こちらの記事は、約1年前に書いたこちらの記事の続きです。
小論文や作文の添削員に興味がある方は、ぜひ上記記事からご覧いただけたらと思います。
スポンサーリンク
小論文の添削員パート開始から1年、かかる時間と給料の変化
さて、在宅で行う小論文の添削員パート。
始めてから約1年がたちました。
(‘ω’)「小論文の添削員って何すんの?」
という方のためにさらっとお伝えすると、そのまんま小論文を添削するお仕事です。
何のひねりもなく、特別なこともなく、誰かが書いた小論文を「これはイイ!これはダメ!」って赤ペンを入れていくお仕事ですね。
進研ゼミの赤ペン先生をイメージすると、それほど大差はないかなと思います。
ただ「小論文」なので、小学生や中学生の書いたものを添削することはなく、高校生がメインです。
会社によっては大学生や社会人を対象に添削しているところもありますが、私みたいな何の指導経験も教員資格もない添削者が添削できるのは、高校生がギリギリです。うむ。
一般的には「給料が安い」「手間がかかる」「時間がかかる」と、仕事先としてはあまり良い評価を受けることのない小論文添削員。
これは、働いている会社を問わず多くの方がつぶやいていることなので、全体的にそういう傾向があるということかと思います。
ただメリットとしてはやはり、在宅ならではの自由時間の多さ。
このコロナ渦の中、急な学級閉鎖におびえることがなかったのは、在宅だからこそです。
また「小論文添削」という経歴は、なにがしか他の仕事に就きたいと思ったときに役立ちそうな気もする。
学習塾の小論文講師とかね、いいんじゃないでしょうか。私はできる気がしないけど。
小論文添削のお仕事は、おそらくどの会社でも歩合制です。
決められた期間内に、何枚の添削をしたか、つまり単価×枚数がお給料。
単価はそれほど高くはなく、モノによって違うとはいえ、400円/1枚前後が多いのではないでしょうか。
要はこれ。
1枚にかける時間をいかに減らし、効率的にさばいていくかってのが重要なわけですね。
お家にいると、誘惑がそれはもう多いです。
ご飯の用意もしときたいし、掃除も終わらせたいし、主婦は家にいると何かとすることはあるもの。
それに負けないってのも大切ですが、いかに短時間で終わらせられるかというのがまずは最重要です。
小論文添削歴1年でかかる時間はどれくらい減らせるか
400字の課題なのか600字の課題なのか、はたまた800字か。
もしくは、入門レベルのテーマなのか模試レベルのテーマなのか。
それによってもちろんかかる時間は変わります。
ここでは、中級レベルのテーマで、一番多い600字の課題を前提に。
添削員を始めた当初は、600字の小論文を添削するのに、ゆうに1時間はかかっていました。
場合によっては、2時間近くかかってしまうことも。
スポンサーリンク
どういう方針で添削すればいいか考えている間に30分経ってしまって、っていうのも、あるあるでした。
迷いに迷った結果、結局終わらせられずに家事をしちゃうってことも。
速いと1枚30分~40分、遅いと2時間。
そのため、週に5日間、がっつりと添削しないと間に合わないっていうことばかりでした。
時間に余裕があると思って在宅を選んだのに、結局カツカツになるっていうシマツ。
それが、いつ頃からだったでしょうか。
課題の数は決まっているので、何度もやっているうちに同じ課題にあたることも増えてきます。
得意な課題も増えてきまして、指導方針を考えなくても頭の中に入ってるっていうのが多くなってきます。
そして1年。
今では、速いと1枚15分~20分。遅いと1枚40分。
1枚40分かかってしまうのは相当に苦手タイプにあたったときだけで、平均的には30分かからないくらいで終わらせられるようになりました。
するとですね。
1週間のうち、ガッツリと添削のお仕事をしないといけないのは2~3日程度。
場合によっては、2日で一週間分のお仕事を終えることができるようになりました。
もちろん、子どもが帰宅してからは小論文を広げることはなく、子どもが学校に行っている間と寝てからの時間のみが私の仕事時間です。
まずまずの時間の使い方ではないでしょうか。
小論文添削歴1年でもらえるお金は変わったか
経験が増えてくるとコンスタントにお仕事がもらえるようになり、単価も少しづつではありますが上がっていきます。
とはいえ、どちらも猛烈に増えるわけではないので、お給料自体にそれほどの差があるわけではありません。
物量による増加は、1~2万円プラス/月くらいでしょうか。
繁忙期か閑散期かによっても異なりますが、だいたい数万円のプラスになりました。
ですが私にとって重要なのは「もらえる金額」よりも「時給があがった」ことのほう。
もちろん歩合制なので「時給換算したら」ってことですが、1枚にかかる時間が減ったので、効率が非常によくなりました。
今は、すっごく調子が良くて時給1200円。普通だと時給1000円。調子が悪いと時給700円ってとこでしょうか。
通勤時間の拘束やサービス残業などもなく、ご飯が炊ける間に1枚書こうかって思うくらいの取り掛かりやすさでこのコスパなら、私にとっては上々です。
ただおそらく、同じ金額を稼ぐのなら、普通に外で働いたほうがよっぽど効率的です。
人間関係とか仕事内容とか、いろいろあるとは思いますがそれでも「その場にいることでお金が発生する」のと「やらないとお金が発生しない」は違います。
まあ、私はそこそこコミュ障ですしね。
人とのかかわりながら仕事するよりは、1人で黙々としているほうが好みなので、タイプによるんでしょうね。きっと。
まとめ
たぶん私がこの先何年添削員を続けていても、1枚/20分以上に手早く添削することはできないだろうと思います。
もっと長い時間をかけるようになることはあっても、これ以上早くは無理です。
ということは、単価が上がらない限りはお給料は頭打ち。
請け負う枚数を増やせばいいのかもだけど、余裕がなくなっちゃうのも嫌ですしね。
小論文の添削員は、始めてから1年くらいたったときの手間と賃金がベースだと考えておけばいいのかも。
私にとっては在宅仕事のなかではまずまずのコスパ。
募集の多い職種でもあるので、気になる方はぜひ覗いてみてはどうでしょう。
スポンサーリンク