学年末が近づいてくると、そろそろ小学校でも役員決めの季節になってきます。
子ども会やらスポ少やら、いろんな団体での役員決めが活発になってくるのもこの季節ですね!
さて、転勤族はいつ引っ越さなければいけないのか分からず、辞令が出るタイミングは役員決定の後であることも多いです。
そのため、「転勤があるかもしれない」という理由で免除してくれないかな…?という気持ちもチラホラ浮かんでは消えます。
今年は転勤辞令が出ることは確実だろうと思われるわが家ですが、来年度の役員を引き受けてしまったという話。
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転勤族でも小学校の役員は引き受けなければいけないのか論
だいたいの転勤スパンが分かっている場合も含め、転勤辞令はいつ出るのかが分からない、かなり不透明なもの。
年度が変わる時期ならまだしも、年度の途中で辞令が出ることもあるし、本当にどうなるのかがさっぱりわかりません。
そのため、役員などの1年間縛られるようなものに関しては、できれば避けたいというのが正直なところです。
ですが役員決めにおいては「転勤族だから免除」という規定はなく、もうすぐ辞令が出ると分かっていても候補者になってしまいます。
「転勤族だから役員は断りたい…」
もちろんそんなふうに思うんですが、転勤族ということが役員を断る理由にはならないと思っています。
役員をしたことがある方ならご存知だと思うんですが、一番大変なのは次期役員を決めること。
次年度に向けて役員候補に声をかけると、だいたいみなさん事情があるんですよね。
・子どもがまだ小さくて自由に動けない
・仕事がフルタイムで平日の時間がない
・親の介護で平日の会議などに参加できない
大小さまざまですが、何の事情もない方は非常にまれで、多くの方が「それは大変だよね」という状況の中で声をかけられています。
転勤族というのはそういう事情の一つでしかなく、断る理由の中では軽微なほうに分類されます。
もう転勤辞令が出ていて引っ越すことが決まっているのなら話は別ですが、「転勤するかも」という事情よりも、仕事や介護のほうがよっぽど重いです。
役員決めを行っている方たちも、次期候補者が見つからずに常にカツカツの状態。
事情のない方が何人もいるのなら別ですが、そうじゃないことのほうが多いですしね。
転勤の可能性があることは事前に伝え了承を得ておく
ただ転勤族として気になるのは、役員になることが決まった後に転勤辞令が出てしまうこと。
周りの人も迷惑するだろうし、新しい役員候補を探すのも骨が折れます。
「転勤があるかもしれない」「でももしかしたらないかもしれない」
こういう状況であれば、前もって了承を得ておくと話が早いです。
(‘ω’)「役員は引き受けますが、転勤があるかもしれません。」
(‘ω’)「途中で交代しなければいけないかもしれませんが、それでもいいでしょうか?」
その場合はおそらく現役員の方が補欠を設定するでしょうし、それでもいいのなら、という確認をしているので安心。
実際にそうやって交代した方も多いですし、その点はあまり気にしなくてもいいのかなと思います。
引継ぎ体制は整えておくこと!
転勤辞令が出るかもだけど役員を引き受ける場合、引継ぎをどのようにするかは考えておいたほうがいいです。
今回の私が引き受けた役員は、引継ぎもいらないんじゃない?くらいのとても軽い役職。
だから補欠を決めてもらうだけで大丈夫ですが、中には、引継ぎに多大な労力がかかるような重い役職もあります。
そういうのを引き受ける場合は、引継ぎについても打ち合わせておいたほうが良いかもしれません。
補欠の人を用意してくれないのであれば役員は引き受けられない、くらいでもいいかも。
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じゃないと、引っ越し前のバタバタの中で、自分が新役員を探さなきゃいけない羽目になっちゃいます。
引っ越してきたばかりの転勤族なら早めに引き受けておくのも
私は去り際の転勤族ですが、引っ越してきたばかりの転勤族なら、早めに役員を引き受けておくのもいいかなと思います。
来たばかりであれば転勤辞令が出る可能性も低いですもんね。
幼稚園時代とは違い、小学校で引っ越してしまうと親同士のつながりがなかなか持てません。
子どもたちは勝手に友達を作ってきますが、親は知り合いや顔見知りを作るのって大変です。
PTA役員は、知り合いを作るにはうってつけの場。
「友達を作ろう!」っていう積極性はなくてもいいけど、知り合いを作るのは転勤族としてはけっこう大事。
子どもの進学やその地域での子育てに関する情報を、一番しっかりと聞けるのはママ友です。
転勤族は、いつ転勤になるのか分からないので、いつまでこの地域にいることになるのかも分かりません。
もしかしたらその地域に長く住むことになるかもなんですよね。
じゃあ、情報は知っておいたほうがいいし、それが得られる場は確保しておいたほうがいい。
子どもがいたらどうせいつかは役員をしなきゃいけないので、きっかけがあればしておいてもいいかなと思います。
転勤辞令が出そうだけど小学校の役員を引き受けた話
わが家の旦那さんの転勤スパン的に、今年の転勤辞令が濃厚です。
ですが私、来年度の役員を引き受けてしまいました。
だって、誰もしてくれる人がいないって言うし、転勤があるかもでもいいって言うし、条件的には私が一番適任でした。(他の方は妊婦だったり介護だったり)
今年の転勤辞令が出るかどうかの確率は、おそらく80%といったところ。
職場内でも古株になってきた旦那さんは、「今年出ないなんておかしいだろ」と言います。
残りの20%は、子どもたちの希望を加味して甘めに評定。
それでも役員を引き受けたのは、
・補欠を設定してくれたこと
・転勤があってもかまわないからとりあえずなってほしいと言われたこと
・執行部などの上層部ではなかったこと
現役員さん、本当に困っている雰囲気だったんですよね。人がいないって探すの大変ですし。
もしかしたら役員の活動が始まる前に辞令が出るかもだし、年度の途中で交代するかも。
でも現役員さんにとっては、今引き受けてくれる人が重要だったりもします。
じゃないといつまでたっても決まらないし、終わらないですしね。
転勤があるかもしれないし、それで迷惑をかけるかもしれないくてもそれでもいいって言うのであれば、転勤が近そうでも役員をするのはアリかなと思います。
転勤族が多い地域だと前例があるから断りにくい。無理なら毅然と
転勤族は、転勤族が多い地域に集まる傾向があります。
子どもの溶け込みやすさを考えると、やっぱり転勤族が多い地域のほうがやりやすいんですよね。
そういう地域だと、「転勤族でも役員やった」という前例が山ほどあります。
途中で役員交代したっていうかたも多いでしょうし、「あの人もそうだったよ」という例を知っている人が多数。
それだけに、転勤だけを理由に断りにくい空気が生まれます。
前の学校で役員をしていたとしても、今の学校でしていなければ免除にはならないですしね。
ただ、人によって事情は本当にさまざま。
同じ転勤族でも、私のように軽い事情しかない人もいれば、役員なんて到底できないような事情を抱えている人だっています。
もし無理だと感じるなら、毅然と断る姿勢でもかまわないと思います。
転勤族は実家から遠方に住んでいる人も多いし、助けてくれる人が周りにいないことがほとんど。
そんな中、事情がいくつも重なれば、役員なんてできねぇよって人だっているでしょう。
きちんと事情を話せばそれを加味してくれるはずだし、それでも役員にと言われるのであれば、相当なもの。
最初から「何も受け付けません!できません!」よりは、じっくりと話をしようという姿勢が、相手の態度を柔和に変えることもあるのではと思います。
まとめ
・転勤族でも、子どもがいる以上は役員をまぬがれないときもある。
・引き受けるときは、転勤になったときのことを考え事前に了承を得ておく。
・無理な場合は毅然と断る姿勢も重要。
・容赦なく断るのではなく、話をする姿勢も大事。
転勤があるっていうだけで、考えなきゃいけないことが増えるのは非常にやっかい。
子ども会の役員についてはこちらも参考にどうぞ!
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