転勤族のわが家は現在、中古マンションを購入してリフォームしようと動いているところです。
上の子がもう移動させるには難しい年齢になったこともあり、とりあえず学齢期のうちはここに定住しようかなということになりました。
初めての中古マンション購入、いろいろと下調べはしましたが、分からないことのほうが多い状態。
今回は、中古マンションの値引き交渉をしたときの話。
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中古マンションは値引き交渉可能?わが家が参考にした本と方法
今回購入を決めた中古マンション、時系列的には「不動産屋→物件紹介」ではなく「物件→不動産屋」でした。
この物件、「専属専任」という媒介方式になっていて、特定の不動産会社を仲介にしないと購入できない物件だったんですよね。
そのため、スーモなどのポータルサイトから物件指定でお話を聞きに行ったのが始まりでした。
余談ではありますが、物件担当の方がなにせ馬が合わない。
言葉の端々で気分が悪くなることもありましたし、営業スタイルがゴリ押しばかりでキツイ。
初対面なのにずけずけと踏み込んでくる感じ、本当に私には合わない方でした。
他の不動産屋さんでも取り扱っている物件だったら、絶対に会社を変えていたところ。
購入を迷ったのは、価格でも物件そのものでもなく「こいつから買いたくねぇな」ということのみでした。
まあ結局買っちゃったけど。今でも、あの人の成績になったと考えると気分が悪い。
さて話を戻しまして、話を聞きに行ってからさっそく内見に行くことになりました。
この物件はまだ居住中でして、そのときの話はこちらで書いてるのでぜひに。
築古物件だったので、リフォーム箇所の確認も必要だし、だいたいどれくらい金額を上乗せしないといけないのかも、家でしっかり話し合わなくちゃいけない。
それでも営業員の方は「今日!今!」という感じで申し込みをせっついていましたが、とりあえずは帰宅。
結局、もう一度内見をさせてもらって、その日に買付証明書を書くことになりました。
不動産営業の本に書いてあった買付証明書の書き方
買付証明書に関しては、不動産営業員のための営業手法をメインにした本と、元不動産営業員の方のサイトを参考にしました。
目的はもちろん、限界値まで安くすることでした。
わが家は転勤族なので、単身赴任になることは避けられません。
将来の二重生活のことを思うと、どうしても満額での購入は不安過ぎる状態でした。
築古物件ということもあり、最低限のリフォーム価格を考えても、できる限り安くしてもらいたいという欲があったんですよね。
しかし売り主さんとしてはもちろん高く売りたいわけで、不動産会社だって、高く売ったほうが利益にもなるわけです。
このへんのバランスが非常に難しくて、無謀な値下げは売り主さんに失礼だし、かといって無理な金額のままにしちゃうと、こちらがキツイ。
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そこで、読んだ本に書いてあった
たとえば「2980万」という価格の端数の80万は、値引き用に設定されていることも多い
(本の名前を忘れてしまいました!)
もちろんすべての物件がそうだというわけではないんですが、買主の背中を押すための割引として、端数を切り捨てるということが行われるようなんですよね。
わが家が買おうとしている中古マンションも、端数に80万円がくっついている物件。
初回の不動産屋さんとのお話のときに「売り主さんも多少の値引きは念頭に置いている」とのことだったので、80万円の値引き交渉はいけるのではないかと思いました。
そして買付証明書の書き方で参考にしたのは、備考欄の書き方。
売り主さんの心象をよくするような、この人に売りたいと思ってもらえるような文面を考えて書きました。
・とても素敵なお家で、家族みんなとても気に入りました。
・ぜひここに住みたいと思っています。
値引きをお願いする理由としては、引っ越し代やリフォーム費用をあげました。
備考欄を空白にしておくのはもったいない
と書かれていたので、思いのたけをそのまま記載。
よく思ってもらえるかは分からないけど、少なくとも悪印象にはならないだろうという仕上がりに。
中古マンションの値引き交渉とその後
買付証明書を書く段になって、わが家の希望価格を記入……のはずが、まずは不動産屋さんからストップが。
(>_<)「その金額は勘弁してください!せめて○○円に!」
売り主さんとの間でどのような話があったのかは分からないですが、わが家の希望価格では、不動産担当者のチェックでバツサイン。
どうなんだろう、ここで押し通してもいいものなのかどうか分からず。
信頼している担当者ではないので、余計な勘繰りを入れてしまいたい気持ちにもなるんですが、素人だからよく分からん。
売り主さんの意向を知って、この価格では交渉が難しいと踏んでのことなのだろうとは思うのだけど。
もう少し切り込んだ質問をしてもいいのかもしれないと思ったり、いやいや、交渉してくれるのは担当者だしとも思ったり。
ということで、希望価格よりもほんのちょびっと金額をあげて、担当者の人がうなづく価格にしました。
この価格でダメなら、縁がなかったということであきらめようと思っていました。
待つこと数週間。正確には2週間。
買付証明書を書いた2日後に「考えさせてほしいと言われています」とメールをいただいてから、しばらく連絡なし。
ダメだったんだろうなぁと思っていた矢先、引き渡し時期の条件をつけてくれるならOKという返事をいただきました。
中古物件は値引き可能とよく聞きますが、常識的な値引きであれば本当に可能なんだと思った出来事。
あえて言うなら、もっとリフォーム価格を調べたうえで交渉すればよかったのかもしれません。
わが家はざっくりしか出せていない状態だったので、価格のバランスが取りにくかった面もありました。
値引き交渉は買主さんに対して行うものでありながら、実のところは「担当者が交渉する気になるか?」というのもまた大きいのかなと思いました。
なんていうか、担当者への心象もある程度は必要なんだろうと。分からんが。
ということで、わが家の中古マンション値引きの話でした。
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