転勤族の場合、引っ越しのたびに子どもの習い事を辞めなければいけません。
前居住地で辞める→新居住地で入会
「新しく習い始めると、入会金やらなんやらでまたお金がかかるんだよなぁ…」という愚痴はさておき。
どんなに好きだった習い事でも、辞令が出てしまうと強制的に辞めないといけません。
子どもの習い事を辞めるときのマナーや、先生へのお礼の伝え方、お礼の品などのまとめです。
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転勤の引っ越しで子どもの習い事を辞めるときのマナー
他の事情があって習い事を辞めるときとは違い、転勤による引っ越しはどうしようもないこと。
それだけに、言いにくさや気まずさはそれほど大きくないのではないかと思います。
ただ、習い事の先生にとっては「生徒が辞める」ということ自体は同じ。
できるだけ迷惑をかけないようにするのが、転勤族が守らなければいけないマナーです。
転勤があるかもしれないことは早めに伝えておく
転勤辞令が出やすい時期は、新しい生徒が入会しやすい時期でもあります。
年度初めや四半期ごとに、習い事を考える方って多いもの。
早めに伝えておくことで、他の生徒募集をしやすくなります。
「転勤があるかもしれない」という可能性が高まったときはその旨を、内示が出た場合は、高確率で転勤がある旨を分かり次第、伝えておくといいかと思います。
特に、発表会の予定などがある場合はなおのこと、早めに伝えておく必要があります。
もし急に出られないということになれば、出番の調整をしなければならず、変更手続きが必要なことも。
転勤辞令はあらかじめ分かっているものではないので難しくはありますが、せめて「すぐに伝える」ということを徹底するようにしましょう。
その習い事に入会した時に規約などがある場合は、そちらもチェックが必要。
「辞めるときは○○か月前までに」などの文言がある場合は、それに従います。
辞令が引っ越しの直前にならないと出ない場合は、その旨も先生に相談しておくといいかもですね。
習い事を辞める挨拶は対面で
わが家の場合は、
最期の習い事の日:先生と対面して挨拶
という感じで、最後の日は教室の中に入って先生に挨拶をして終わりました。
子どもが一人で行き来している場合は、辞める連絡は電話などでも構わないかなと思います。
そのときには
・いつ辞めるか
・最後の習い事の日には挨拶に伺うこと
を伝えておくといいですね!
子どもの習い事を辞めると伝えるときの文例
いつもお世話になっております。○○の母です。
主人の転勤辞令が出まして引っ越すことになり、〇月末で教室を辞めさせていただくことになりました。
急なことで申し訳ありません。
子どももとても楽しく通っていて、これからというときだったのにとても残念です。
今までご指導いただきありがとうございました。
〇日のお稽古が最終日になるかと思いますので、そのときには私も挨拶に伺わせてください。
お忙しいところ申し訳ありません。○○の母です。
急なことで申し訳ありませんが、〇月末で教室を辞めさせていただくことになりました。
今までご指導いただき、ありがとうございました。
先生が根気強く教えてくださったおかげで子どもの上達も早く、楽しく通うことができました。
本当にありがとうございます。
最後のお稽古の日には、ご挨拶に伺いますのでよろしくお願いいたします。
子どもの習い事を辞めるときの先生へのお礼の言い方
転勤辞令という、ある意味不可抗力的な理由で辞めないといけないのは、親子ともども不本意なもの。
(‘ω’)「せっかくこれまでがんばってきたのに!子どもも先生になついていたのに!」
残念に思う気持ちはきっと、先生も同じ。
だからこそ、先生へは今までの感謝とお礼の気持ちをきちんと伝えなくてはいけません。
わが家の子どもたちの習い事は、私が送迎しなければいけない距離にあったので、
・やめることを伝えるとき
・最後の習い事の日
どちらも、親が一緒に先生に挨拶をしました。
ですが、子どもが一人で行き来している場合は、親が同伴して挨拶をするのは最後の習い事の日だけでもいいかなと思います。
もちろん、丁寧にしたい方はどちらも挨拶をしてOKです。
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お礼の挨拶はメールやラインでもOK?手紙はどう?
先生とのやり取りをメールやラインでしていたとしても、お礼の挨拶は対面して行うべき。
会って挨拶をした後に、再度お礼を言うのであればメールやライン、手紙などでもいいかもしれませんが、特別な事情がない場合は、避けたほうが無難です。
親がお礼を言っている姿は、子どもにとっても良い経験になります。
一緒に今までの感謝とお礼の気持ちを伝えてると、新天地でも気持ちよくスタートできるのではないでしょうか。
子どもからのお礼の手紙は喜ばれる
親からの挨拶が手紙だけっていうのはさみしいですが、子どもからのお礼のお手紙は喜んでもらえるのでおすすめ。
最後の習い事の日に、お礼と一緒に渡すといですね!
先生へのお礼挨拶文例
先生へのお礼は、今までの感謝の気持ちをきちんと伝えることができればそれでOK。
転勤が理由なので、質問されて気まずくなるようなこともないですし、先生としても仕方ないと思っているものと思います。
今までの先生との関係にもよりますが、あまり堅苦しく考えず、素直な気持ちを伝えれば大丈夫です。
今まで大変お世話になりました。
熱心にご指導いただいたおかげで子どもの上達が早く、年に1回の発表会のたびに成長がよく分かりました。
○○(子どもの名前)は先生が大好きで、本当に楽しい時間を過ごすことができました。
引っ越しても習い事は続けたいと言っておりまして、それほど好きになれたのも先生のおかげです。
本当にありがとうございました。
先生、今までご指導いただきありがとうございました。
転勤で仕方ないとはいえ、もっとたくさん教えていただきたかったのに残念です。
先生のおかげで子どももこの習い事がとても好きで、引っ越しても続けたいと言っております。
こんなに好きなことができたのも、先生が熱心に教えてくれたからだと感謝しています。
本当にありがとうございました。
引越しで習い事を辞めるときお礼の品と金額
習い事を辞めるときに気になることといえば、お礼の品の有無やその金額ではないでしょうか。
団体で教えてもらっているような場合には必要ない場合もあるかもしれませんが、個人で教えてもらっている場合には渡す方も多いはず。
先生の人柄や関係性によっても変わるかもしれませんが、一般的には渡したほうが良いとされています。
ただ、マナーとして渡すべきというわけではないので、あくまでも自己判断。
教室の雰囲気によっては渡す方が不自然という場合もあるので、他のママたちに聞いてみてもいいかもですね!
習い事を辞めるときのお礼の品の相場金額
あまり高いものを渡すと気遣わせてしまうし、安すぎるものも考え物。
3000円~5000円くらいのものをお礼の品として選ぶ方が多いようです。
わが家の場合は、「その習い事の月謝を超えない範囲内」で価格設定をします。
もし菓子折りなどに商品券などをプラスする場合は、すべて込みの金額が月謝を超えないように調節。
転勤の場合はすべての習い事を辞めないといけないので、複数ある場合は出費も大変。
一番お金がかかる時期なので、わが家は必要以上にお金をかけないようにしています。
菓子折り+商品券:お菓子2000円+商品券3000円
個人で教えてもらっている場合や、熱心にしていただいた場合、子どもがなついていた場合など、特に思い入れがある先生には高めに。
それほど思い入れがない場合(失礼(-_-;))には、そこまで予算をとらないです。
習い事をやめるときのおすすめのお礼の品
お礼の品は、食べるものがおすすめ。
他の生徒さんたちに配ることもできますし、焼き菓子などの食べやすいものならもらって困ることはありません。
日持ちするものや個包装されているものを選ぶようにしましょう。
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キハチの焼き菓子セットは、価格帯もちょうどよく知名度も高いのでおすすめ。
入っている焼き菓子の種類が多いので、好みが分からない場合でも渡しやすいです。
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子どもが多い教室の場合は、こんなかわいい焼き菓子セットもいいですね!
他の生徒にも配りやすく、かわいらしい見た目に癒されます。
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若い先生なら、マカロンも喜ばれます。
メッセージシールも対応可能なので、感謝の言葉をのせてもいいかもです。
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年配の先生や和のお稽古事の場合は、和菓子セットにするのもいいですよね。
口にしやすく日持ちするものが多いので、ゆっくりと食べてもらえます。
まとめ
転勤のために習い事を辞める場合は、気まずくなることがあまりありません。
まだ続けたいのに!と不本意なことも多いですが、それも新天地での糧にするしかないんですよね。
先生にきちんと感謝を伝えて、せめて気持ちよく新たな地に行けるようにしたいですね!
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