転勤族との結婚が不安で悩む方へ絶賛転妻生活中の私が思うこと

誰だって今、居心地よく生活している地域から離れるのはストレスだし、少なからず不安を抱えるもの。

何年かおきに生活場所が変わり、そのたびに人間関係がゼロになる。

転勤族との結婚を躊躇する背景には、そういうデメリット部分のほうがイメージしやすいっていうのがあると思うんですね。

今まさに、転勤族との結婚を不安に思い悩んでいる方。そこのあなた!

ガチ転勤族生活中の私が、この生活を続けていくうえで思っていること。

スポンサーリンク

転勤族とその家族の実情は?結婚のデメリットはないと言えばうそになる。

こういうふうにですね、「今転勤族との結婚を悩んでいる人へ」という名目で転勤族を語ろうと思うとどうしても、「嫌なことばかりじゃないよ」「こんなメリットもあるよ」と。

良い部分をフォーカスした組み立て方が、まぁオーソドックスだと思うんですね。

もちろん、転勤族だから結婚しないっていう選択肢はあまり良いものだとは思えないし、私自身も、旦那さんが転勤族って知ってて結婚しました。

だから、両肩つかんで血走った眼で伝える「転勤族とは…!」ではなく、病院の待合室でサラッと話す「転勤族ってさ」っていうくらいのノリ。

その程度で聞いていただけたらなと思ってます。

さて、それを踏まえまして。

状況を細かく分析していけばきっと、転勤族のメリットもデメリットも無限に出てきます。

その土地に「馴染めたら」デメリット、「馴染めなかったら」メリットっていうふうに、その地域ごとの相性もありますしね。

ただ一つ言えることは、転勤族は楽ではないです。

どちらかといえば、転勤族だから制約されることも多いし使わないといけなくなるお金も多い。

考えなくちゃいけないことも、不安に思うことも多いです。

その一方で、「転勤があるから」という逃げ道があることは、私のようなコミュ障には大きなメリット。

ただし、長く転勤族を続けていくと必ず何度かは、夫婦で膝付き合わせて話し合うような難問が登場します。

転勤族は子どもの年齢によって迷いが生まれる

「転勤族」は、子どもの有無によって深刻度が変わります。

特に小学生を過ぎると、とたんに転勤族であることのデメリットがふつふつと湧き出るわけですね。

正直、子どものいない転勤族夫婦はもはや楽しいだけで、旅行気分でやっていける。

私もそうだったし、おそらく他の転勤族妻さんたちもそうだと思います。

今は子どもがいない状態だと思うので、不安の対象は自分に向けてだと思うんですね。

(‘ω’)「見知らぬ土地に行って、友だちができるのかな…」

(‘ω’)「今と違う環境に行くのって嫌だな…」

たしかにそれってとても不安。社会人になると、仕事以外で友だち作るのってけっこう大変ですしね。

ですが子どもが生まれると、子どもの進学先、子どもの人間関係、子どもの将来などなど、自分に関係のないことで頭を悩ませなくてはいけません。

そして自分のことではないだけに、思い通りにいかない。

わが家の場合は、子ども2人ともが私よりも社交的なので、新しい土地でもおそらく、私よりはうまくやっていけるでしょう。

スポンサーリンク

それでも、思春期の子どもがうまく輪に入れなかったら?進学に不利になったら?

その後の子どもの人生に影響してしまいそうな気がして、ものすごく悩んでしまうんですよ。うむ。

転勤族は親の介護時期にも悩むことになる

これは転勤する地域の範囲とか、年数とかにもよるんだと思いますが、数十年後にはおそらく、親の介護も視野に入れなくてはいけなくなります。

今はまだよくても、例えば20年後はどうなの?という。

例えばわが家、実家からも義実家からもかなり遠方に住んでいます。

今後の転勤辞令によっては、遠くなるかもだし近づいてくれるかもだし、そのへんは分かりません。

今もし介護が必要になったら、たぶん私は見ることができません。

月に2回くらいでも帰省できたら、ものすごくラッキーっていうくらい。

転勤族との結婚前に感じた不安は今はどうなったか?

私は元来、根暗でいじいじといろんなことを考えすぎちゃうタイプなんですよね。

だから結婚する前にも、ものすごくいろんなことを考えた気がします。(もはやうろ覚えだが)

で、今はそのときに考えたことを、わりとリアルに体験してるわけです。

じゃあ今は当時のような不安をまだ抱えているのか?というと、そういうわけでもなく、どちらかと言えば不安は小さくなっています。

いや、語弊があるかもしれないですね。

「不安は小さく」ではなく、仕方ないなと思えるようになったっていうのが正しいかも。

転勤族っていう生活にももう慣れて、受け入れ状態が完了してもなお、定住地があればいいのにって思いはあるけれど。

それもまぁ仕方ないしなぁというくらいには、思えるようになります。

というのもたぶん、転勤族のメリット部分も見えてくるからかなと思います。

転勤族は自分に合った環境をきちんと選ぶことができる

ずっと旦那さんについて引っ越しを続けていくのもよし。

子どもの年齢に合わせて、単身赴任を選ぶのもよし。

いろんな場所に住んで、地域を体験して、自分たちに合った環境にとどまることができます。

「ここはわが家には合ってないな…」

そう思ったら、次の辞令で引っ越せばいいだけの話ですしね。

私が子どもを連れて初めての転勤のとき、子どものかかりつけ医だった方に言われたことがあります。

(‘ω’)「いいね、引っ越しできて。私なんてもうずっとここに根を張らなきゃだもん」

そのときは、「私はここに根付きたいけど…」って思いましたが、今思うと選択の余地があることは良い面もあるだろうと。

永住するっていうのは、良いも悪いも含めてですし、逃げ場所がほとんどなくなります。

住んで都にならない場合もありますが、それでも「ここが一番」と思える場所を探せるメリットも。

まとめ

個人的な意見を言わせてもらうならば、結婚相手は転勤族じゃないほうが楽です。

将来設計をたてやすいし、貯金もしやすいし。

ですが、結婚自体をやめてしまおうと思うほど悪いものでもありません。

ただ、どんなふうに生活していきたいのか、家族が増えたときにどんなふうに変わっていくことを想定しているのか。

結婚前に、そういうことを話し合う機会をもうけてもいいかなと思います。

良いことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもない。

きれいごとになってしまうけど、乗り越えられないほど高い壁っていうわけでもないかなと思います。

ぜひぜひよく話し合って、良い選択ができますように。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。