居住中の物件に内見しに行った話。当日に実際にかかった時間や売り主への質問

わが家は転勤族なのですが、子どもの進学時期ということもあり、今住んでいる地域での住宅購入を考えています。

そのうち単身赴任になることを考えると高価な物件は買えないので、検討候補はもっぱら中古住宅です。

中古住宅を候補に入れると、中には居住中の物件に出会うことも。

購入することを考えると内見は必須なんですが、売り主の方が居住されている中で見に行くのは何とも言えず緊張するもの。

居住中の中古物件に内覧させてもらったときの、わが家の話。

スポンサーリンク

居住中の物件に内見しに行ってきた体験談!内覧に至るまでの話

転勤族であるわが家が、住宅購入を考え始めたのはつい先日のこと。

子どもの進学を機に、少なくとも高校を卒業するまでくらいは定住してあげなければと思いました。

下の子が高校卒業までって考えると、だいたい10年くらいでしょうか。

それ以降に関しては、私は、全国を浮遊している旦那さんのところに行こうかなと思っているわけですね。

子どもたちの進路によっては、もしかしたら今の地域、この先購入する家に住み続けるかもしれません。

ですがそれはあくまでも「子どもたちだけ」であって、私はたぶん、旦那さんと移動しながら暮らしていくだろうと。

基本的には、子どもがみんな大学入学する約10年後に、買った家は売却しようと思っています。

だから、購入したとしても住む期間は限られているということで。

単身赴任の二重生活になればお金もかかるし、子どもたちの教育費が本格的にかかり始める時期でもあるし。

そう考えるととてもじゃないけど、価値が下がりやすい新築は選択肢には入らなくて、築年数がそれなりに古くて、価値が下がりきっている物件がメインの選択肢です。

中古物件って、空き家の場合もあるんですが、多くは居住中です。

家が売れた時点で引っ越しをして、その資金を元に他の場所にってケースが多いのだとか。

さて、わが家が気になった物件も、現在売り主の方が居住中のお宅。

とりあえず詳しい物件情報を得ようと思って不動産屋さんに問い合わせをしてみました。

居住中物件の内覧は意外とすぐに決まる

問い合わせをしてみると、

不動産屋さん「とりあえず、物件を見に行ってみませんか?」

私「え、でも居住中なんですよね。まだ選択肢の一つってくらいなんですが、いいんですか?」

不動産屋さん「まったく問題ないです。売り主さんも内見ウェルカムな状態なので!」

物件を売ろうと思っている以上、内見してもらうことは必須。

ですがわが家のように、まだあやふやで軽い気持ちでいる検討者でも内見を提案してもらえるとは。

もちろんわが家としては、後学のためにも地域内の不動産を見ておきたかったので、候補日を2日ほど、時間帯を変えて伝えました。

翌々日に不動産屋さんから、伝えていた候補日の中で訪問日が決まった旨の連絡をもらい、夫婦で内見させてもらうことになりました。

どきどき。

居住中の物件を内見するときに迷うことまとめ

居住中の物件を内見するなんて初めてで、かなり緊張していた私。

内見前に私が疑問に思っていたことを、内見を終えた今の私がまとめたいと思います!

1、居住中物件の内見には何人くらいで行けばいいのか

物件の広さや売り主さんの意向によっても違うのだと思いますが、まずは「少人数で伺う」というのが基本になるかなと思います。

わが家の場合、内見に行ったのは私と旦那さんの2人。

1人のほうがいいのかなぁとも思ったのですが、その家を検討するかどうかを相談するためには、やっぱり夫婦で行かなきゃなということに。

子供たちはもう走り回るような年齢ではないけど、それでも留守番してもらいました。

購入の意思がほとんど決まっていて、たとえばリフォーム部位を探すとかそういう段階になっていれば、子連れでも許容されるのかも。

でも特別な事情がない限りは、子どもを連れてくるのは避けたほうがいいだろうと思いました。

2、居住中物件の内見には不動産屋さんは何人来るのか

これについては「物件による」という部分が大きい気がします。

わが家の内見時には、不動産屋さんは全部で3人来ました。

売り主を担当している営業員さんと、地域の買主担当さんと、リフォーム担当さん。

築年数が古いということから、リフォーム前提の購入になるだろうということから、大所帯で来られました。

子ども連れてなくて本当に良かった。

3、居住中物件の売り主の人と話す機会はあるのか

不動産屋さんに後から聞いた話によると、

・自室に入り、内見には参加しない売り主

・一緒に家中を見て回り、内見に参加する売り主

どちらのパターンも一定数おられ、売り主の方の性格によって違うのだとか。

わが家の場合は、内見に伺った玄関でまずは挨拶を。

「よろしくお願いします。お邪魔します」くらいの軽い挨拶だけでした。

その後は、売り主担当の営業員の方とお話をしながら、私たちの後をついてくるという感じ。

内見中に話をする機会はほとんどありませんでした。

4、居住中物件の売り主の人に質問するべきことは

買うかもしれない私たちとしては、聞きたいことがあるようなないような。

ですが売り主の人にしか分からないことってあるはずなので、気になることは聞いておいたほうが安心。

私は小心者なので、誰にでも分かることなら不動産屋さんに聞いちゃおうって思っちゃうんですよね。

スポンサーリンク

例えば「いつから売り出してるんですか?」とか。

あとは、私が売り主だったら素直に答えられないかもしれない「設備の不具合は?」「故障個所は?」などは、本格的に検討候補に入ってからにしようと思いました。

↑でもこれ、本当なら初期に聞いておくべきですね。費用によっては検討できない場合もありますし。

私が聞いたことは、ご近所づきあいのことについて。

このあたりの近所付き合いがどれくらい活発に行われているか?や、隣人の方はどういう方なのか?など。

これもまた素直に答えづらいことなのかもしれないですが、もしそこに住むなら超重要ですよね。

特に主婦にとっては、隣人がどういう人かってすごく大切です。

ですがこれは、その場にいる売り主さんが女性じゃないと、実際のところは分からないのかもしれません。

5、居住中物件の内覧で守っておきたいマナー

こちらはもう常識的なものばかりです。

スリッパなどは不動産屋さんが用意してくれるはずなので、その点は必要なしかと思います。

私物をじろじろ見ない&触らない
これは言わずもがなですね。

居住中物件はもちろん人が住んでいるわけで、お子さんの持ち物などもそのまま置いてあります。

見ようと思えばかなりプライベートなこと(子どもの学校名とか)まで分かってしまいます。

そういうのを知ってしまうのは良くないので、触らないのはもちろん、できるだけ細かい部分は見ないようにします。

部屋に入る前は一声かける
よく分からないから言うだけ言っとけと思って。

私は別室にはいるたびに「失礼します」と一声かけるようにしていました。

不動産屋さんが先導して入ってくれるので必要ないのかもしれませんが、言われて嫌な気はしないだろうということで。

畳の部屋ではスリッパは脱ぐ
畳の部屋を案内されるときには、部屋の前でスリッパを脱ぎます。

例外的に不動産屋さんに「ここの部屋はこのままで大丈夫です」と言われる時もありますが、基本は脱いだほうがいいです。

物件の短所などを売り主の前で話さない
リフォーム担当の人が一緒に来ていると「どこかリフォームしたいところはありましたか?」みたいな話題になることも。

そういう場合は仕方ないのかもですが、物件の短所や汚れた部分を、売り主の前では話さないようにしたほうが無難。

気になる部分については、あとで不動産屋さんと話し合うほうが良さそうです。

6、居住中物件内見のメリットとデメリット

「なにも居住中のとこに見に行かなくてもさー」と思うじゃないですか。

コミュ障な私、ママ友宅でさえもあまり訪問しないのに、知らない人のお家に行くなんてハードルも高い。

終始緊張しながらでしたが、居住中物件だからこそのメリットとデメリットがあるなと思いました。

しかし、メリットとデメリットは表皮一体……。

メリット

・家具などを置いた実際の広さが実感できる

・住んでいなければ分からないことをその場で聞ける

・売り主の方の顔が分かる

デメリット

・生活感があるのでリフォーム後の想像がつきにくい

・思うがままに見ることは不可能

7、居住中物件の内見にかかる時間は

わが家の場合は20分くらい。

迷惑にならないことを考えると、長くても30分を超えることはないのではないかと思います。

居住中物件の内見、当日の体験談

上記のいろんなのでかぶっているものもあるんですが、ひとまず忘れて当日の体験談を。

物件前に待ち合わせだったので、5分前に到着するとすでに不動産屋さんの大群(3人だ)が輪になって話し合い中。

内見の訪問は「少し早め」「少し遅め」どちらが正しいんだ?

分からなかったので、1分前に不動産屋さんの群れに近づきます。

顔を見ながら近づいていくと、あちらも気づいたようで「○○様ですか?」と。全力でうなづく。

そこから営業員の方がピンポンしてくださり、売り主さん登場。

軽く挨拶をしながら玄関に向かいました。「お邪魔します」

前述したように、売り主さんは私たちの後をずっとついてきてくれました。

不動産屋1→私たち夫婦→リフォーム担当さん→不動産屋2と売り主さん

こんな順番で家の中を隅々まで見て回る。

見られたくないであろうお風呂場やキッチンの中にまで「どうぞどうぞー」と気さくな売り主さん。

収納などの見にくい場所については、不動産屋さんがバンバン開けてくれました。

このお宅は一戸建てだったので、家の周囲も確認。

リフォーム担当さんが外壁などを見てくれて「これは塗装しなきゃですね」「ここはやり替えたほうがいいですね」などを教えてくれます。

そのたびに、ざっくりとした費用も教えてくれる。

最後に不動産屋さんが「売り主の方に聞いておきたいことはないですか?」と聞いてくれて、そこでご近所さんについての話を聞くことに。

「まあ普通の方ですよー」という、可もなく不可もない回答をいただきました。

うーん、まあそりゃ答えづらいですよね。

内見が終わった後は不動産屋さんの店舗に行って、詳しい情報を聞くことに。

主に、「どれくらいリフォーム費用がかかるか?」でした。

やっぱり築が古い物件になると、物件価格に似たり寄ったりなリフォーム費用がかかることもある。

欲を出せば、青天井に費用が積み重なる気もする。

素敵なお家だったのですが、プラスでかかるかもしれない費用が怖すぎるな。

ということで、わが家の居住中物件の内見は終了。

もう一軒気になっているところがあるので、そちらを見てから熟慮する予定です。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。