転勤先が合わないし馴染めないから好きになれない…そんなときに考えること

「住めば都」という言葉もありますが、転勤族にとって都になるかどうかって一種のギャンブル。

同じ市内に引っ越しくらいだったらいいでしょうけど、まったくの未開の地に足を踏み入れるのはやっぱりしんどい。

同じ日本人しか住んでいないにもかかわらず、合わないと感じることもあるわけですね。

わが家は子持ち転勤族。

転勤先がどうしても合わないって思ったときに、どうやってモチベーションを保っていくのかっていう話。

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転勤先が合わない…地域がかわれば仕方ないことなのかもしれない

転勤族の旦那さんと結婚して、いろいろと地域を変わり続けてしばらくたちます。

住んだ地域もバラバラですし、地域色の濃淡もさまざまでした。

で、あらためて思ったのは「県民性の違いってやっぱりあるよな」っていうこと。

ということは自分自身にもどこかの「県民性」ってものがあるわけで、相性の悪い地域というのはあるんですよね。

私の場合、以前住んでいたのはけっこう地元色の強いところ。

でも心の壁が超低い方が多いというか、わりとザクザクと踏み込んでくる方の多い地域でした。

私としてはそれが心地よく、知っている人がいない中でガツガツ入り込んでくれるのはありがたかったんですね。

地元民の知り合いも増えて、本音で話してくれてるなぁと感じることも多かったです。

そして前回住んでいたのは、地元色の弱い、転勤族の多い地域。

転勤族慣れしていて受け入れ態勢ができているので、みなさん気さくに話しかけてくれました。

「ここも良い地域だなぁ」と最初は思ってたんですが、ん?と。

表面的には仲良さげにはするんですけど、なんとなく本音を隠しながらな付き合いしかできなかったんですよね。

私だけの問題なのか?と思ってたんですが、どうやらそうでもない様子。

他府県出身の方は、みんな抱えていた「ここの地元民ってこうだよね」事案でした。

人との付き合い方って、ちょうどよい距離に個人差があります。

その距離感が違っていると、やっぱり合わないって思うことが増えます。

私の場合は「本音をなかなか話してくれない」方々は、個人的にものすごくしんどくてですね。

地元出身者とはなかなか親密な間柄にはなれませんでした。友達はみんな転勤族っていう。

転勤族は親が馴染めないだけなら許容すべき。子供中心で考えると楽になる

ご近所付き合いがなんかうまくいかないとか、ママ友と付き合いにくいなとか。

それはもちろん悲しいし、精神的な負担も大きいものですが。

しょせん、大人の合う合わないなんてちっぽけなものだと思ってるんですよね。

言っても大人だから、そうそう変なことはしないし、子供じみたことにも発展しないじゃないですか。

でも、子どもは違います。

子どもの世界は今のところ、学校と家庭が大部分をしめています。

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その大半をしめる学校で馴染めない日が続いたら、それはもう大きな孤独を抱えることになるでしょう。

子どもが長い間馴染めなくて悲しい思いをしているなら、対策を考えなきゃかも。

でも大人が馴染めないっていうくらいであれば、許容範囲じゃないかと思います。

ひどいことされたら別だけど。

これって、転勤族の新しい転勤先との向き合い方のポイントだと思うんです。

その地域が良いかどうかを判断するのは、子どもを中心にすべき

親の価値観を加えてしまうと、どんな地域も出身地にはかなわないですし、比較すると見劣りします。

・子どもが育っていく環境としてどうか?

・治安や教育面、友人関係はどうか?

親の人間関係もそりゃ大きいですが、不可がないならまぁヨシとしたほうがいいかなと思ってます。

だってもう、言い始めちゃうとキリがないですから。

んで、たぶんどこに行ってもその地域の嫌な面って、転勤族には目に付きやすいですしね。

「転勤先を好きになれない」は慣れでどうにかなると思っている件

実を言うと私も、今住んでいるところは好きになれないんですよね。

前述しました「県民性」が私には合わず、地元出身の方で仲良くしているのはほんの一握り。

気が合うと思う人はほぼ転勤族なので、いつしか別れが訪れてしまいます。

子どもは今の地域を気に入っているので、それに関しては良かったんですけどね。

「今の地域が好きになれない」そう思っている気持ちは、その地域に慣れることでいくぶんかはマシになります。

割り切れるというか、まあそんなもんだよねっていうふうに思うようになりました。

気を使うことも多いし、もやもやが残ることもありますが、子どもに対して不安を抱えているよりはずっとマシ。

子どもがその地域を好きになれなくて、引っ越したいって言われるよりはずっとマシです。

自分たちがその地域にいることが、周りの人たちも含めて普通になってくると、少しづつ「好きになれない」という感情は少なくなっていきます。

「住めば都」とは全然違うけど、不可部分が少なくなっていくのが分かります。

これが慣れってやつですね。

最初の数か月はもちろん、嫌な面や合わない点ばっかりをフォーカスしてしまうので、「はやく辞令でないかなあ」とか思ってしまいがち。

誰に愚痴っていいかも分からないですし。

それでも年単位で居住期間が過ぎていくと、良い部分も見えてきます。

私の場合はそれが子どもに関してだったんですが、子どもがいいなら最低条件はクリアしてるよな、と。

転勤族はどれだけ合わない地域に引っ越したとしても、「また転勤がある」という逃げ場が用意されています。

公明正大に引っ越すことができるっていう、長所だか短所だか分からないですけど。

あまり気を負わず、気楽に暮らしていくのがいいのかなと思ってる今日この頃でした。

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