御在所ロープウェイに子どもと行ってきた!値段や山頂での楽しみ方徹底ガイド!

三重県三重郡菰野町は観光スポットが多く、アクアイグニスや湯の山温泉など観光客も多い地域。

中でも御在所ロープウェイは、古くから観光名所として有名な場所でもあります。

名古屋大阪間を車で移動するときには、名阪国道に御在所サービスエリアがありますしね。地名を聞いたことのある方は多いのではないかと思います。

さて、今回は子どもを連れて御在所ロープウェイをはじめとする御在所岳に行ってきました!

観光レポと子どもが一緒だからこその注意点なども含めてです。

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御在所ロープウェイに子どもと観光!雪の山は絶景以外の何物でもない

御在所と言うとロープウェイだけだと思いがちなんですが、ロープウェイは御在所岳の一部分。

頂上付近でも遊ぶ場所はあり、しっかりと一日楽しめる場所です。

まずは御在所岳の地図を。

こちらが御在所の全マップで、ロープウェイは湯の山温泉駅から山上公園駅を結んでいます。

赤丸の部分がロープウェイですね!

ロープウェイで登った先には公園などの施設があり、そこからは観光リフトでゲレンデや頂上付近に行くことができます。

観光リフトの途中にはカモシカ駅があり、ここで降りると冬季はそりすべりも楽しめます。もちろん展望台もあります。

さてさてでは、「御在所ロープウェイに行くぞ!」な私たちがたどった道順にレポです。

御在所ロープウェイ駐車場の場所と混雑具合は?

御在所ロープウェイ近くにはいくつか駐車場があり、料金も違います。

公式HPに記載がある無料駐車場は、登山者用のもの。

こちらは70台停められる駐車場で、ロープウェイ乗り場までは約10分です。

そしてこちらも、御在所ロープウェイ近くの無料駐車場。

どちらも無料なだけあって、気候がいい時期には特に混雑します。

御在所ロープウェイに一番近いのは、乗り場のすぐ目の前にある駐車場。

徒歩2分ともっとも近いですが、駐車料金は1回1000円(普通自動車)と割高。

わが家は事前に調べきれなかったのもあり、子どもがいるのもありで、この駐車場に停めました。

割高とはいうものの、観光客のほとんどはこの駐車場に停めるわけで、それなりに混雑します。

わが家が行ったのは雪が降る2月の日曜日の10時ごろ。

もう少しで満車になるくらいのタイミングで到着しました。

駐車場から外に出ると、もうそこはロープウェイ乗り場。

広場の前には、いくつかお店が並んでいます。

湯の山温泉駅の御在所ロープウェイ乗り場

駐車場から出ると、もうロープウェイのニオイがぷんぷんとしてきます。

広場のようになっていて、お土産屋さんや軽食が食べられる場所などがあります。

が、寒い!

外のベンチに座って何か食べている方もいましたが、寒くてもうそれどころじゃない。

これはきっと、真夏だと涼しくて良い避暑地になるのだろうと妄想する。しかし寒い。

眼前にあるお土産物屋さんは、寒さに耐えかねた観光客でいっぱい。

そしてそれは乗り場横にあるモンベルショップも同じく、「へぇ~こんなの売ってるんだ~」みたいな顔師ながら暖をとる。

だって何て言っても、今の気温はこんな感じなんですもの。

山頂はマイナス8度だってよ!うひょー。

ちなみに、この段階で「やばい寒いんじゃねぇの?」と気が付く観光客は多いようでして、かくいう私もそうなんですが、暖をとるだけのはずのモンベルで手袋を購入。

レインコートやゴーグルなどの山グッズをたくさん売っているので、この時点で「やば…」となった方は購入しておくほうが安全です。

たとえロープウェイで登ったとて、冬山はナメテハイケナイ。

さてそんなすったもんだがありまして、窓口で乗車券を購入。

前述したとおり、わが家が到着したのは10時ごろ。

スキーの方はもっと早く行っているようで、乗車券売り場もそれほど混んではいませんでした。

御在所ロープウェイ料金

往復 片道
大人(中学生以上) 2450円 1320円
小人(4歳以上) 1220円 660円
大人・障碍者割引 1300円 650円
小人・障碍者割引 650円 330円

わが家はフリマアプリで優待券を買っていたので、かなりお得に買えました。

乗車券の割引情報はこちらを参考にしてください。

御在所ロープウェイの割引クーポン情報!安くお得に買う方法は?
御在所ロープウェイを安く乗る方法は?さまざまな割引クーポン情報を一挙掲載中!乗車前に要チェックです!

チケットはQRコードをかざして進めるようになっています。

いざロープウェイに乗る。怖いがしかし絶景である

さらば湯の山温泉駅。われらは旅に出る。

戦々恐々と階段をあがり…またしても気温情報にビビる。

乗車感覚は1分置きなので待ち時間はほんのわずか。しかしそれより気になるマイナス8度。

そうこうしているうちにロープウェイが到着。

想像よりも大きなロープウェイで、私たち家族を含めて8人が乗りました。

ドアを真ん中に左右に4人ずつ座れて、スタッフの方が団体ごとになれるよう配慮してくれます。

さてここから約15分の道のり。

行ってきます!

…と言った20秒後くらいにもう怖い!

これは加齢ゆえなのか、機械への信頼度が減ってきておりまして、どう考えても高すぎる。

しかし絶景なのである。

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一番下に見えるのが、日本一高いと言われる鉄塔です。

山一面が白く、文字通り白銀の世界。子どもたちが息をのむのが分かりましたし、樹氷なるものも初めて見ました。

降雪地帯に住んだことのない私には、こんな絶景は生まれて初めてだ!

という感動の一方で、ロープの強度が脳内の7割くらいを占めていて、思い切り景色を楽しめない私は愚か者である。そしてゲス。

山上公園駅に到着

15分の血沸き肉躍る旅路が終わると、山上公園駅に到着。

駅舎内には「アルペンホール」と呼ばれる軽食スペースと、ロープウェイ博物館があります。

ここでも何度だって言ってやろう。寒いのだ。

ここからは、駅舎を出たところで遊ぶもヨシ、観光リフトに乗って移動して遊ぶもヨシ。

だが大事なことなのでもう一度言うが、寒いのだ。

冬場には、アルペンホールで靴下や手袋などを販売しているので、軽装で来てしまった場合にはここで買い足すといいですね!

靴下も1足300円と良心的で、カイロも売ってました。

また、駅舎内には、「冬で雪が降ってるのにスニーカーで来ちゃったテヘ」という人のために、長靴が用意されています。

しかも無料

22.5からしかサイズがないので、ちびっこには少し大きいかもしれません。

靴下を何枚か重ねて履けば、もしかしたら大丈夫かもですが。

長靴最高。

後述しますが、長靴のまま雪遊びをしている方たちはけっこう多いです。

ただ長靴だと足先が異様に冷たくなるので、靴下を何枚も重ねて履いておいたほうがいいです。

うちの子たちは「足先が冷たくて歩けない…」からの4足購入しました。

長靴を借りた人は、自分の靴を自分で管理しないといけません。

傍らにはコインロッカー。

200円、500円、700円とサイズ別に置いてあります。

わが家が到着した10時半ごろでは、まだコインロッカーは空いていました。

食事はレストランと軽食ブースが二つ。

こちらはパノラマビューが楽しめるレストラン。

1000円~2000円くらいの価格帯です。

観光リフトにも乗る

せっかく来たので観光リフトで頂上にも向かいます。

往復 片道
ロープウェイ駅〜頂上駅 650円 350円
ロープウェイ駅〜カモシカ駅 300円
カモシカ駅〜頂上駅 300円

ロープウェイ駅〜頂上駅のチケットを買うと、カモシカ駅で途中下車が可能です。

ゲレンデや遊び場は主にカモシカ駅にあるので、用がなければ片道チケットでもいいかもですね。

観光リフトもけっこう長くて、ロープウェイ駅から頂上駅まで約8分。

だから寒いんだってば。

でも樹氷がほんとに間近で見られてしあわせ。

カモシカ駅

こちらにはございしょ自然学校というのがあって、冬期はスキー板などのレンタルを行っています。

鬼のように寒い中、こちらには暖房が入っているので真面目に天国かと思いました。

スキー教室の受付もここで、スノーブーツの貸し出しも行っています。

わりとリーズナブル。

御在所ロープウェイの子どもとの楽しみ方は?

わが家は冬に行ったので雪遊びがメインでしたが、四季折々で楽しめるポイントがあるようで。

もう一度行ってみたいなと思うくらいには、景観ともに良かったんですよね。

ということで、列挙します。

1.やはりロープウェイ

あのスリルは筆舌に尽くしがたいですし、絶景です。

山の中腹のほうではニホンカモシカも見れました。(ニホンカモシカは国の特別天然記念物!)

紅葉の季節はまたすばらしい景色も拝見できるそうで、それもぜひ見てみたい。

2.奇岩、珍岩

御在所岳にはいわゆる「奇岩・珍岩」と呼ばれるものがあり、ロープウェイからも気候が良ければ見ることができます。

中でも『地蔵岩』という岩は、絶妙なバランスで上に積み重なった岩が落ちないことから、受験生がよく訪れるとか。

こちら、手持ちのスマホをぐぐっとズームさせた、画質の粗さが何とも言えない一枚。

うすぼんやりと、岩が上に乗っかっているのが見えるでしょうか。

労なく写真を撮ったわりには、母子で過大な願い事をしました。合格祈願じゃ!

3、ございしょ自然学校

冬は雪関係一色になるございしょ自然学校ですが、他の季節にはさまざまな体験ができます。

・赤とんぼ古里さがし大作戦

・野生の動物のフィールドサインを探せ

・ジャンボジャンボ玉をつくって飛ばそう

・スノーシューウォーキング

自然が多い地域だからこそ、子どもにさせたいのはこういう体験ですよね!

4、観光リフト

ここのリフトは、スキー場の一般的なリフトに比べると非常に長いです。

そして木に手が届きそうなくらい近くを通るんですよね。

1人乗りなので子どももドキドキしながら乗車。

頂上までの8分間、しっかりと楽しんで乗れました!

まとめ

ロープウェイの印象がかなり強烈だった御在所ですが、山頂付近でも楽しめました!

山頂は麓よりも10度前後気温が低いです。

子どもは特に、一枚多めに持って行くことを忘れずにです。

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