狭い3LDKに家族4人、窮屈だったからこそのメリット。狭さは接し方を変える

わが家は狭い3LDKに、上の子が小学校を卒業するまで住んでいました。

築古で一つ一つの部屋も狭い50平米ちょいくらいのマンション。

子どもの友だちのお家に比べると、プライバシーもなければおしゃれさもない、建物自体の外観も古ぼけていて、恥ずかしい思いをしたことも一度や二度ではなかったはず。

一見するとデメリットばかりのようにも思えますが、個人的にはメリットも多かったなと思っています。

今のわが家の家族同士の接し方は、あの狭い家で暮らした年月がなければなかっただろうと思うのです。

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約50平米、狭い3LDKにすし詰めだった家族4人生活。でも得るものは大きかった

同じ平米数の3LDKでも、間取りによってはプライバシーが確保される場合もあります。

いわゆる「独立性のある間取り」というか、LDK以外の3部屋がきちんと孤立していれば、少しくらい狭くても大丈夫なのではと思います。

ですがわが家が住んでいたマンションは、部屋として孤立していたのは1部屋のみ。

あとは部屋とは名ばかりで、2部屋がほぼリビング続きの間取りでした。

それぞれの部屋に収納がちゃんとあるわけではないので、独立した一部屋は物置扱いに。

家族4人分のすぐに使わない荷物に関しては、ここに置いて他のスペースを確保するという感じでした。

一応の子ども部屋はリビングと仕切りがなく、何をしているのかはすべて筒抜け状態。

友だちが来たときも、リビングまでフル活用して遊ぶような状態でした。

小さい頃はもちろんそれで問題ないんですが、高学年になってからの遊び方としては少しかわいそうな部分もありました。

そして、姉妹の一方に友だちが来ると、もう一方の居場所がなくなるというのも大問題。

仕方なく、物置部屋にこもっていることも多々ありました。

そんな狭いスペースでの暮らし方なので、寝る時ももちろん川の字。

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家族4人、セミダブルとシングルの布団で寝られるのはいつまで?限界値を迎えたわが家の状態。

たぶん、子どもの友だちの一戸建てに住んでいる子には、信じられない寝方だったろうなと思います。

ですがその分、親と子どもの距離は非常に近くなりました。

家が狭いことは接する機会を増やすのだと思う

子どもが小さい頃は、文字通り24時間一緒。

コロナ渦で学校が休校になったときも、文字通り24時間一緒。

「同じ家にいる」ということではなく、「同じスペースにいる」「常に顔が見れる距離にいる」という状態です。

だって、他にいる場所がないんだもん、そりゃそうなるよねっていう。

こういうスペースにいると、小さいころから高学年の思春期を迎えるまで、一緒にいる時間がほぼ変わりません。

厳密には幼稚園か小学校かで、家にいる時間自体は違うのですが、それでも大差はないんじゃないかと思います。

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家にいる時間=顔を見ている時間です。

接する機会ばかりがあるので、会話も増えるし触れ合いも増える。

学校の話や友だちの話を聞く機会も増えるし、何を勉強しているかの把握もたやすい。

個室があれば自分の部屋でするであろうことをリビングでするので、お互いにお互いを把握するようになります。

子どもが何をしているかだけでなく、母親が何をしているかの把握もしていたと思います。

接する機会が多いからこそ父親を嫌がらない子になったのではと思う

わが家の上の子はガツガツの思春期で、反抗もするし思春期ならではの物憂げな態度もとります。

ですが、ありがちな「父親を嫌がる」ということがありません。

もちろん、嫌なことを言ったらケンカをするし反抗もするけど、それは「父親だから」という理由ではなく、私が同じことを言っても同じ反応をするだろうと思うもの。

父親だから有無を言わさずに嫌がるということはありません。

だって、同じ部屋で川の字で寝てるくらいですしね、嫌がってたら寝れん。

「生物学的に娘は父親に嫌悪感を抱くものだ」という話も聞くし、もしかしたらそういう感情を経ていたほうがいいのかもしれないとも思う。

ちゃんと成長の過程として、一般的な感情の流れが経験できる環境を作ってあげるべきだったのかなとか思う。

けどまあ、仕方ないですね。狭かったから。

狭い家だからこそ受験を頑張れたと思うのはこじつけだろうか

わが家の長女は、中学受験をして、今は希望していた中学校に通っています。

こじつけになってしまうかもしれないけど、あの狭い家だったからこそ合格したのではないかと思うのです。

狭い家で、母親の前で勉強するしかなかったから、サボりたい時もサボりにくかったことでしょう。

目の前に親がいるから、分からないことがあったときにすぐに聞ける環境だったことでしょう。

子どもが何を勉強しているのかもすぐに分かるし、足りない部分も勉強時間の把握も簡単。

同じ空間で、同じ息苦しさみたいなのを抱えて受験生活を送ることができました。

たとえばあのとき、子どもが自分の部屋を持っていたら、同じように受験生活を送れてはいなかったはず。

とか、こんなふうに思うのはただのこじつけかもしれませんが。

狭い家はメリットもある。私にとっては望む暮らし方だった

私だって狭いよりは広いほうがもちろんよくて、一戸建ての部屋にゆとりのある生活に憧れます。

それでも子どもが小さい時期から小学校までの期間、あの狭い家でくっつくみたいにして生活できたのは、とても有意義だったなと思っています。

他の家よりも親子仲が良いだろうと思っているのは、狭いゆえの強がりかもしれないですけど。

今のちょうどよい距離感で親子が接しているのは、あの家じゃなかったらダメだったんじゃないかと思っています。

こう考えると狭い家のメリットって、そんなに小さくない。むしろ大きい。

転勤で引っ越してきた当初は、その狭さにゲンナリしたものだけど。

私にとっては望む暮らし方をするために必要なものだったのだなぁと、今になって強く思うのである。

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