ギリシア神話って、いろんなところで出てくるじゃないですか。
「ナルシストの語源」とか「アキレス腱の語源」とか、RPGのボスの名前とかでも登場します。
が、実際にガッツリとギリシア神話を知ろうと思うと、眠くてやってられないんですよね。
なんつーか、話が飛び飛びになることも多いし、ぶっ飛んでるくせに固い語り口だからすぐに飽きちゃう。
(‘ω’)「気軽にギリシア神話が知れたらいいんだけどなぁ」
そう思っているあなたに朗報です!
わが家の小学生も前のめりになって読んで「英雄と神の違いはさー」なんて言い始めた、読みやすいおすすめ本の紹介です!
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ギリシア神話を知るのに読みやすい本のおすすめは?これ一冊で大筋が分かる!
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おすすめなのはこちらの本。
杉全美穂子著『イラストで読むギリシア神話の神々』でございます。
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ギリシア神話ってめちゃくちゃ分かりにくいじゃないですか。それ関連の本はたくさんありますけどね。
最後まで飽きずに読めたためしがないです。興味がないわけではないにも関わらず。
この本は
・ギリシア神話の大筋を理解する
・ギリシア神話を題材にした有名な絵画も、同時に紹介する
というもの。
作者の方が美術系の作家さんなので、どちらかといえば「名画を紹介」っていうのがメインなのかもですが。
時系列に沿って進めてくれているし、イラストが特徴をうまく表していてわかりやすい。
子どもに読ませられないような表現はほとんどないし、難解な単語などもほぼありません。
普通に、読み物として楽しく読み進められます。
分かりやすいギリシア神話の本、中身はどんなの?
ギリシア神話って、誰が誰だったかっていうのが分かりにくくないですか?
「ゼウス」とかそういうメジャーすぎる神様に関しては分かるけど、「ヘパイストス」とかね。
ドラクエで見たことあるなっていうくらい。
一覧が記載されているので、ときどきページを戻りつつ確認できます。
イラストの書き分けが上手なので、「こいつたしか、あそこでも出てきてたな」って分かることも多い。
こんなふうに、神様同士の親子関係や男女関係などをサックリとまとめた図も。
ギリシア神話の神様たちは、いろんな人との間に子どもが生まれていて、それゆえに出てくるイザコザも重要な要素になります。
特にゼウスなんて、ものすごい数の子どもがいるんですよね。
『ゼウスの子ども一覧』も記載されているので、わりかし便利。こいつもゼウスの子か!っていう。
ストーリーのページはこんなふう。
そのエピソードにちなんだ名画が紹介されていて、漫画形式でストーリーがすすみます。
内容を知ったうえで絵を見ると、「だからここがこうなってるのか!」と納得することも多々。
んで単純に、この作者の方のイラストが読みやすいので非常に頭に入りやすいです。
ギリシア神話をこれから読んでみようかなと思っている方。
子どもにギリシア神話を知っていてほしいなと思っている方。
まずはこの本で、大筋を理解しておくと、本格的に学ぼうとしたときも頭に入りやすいかなと思います。
興味のある方はぜひどうぞ。
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