン入れときゃ食べるだろっていうものがけっこうあるんですが、 みなさんのお子様はどうでしょう。
シーチキンのはごろもフーズがだしている七草がゆのレシピがこちら。
レシピでは生米からおかゆを作っていて、もちろんそのほうがおいしいんだろうと思いますけど。
一から作っているとやっぱり時間もかかるし面倒ですよね。
私は冷ご飯からおかゆを作って、ドカッとシーチキンを入れて作ったことがありますが、十分おいしいです。
シーチキンの油が旨味になって、コクが出るのでおかゆだけでも食べやすくなります。
中華風の七草がゆ
鶏がらスープの素を使って作ると、七草がゆも中華風に。
「これはおいしそう!」と思ったのがこちらのレシピ。
ポイントは、しらすを使ってることですね!
わが家の子どもたち、赤ちゃんの頃の離乳食によくしらすのおかゆを作ってたんですよね。
しらすが食べられる年齢なので、1歳近くになってた気もしますけど。
しらすの塩分がほのかにきいていて、大人もおいしいって思ったのを覚えてます。
まとめ
大人になったら食べられるようになったけど、子どものころは苦手だったっていう食べ物はけっこう多くないですか?
七草がゆも、まずいという子はきっと「これが嫌だ!」っていう理由があるんだと思います。
ちょっとした手間をかけて具材を足すと、それだけでおいしく食べられることも。
ぜひ試してみてくださいね。
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