山梨県に観光旅行に行ったんですが、子どもたちが一番楽しそうにしていたのが「鳴沢氷穴」でした。
山梨県の主要観光名所でもある鳴沢氷穴は、富士山麓の溶岩道具つのひとつで、天然記念物の指定も受けています。
小学生の子ども2人を連れて行ってきた感想や子どもにとっての見どころ、混雑状況などのまとめです。
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鳴沢氷穴の見どころは?わが家の子どもが喜んだポイント
前述しましたが、鳴沢氷穴というのは
今から1150年以上前の貞観6年(864)富士山の側火山長尾山の噴火の際、古い寄生火山の間を灼熱に焼けた溶岩流(青木ヶ原丸尾)が流れ下ってできたのが、この二つのトンネル式になった洞窟です。
ということで、溶岩が流れたあとが洞窟になっている場所。
鳴沢氷穴は竪穴になってます。
近くにある富岳風穴は横穴なんですが、鳴沢氷穴は竪穴なので階段の上り下りが多いです。
そのため、受付付近ではスタッフの方が、入り口のことろでは看板で「階段あるけど大丈夫?!」の表記があります。
・下り91段
・登り101段
階段は急な場所もあるので、小さい子は注意が必要です。
いざ鳴沢氷穴に!子どもたちを冒険の気分にさせたのは
わが家が行った日の洞穴内の温度は0度。
1年を通して0度~4度に保たれているので、夏場は天然の冷凍庫のようです。
冷蔵庫のなかった時代に、天然の冷蔵庫として使用されていた鳴沢氷穴。
なぜ寒いのか?という理由は、主に二つです。
・樹木が密集した中にあり、太陽光があまり届かないため
・富士山からの地下水によって冷やされているため
鳴沢氷穴では、「なぜ寒いのか?」だけではなく「なぜこんな形なのか?」などなど、疑問に思うことの答えが掲示されています。
行った際はぜひ、見てみてくださいね。
洞窟が近づいてくると、大人はみんなヘルメットを渡されます。
「なぜヘルメットか?」って、かなり狭い場所があるからです!
ふたつ丸い穴がある、下部分ですね!
90センチほどの高さの場所を進むので、大人はしゃがまないと進めません。
子どもはヘルメットがあると視界が悪くなって逆に危険ということで、子どもはなし。
それでも、親がヘルメットをかぶるあたりから、子どものテンションはあがってきます。
入り口はこんなふうに、「まさに」という感じの洞窟です。
階段を下っていくと、冷たい風が吹いてきて、温度が変わっていくのが分かります。
洞窟!
子どもの喜びポイント1:鳴沢氷穴の地獄穴
中腹あたりだったでしょうか、「地獄穴」という深い深い穴があります。
と言っても、「地獄」というのは水が吸い込まれる穴という意味なので、子どもが喜ぶ天国地獄のほうではないですけど。
下をのぞいても底が見えないので、「怖いねー♪」と言いながら眺めてました。
並びながらの見物なのでそこまで長い時間は見れないけど、楽しそうです。
子どもの喜びポイント2:鳴沢氷穴の氷
いつ行ってもあるとは限らないようですが、わが家が行った猛暑日の8月にもきちんと氷がありました。
最初はこんなふうに、小さな氷。
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奥には、秘宝みたいな大きな氷の柱が。
この辺りは、鳴沢氷穴の一番奥。
半袖でいるのが肌寒くなってきて、ひんやりとした空気がまとわりつくような感覚に。
この氷の柱を見ると、ガンガンと階段を上って出口に向かいます。
登りの階段はけっこう急で狭いので、小さい子は注意しなきゃですね!
外に出ると、メガネが!
鳴沢氷穴の混雑状況!駐車場の混雑も注意
一般的に鳴沢氷穴が混むと言われているのは
・ゴールデンウィーク
・夏休み
・お盆
・シルバーウィーク(9月)
・他の大型連休
平日よりは土日祝日のほうが混みやすいと言われ、冬場よりは気候の良い時期のほうが混みやすいです。
特に、ゴールデンウィークや夏休みは最も混雑しやすい時期なので、できれば避けたいところ。
…。
と言いつつ、わが家が行ったのはお盆直前の平日の夏休み。
参考として、「お盆前の平日はどれくらい混雑するのか?」をお伝えしようかと思います。
夏休みの鳴沢氷穴は尋常じゃない混雑である。比較的空いている時間は?
(‘ω’)「夏休みでお盆休み前とはいえ、平日だから!」
と軽い気持ちで行った鳴沢氷穴。到着した時間は13時くらいでした。
まずは駐車場。鳴沢氷穴の駐車場はこんなふうに、道の片側にも停められます。
計100台停められるというけっこう大きな駐車場で、しかも無料。
ですが私たちが行った日は、バス停を過ぎたあたりまで駐車場待ちの車が列をなしていました。
運よく、道路沿いを並んでいるときにタイミングよく出ていく車に出会ったので、待っていた時間は15分くらい。
鳴沢氷穴は、軽食やお土産屋さんはあるものの、そこまで長いするような場所ではありません。
回転が遅いわけではないので、駐車場までたどり着けたら、何時間も待たなきゃいけないほどではないのかなと思います。
ちなみに、駐車場がこんだけ混んでるのでもちろん中も混んでます。
分かりにくいかもですが、受付の列が3重くらいにうねうねしながら続いています。
こちらは30分くらい並びました。
並んでいる途中に、前述したような「鳴沢氷穴の秘密」みたいな読み物的看板がたくさんあるので飽きないかなと思います。
鳴沢氷穴は一周回るのに約15分。
後ろにも人が並んでいるので、極端に長くなることはありません。
こちらもまた、回転が遅くないので行列のわりにはそこまで待たないかなという印象です。
鳴沢氷穴の混みにくい時間帯は?
一般的には「11時~15時くらいが混む」と言われているようですが、わが家が帰ろうとしていた15時くらいが最も混んでたんですよね。
駐車待ちの列が国道まで伸びていて、それが数キロの渋滞を作っていました。
一番良いのは、営業時間すぐの早い時間に行くこと。
営業時間は8時半からなので、すぐの時間に行けるようにしておくといいかもです。
鳴沢氷穴は、昼食をちゃんととれるお店がありません。
そのため、お昼ごはんの時間付近は混雑具合が緩和されるんじゃないかとも思います。
鳴沢氷穴にお得に行けるクーポンや割引情報は?
鳴沢氷穴の料金は以下。
小人:200円
わが家は、泊まったホテルに置いてあったクーポンを持参しました。
こちらで、大人も子供も50円引きに。
いろんなところに置いてあるクーポンなので、どこか立ち寄る場所があればチェックしてみてくださいね。
その他の、鳴沢氷穴の割引情報です。
鳴沢氷穴は、入洞料金は販売機で購入します。
そのときに「割引料金」というボタンがあるので、そちらを押して割引料金で購入。
入り口のところで、チケットと割引券を一緒にかかりの人に渡します。
鳴沢氷穴が50円引きになるクーポン
・HIS(会員登録不要)
・読売ファミリーサークル(会員証提示要)
・ベネフィットステーション(月会費要)
・JAF(会員証提示要)
鳴沢氷穴の割引は50円がほとんどで、それ以上の割引は少なくとも私には探せませんでした。
まとめ
冒険のように楽しめる感覚が、子どもにも大うけだった鳴沢氷穴。
子ども連れでも十分楽しいので、山梨県に行った際にはぜひ行ってみてくださいね。
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