お盆の帰省の手土産にのしは必要?仏壇へのお供えには?徹底解説!

お盆に合わせて旦那さんの実家に帰省するという家庭は多いですよね。

わが家も、お盆や年明けなどの大きな行事があるときは、私の実家ではなく旦那さんの実家に行くようにしています。

とは言っても遠方にあるため、イベントのたびに帰省しているわけではありません。

頻繁に会うわけではないので、いざ会ったときに気になるのは手土産などのマナー。

迷ってしまう「義両親に渡す手土産にのしは必要?」「仏壇へのお供えには?」をまとめました!

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お盆に帰省して渡す手土産にのしは必要?

自分の実家であれば、マナーを気にせずに渡したいものを渡すこととができるんですが、義実家だと別。

私は義母とわりと仲良しなんですが、それでも、嫁として「マナーはきちんと分かってる」というスタンスが必要なんですよね。

知っておくことはやっぱり大切です。うむ。

そもそも帰省のときの手土産なんですが、「必ず渡す」という割合は思ったよりも低いです。

自分や配偶者の帰省先へ「手土産」を購入して持って行くかを聞いたところ、「手土産を毎回必ず買う」は46.9%、「手土産をときどき買う」は36.4%で、計83.3%となった。

引用:アスマーク『帰省の手土産に関するアンケート』

詳しくはこちらの記事でまとめているのでチェックしてみてください。

帰省の手土産はだんなの実家にも自分の実家にも必要?
帰省のときに持って帰るものといえば手土産。必ず持ち帰るという人もいれば、手土産なしという人も。旦那の実家や自分の実家には手土産は必要なのか?をまとめました。

わが家はなんとなく帰省のたびに手土産を買っていたので、「帰省の際に渡すもの」として周知されているものだと思ってたんですよね。

ですが、実際には2割弱の方は買っていないし、約35%の方も毎回渡しているわけではない。

その理由は、手土産ってカッチリとした取り決めがある贈り物ではなく、あいさつ代わりのちょっとしたお土産のこと。

ほんの気持ちであることが多いので、必ず渡さないといけないものではない。

そのため、「のしをつけるまでする必要はない」というのが一般的な解釈です。

帰省の手土産にのしが不要な理由って?

のしをつけた品物は「改まった気持ちでお渡しします」という意味が込められています。

御中元やお歳暮をはじめ、何かの儀式があったときなどにものしをつけた贈答品を渡しますよね。

のしがついている贈り物は、手土産にしては少し大げさなイメージ。

毎回のしがついている贈り物をもらってしまうと、義両親もきっと、きちんとしたものをお返ししないといけないと、余計な気づかいを強いることになってしまいます。

実の両親に対してよりはマナーを気にするべき相手ではありますが、過度にかしこまる必要はありません。

今後も長い付き合いが続いていくことを考えると、手土産は気軽に渡せるようにしておいたほうが楽かもしれないですね!

のしのない贈り物のほうがリーズナブルなのもポイント!

手土産にのしをつけてはいけないわけではない

帰省のときの手土産にのしは必要ありませんが、つけてはいけないというわけではありません。

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結婚して初めての帰省などで、かしこまらないといけない手土産もあるかもしれません。

そんな場合の表書きと水引はこのようにしてみてください。

水引
手土産は何度もらっても嬉しいものなので、紅白の蝶結びにします。

蝶結びは、何度繰り返されても良いことに使います。

表書き
のしの表書きは「御土産」「御挨拶」などならいつの時期の帰省にも使えます。

8月初旬なら「暑中御見舞」「暑中御伺」、立秋である8月7日を過ぎたら「残暑御見舞」「残暑御伺」とします。

時期によって変えなければいけない文言があるので、注意してください。

帰省の手土産はどうやって渡す?

渡し方ひとつをとっても、マナーを正しく知っているとそれだけで、義両親の見る目は変わるもの。

紙袋に入れた手土産を、袋から出して渡す…というのでもいいですが、風呂敷を使ってみるのはいかがでしょうか?

贈り物を持参する場合は、風呂敷に包んで持って行くのがマナー。

最近は風呂敷を使う人ってあまりいないですが、実は正しい渡し方だったんですね!

和室・洋室での渡し方の違いも踏まえて紹介しているので、こちらからチェックしてみてくださいね!

お中元の風呂敷の包み方と渡し方。正しいマナーでスマートに渡そう
お中元を手渡しするときは風呂敷で?!正しい包み方と渡し方、渡すときの所作の紹介です。

お盆の帰省の手土産を仏壇のお供えにするときののしは?

両親に渡す手土産については、のしの必要はなし。

では、仏壇に供えるために買った品物にのしは必要なのでしょうか。

こちらのほうは、のしが必要!

特にお盆は先祖を供養する大事な時期でもあるので、きちんとした形で渡すようにしましょう。

帰省の手土産と仏壇のお供えは別々?

別に用意するのが一般的なんですが、地域や両親の考え方によって変わることも多々。

私の義両親の場合は、手土産とお供えを両方持って行くと、どちらも仏壇の前に供えます。

私の両親は、両方持って行くと、自分たちの分とお供えする分とを分けます。

どちらが正しいかはよく分からないけど、それぞれに先祖に対して「こうしたい」という思いがあってのことなのかもしれません。

どのようにしたいのかが分からないうちは、別々に用意しておくほうが無難かなと思います。

帰省して手土産を仏壇に供えるときののしの書き方

仏壇に供えるために手土産を用意するときの、のしの書き方についてです。

表書き
四十九日が終わっていないときには「御霊前」が一般的。

四十九日が終わってからは「御仏前」「御沸前」が使われます。

また時期を限定せずに使える「御供」なども表書きの文言です。

水引
水引は故人を偲ぶ気持ちを込めて、関東では黒白、関西では黄白を使うことが多いです。

水引の形は、あわじ結びや結び切り(繰り返されたくないことに使う)にしましょう。

お供えの品物の表書きには、薄墨でなく普通の墨でOKです!

まとめ

手土産:のしは不要

お供え物:のしはあったほうがいい

マナーに一番大切なのは、相手を気遣い不快にさせないという気持ちです。

考え方によってのしの有無も変わるかもしれないので、そのときに応じて対応するようにするといいですね!

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