香嵐渓は紅葉の名所として愛知県では有名な場所で、シーズン中は多くの人が訪れます。
「三州足助屋敷」は香嵐渓の中にある観光施設で、様々な体験もできます。
紅葉を見に行くつもりで行った香嵐渓で、予想外に楽しい施設だったのでレポします♪
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香嵐渓にある三州足助屋敷ってどんなところ?
地図上では右端にあるのが三州足助屋敷。
香嵐渓広場という飲食屋台が多く立ち並ぶ場所の奥にある、民俗資料館というか体験施設というかっていう観光施設です。
紅葉って子どもにはそれほど楽しいものでもなくて、飽き始めているさなかだったのですが、子どもも親も楽しく過ごせました!
三州足助屋敷は、
消えゆく昔の日本の暮らしや風景を提供するとともに、技術の伝承を行うことを目的としています。
ということで、施設の中は土蔵があったり井戸があったりと、古い日本の風景が広がっています。
こういう施設は他にもたくさんあるとは思うんですが、足助屋敷では中で職人さんたちが作業をしている場を見ることができます。
感覚的には、普通に職人さんがモノづくりをしている生活を見ているような感じ。
母屋ではスタッフの方々が食事をしているし、販売をしている後ろでは普通に作っているし。
そういう場を見られる機会ってほとんどないので、子どもに見せてあげられるのは貴重な経験です。
入り口からもうすでに、よい雰囲気です。
休館日:毎週木曜日(祝日の場合は翌日休館)、年末年始
入館料:大人300円 小人(小学生から高校生)100円
香嵐渓の三州足助屋敷は子どもが楽しめる体験がたくさん
足助屋敷の入り口では、パンフレットがもらえます。
左側が小学生用のパンフレット、右側が中学生以上向けのパンフレット。
小学生用のほうはそれぞれの施設の紹介が、写真を使って書かれていて非常に分かりやすいです。
子どもがパンフレットに書かれた地図を見ながら行きたい場所が決められるように、見やすい作りになっているのではないかと思います。
私は後をついていく感じ。
入るとまずは、牛がお出迎え。
鳴き声が大きく、足助屋敷の外にいても聞こえてくるほど。サイズも大きいです。
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その横には井戸。
つるべを使った井戸で、水を汲む体験ができます。
水を飲むことはできないですが、昔の人が井戸でどんなふうに水を汲んでいたかが体験できます。
「重いー」「綱が濡れるから寒い日は大変じゃん」などなど、子どもながらに気づくことがたくさんあった様子。
こちらは、紙漉きの原料になるこうじという木の皮を水にさらしているところ。
これを煮るための窯もあり、子どもに教えながら見ることができます。
こちらは機織り機。
写真を撮ったときは使っていませんでしたが、この部屋の横では、ここで作った布で何かを作っている女性の方が座っています。
足助屋敷内にあるのは
・機織り(手織り木綿で布を作る)
・桶屋(木で桶を作る)
・傘屋(和傘を作る)
・紺屋(自然発酵建ての藍染)
・紙漉き(こうじを使った紙作り)
・炭焼き
・鍛冶屋(刃物を作る)
・篭屋
・木地屋(ろくろを使って広葉樹から丸い器を作る)
どれも、足助を中心とした山里で昔から行われていた手仕事だそうです。
私が行ったときには、わら細工や機織り、傘屋や篭屋など多くの施設で職人さんが実際に作っているのを間近で見ることができました。
体験ができるのは
・紺屋で藍染(ハンカチや手拭い)
・竹とんぼなどの竹細工
・わら細工(ぞうりやわらじなど)
・篭屋で風車や指輪
・木地屋でコマの絵付け
・鍛冶屋でペーパーナイフなど
黄色のアンダーラインが引かれているものは、基本的には当日の現地でも対応してもらえるもの。
中には予約をしないとできないものもあるので、事前に確認をです。
わが家は藍染体験をチョイス。
ハンカチや手拭い、ショールなどから選ぶことができますが、ハンカチ(小)という一番安いものを選びました。
800円でできるので、体験料金としては手ごろです。
所要時間は30分くらい。こちらが実際に染めたハンカチ。
洗濯ばさみやビー玉を使って絵柄をつける染め方なんですが、子どもには楽しいんですよね。
水を吸うタイプのハンカチではないので、給食のときのナフキンにしようかと話をしています。
まとめ
足助屋敷ではほかにも、昭和の生活を展示しているところや水車などなど、時間があればゆっくりと楽しめる場所がたくさんでした!
子供連れで香嵐渓に行くときにはぜひです♪
★香嵐渓の駐車場情報はこちらをチェック!
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