引っ越しをしたら、隣人など近所の人に挨拶をするのが一般的です。
わが家は転勤族なので今までに何度か転勤先での挨拶をしていますが、毎回緊張するし、悩みます。
「挨拶に手土産は絶対必要?」「手土産のおすすめと値段はどれくらい?」
できるだけ良好な関係を築いていきたいご近所さんへの最初の挨拶、悩みがちなマナーをまとめました!
スポンサーリンク
引っ越し先での挨拶に手土産は必要?みんなどうしてる?
スーモのアンケート調査によると、引っ越し先の挨拶について
新居のみあいさつ:40.4%
旧居のみあいさつ:15.7%
新旧両方にあいさつ:15.7%
あいさつしない:28.2%
データ引用:スーモ
引っ越し先のあいさつに関しては、約半数以上の人がしていることに。
加えて、あいさつ時の手土産については
引っ越しの挨拶のときにお渡しする手土産(粗品)を持参した人はなんと97.8%で、ほとんどの人が用意していることが分かりました。
引用:スーモ
引っ越し先であいさつする場合には、ほぼ全員の方が手土産を渡しているという調査結果です。
もはや「引っ越し挨拶=手土産持参」というイメージは強く、受け取る側にとっても、手土産は当たり前のような感覚になっているのかもしれません。
そういう状態になっているのであれば、手土産を持って行かないことが不自然になってしまうこともあります。
常識化されていることならば、同じように手土産を持参したほうがいいかなと思います。
引っ越し先への挨拶の手土産の値段の相場はどのくらい?
引っ越し先への手土産は、「これから良いお付き合いをお願いします」という意味を込めて渡すもの。
安っぽすぎるものを渡すのは気が引けますが、相手が恐縮してしまうような高価なものを渡すのもNG。
一番良いのは、「気軽に受け取れて、お返しをしなくてもいいと思える価格帯」です。
そのため、手土産の値段は500円~1500円くらいが一般的です。
配る人数がどのくらいなのかによっても、金額を調整するといいかなと思います。
引っ越し先の手土産は相手によって金額を変える?
ひと昔前までは、町内会長さんや自治会長さんなど、その地域のまとめ役となっている人には少し価格の高いものを渡す、みたいに言われていました。
お隣さんにあいさつに行ったときに、会長さんのお宅と名前を聞いて、渡しに行くこともあったんですよね。
でも現在では、そこまでしている方は稀な気もします。
私が今住んでいる地域では少なくとも、引っ越してきた人が自治会長さんに挨拶をしているのは見たことがありません。
たしかに、町内会長さんや自治会長さんも持ち回りなので数年で変わりますし、昔のようなまとめ役の方はいないのかもしれません。
新しい人や若い人が多い地域だと、よりその傾向が強いでしょう。
ただ、古くからの人が多い地域やまだムラ社会が残っているような地域では、「○○会長さんには挨拶に行く」みたいな慣習が残っている場合もあります。
そういう地域に引っ越す場合には、隣人の方にどのようにすればいいか聞いてみるのもいいかも。
地元の人であれば、今までの人がどのようにしていたかを教えてくれると思います。
また、賃貸住宅で大家さんが物件管理などで接する機会が多い場合には、大家さんへの挨拶もしておくといいかも。
ただ最近は、仲介業者の方が窓口になっていて、大家さんの顔も見たことがないっていう場合も多いです。
大家さんの関与がない場合には、無理して手土産を渡す必要はないかなと思います。
引っ越し先の挨拶の手土産におすすめの品
前述したスーモのアンケートによると、手土産の品は
1位:タオルやふきん 38.5%
2位:スイーツ 30.2%
3位:ティッシュ・キッチンペーパー 27.2%
4位:洗濯用洗剤 24.3%
5位:地域指定のゴミ袋 23.7%
6位:入浴剤 16.2%
7位:お茶・コーヒー・紅茶 14.6%
8位:ボディソープ・石鹸 13.5%
9位:お米 10.5%
10位:図書券やギフトカード 10%
11位:そば 9.7%
12位:その他 5.4%
データ引用:スーモ
10位の図書券やギフトカードについてはあまり聞かない気もしますが、その他は定番と言えるのではないかと思います。
あいさつ時に不在のケースを考えると食品以外が安心
引っ越しでのあいさつで最も困るのが、相手が不在であいさつができない場合。
なかなか会えない場合には、ポストに入れておくこともあるドアノブにかけておくこともあると思うんですね。
その場合に、食品だと少し抵抗を感じる方もいるはず。
まだ対面していないわけですし、知らない人からポストインされた食べ物って、気持ちのいいものではないかなと思うんですよね。
不在かもしれないことを考えると、手土産の品は腐らないもののほうが安心。
日用品であれば、生活するうえで会えたときに渡すことができますもんね。
もし食品にする予定なら、できるだけ日持ちするものを。
不在の方がいなかったのでラッキーでした!
引っ越しの手土産には旧居の名産などを渡すのもアリ
私が数年前に渡したお菓子は、前に住んでいた地域の有名な洋菓子店のもの。
全国的に有名なわけではないんですが、地元ではそこそこ知られていたお店の焼き菓子でした。
こういうのを渡すと、初対面での良い会話ネタになります。「○○に住んでたの?」みたいな。
有名な品であれば余計に、喜んでもらえるし会話も弾んで仲良くなれるかも。
引っ越しの手土産におすすめの品
引っ越しの時期が分かっているなら、通販で購入すると安くて楽ちん。
※価格は2021年2月現在のものです。
タオル
価格:550円(税込)
引っ越し挨拶の定番、タオルセット。柔らかい色合いのタオルなら、誰でも使いやすそうですね。
価格:1155円(税込)
誰もが知っている今治タオルなので、高級感も伝わります。もらうと嬉しい手土産の一つですね!
価格:1100円(税込)
子どもがいる家庭には、キャラクターのタオルもおすすめ。渡す方の家族構成があらかじめ分かっている場合には、その人に合ったものにすると喜んでもらえます。
スポンサーリンク
日用品
≫≫【20%OFF】ライオン トップスーパーナノックス 洗剤ギフト
価格:880円(税込)
「使っている洗剤の銘柄と違ったら…」と不安になる方もいるかもですが、言い出すとキリがないので、気にしなくてもいいかなと思います。
同じ洗剤なら、洗濯用のほうがおすすめ。
食器用洗剤の場合は、食器洗い機を使っているかどうかでまったく使えなくなります。
価格:968円(税込)
食器用洗剤とスポンジのセット。こちらは食器洗い機で使えるものではありません。
人を選ぶ品ではありますが、かわいいのでもらったら嬉しいなぁと思って紹介しちゃいました。
価格:880円(税込)
誰もが使えて好みの差も少ない入浴剤。バスソルトよりは普通の入浴剤のほうが、どんな年代の人にも分かりやすく使えるのではないかと思います。
価格:440円(税込)
こちらはわが家が一度いただいたこともある入浴剤セット。
食品
価格:1350円(税込)
1世帯の中に、コーヒーを飲む人がいないってあまりないですよね。渡しやすいギフトの一つ。
知名度の高いスターバックスのコーヒーなので、喜んでもらえそうです。
ロンネフェルトのティーバッグセット。女性は紅茶を飲む方が多いので、これも嬉しいギフトですね!
価格:1090円(税込)
見た目のかわいさももちろんですが、届いてから約30日間という賞味期限の長さも魅力的です。
価格:484円(税込)
リーズナブルな価格なので、配る人数が多い場合でも安心。無難な焼き菓子は、どんな人にも食べてもらえます。
まとめ
引っ越しの挨拶時に不在だった場合の対応はこちらを参考にどうぞ!
不在時の手紙の文例はこちらから!
https://ameno-ato.com/5549.html
スポンサーリンク