岐阜県大垣市に子どもと観光レポ!松尾芭蕉と大垣城と名水を巡ってきた

岐阜県大垣市に、子どもと一緒に観光に行ってきました!

「養老の滝」でも有名な大垣市ですが、水の都と言われることもあり、見どころはそれ以外にも。

観光地は子ども連れで行こうと思うと、子どもが楽しめるのかとか飽きないかとか、気になることも多いもの。

子どもの反応も含め、芭蕉の奥の細道記念館を拠点にしてぽちぽち歩いて観光したレポです。

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子どもと大垣市観光!奥の細道むすびの地記念館からの徒歩の旅

大垣市は水の都として有名な地域なんですが、松尾芭蕉の「奥の細道」のむすびの地としても有名です。

奥の細道の2000キロ以上に及ぶ芭蕉の旅の、ゴール地点がこの大垣市なわけですね!

小学生で俳句や松尾芭蕉について学ぶのは、高学年になってからでしょうか。

ついつい「子どもにとってちょっとでも関心につながる場所に」と考えてしまうのは、私の悪い癖でもあるのですが。

今回は日帰りで大垣市に行ってきたんですが、欲張らず、徒歩で行ける範囲だけでという簡単な子連れ旅でした。

まずは、松尾芭蕉の『奥の細道むすびの地記念館

バスの停留所がすぐ近くにあり、大垣駅からは10分弱。

徒歩だと、子どもの足では駅から20分くらいはかかってしまうかなと思います。けっこう遠い。

わが家は車で行きましたが、記念館は駐車場がわりと広いです。

大型や中型の車は駐車料金が必要ですが、普通自動車なら無料なのもありがたい点。

わが家が行ったのは連休の中日でしたが、駐車台数にはかなり余裕があったので、大きなイベントがない限りは満車になることは少ないのではないかと思います。

後述しますが、この記念館の周辺は「水の都」と言われるだけあって川や湧水が多く、とてもいい雰囲気。

川沿いにベンチがたくさんあるので、休みながら歩けるのも子連れにはありがたいですね。

こちらが『奥の細道むすびの地記念館』

芭蕉館と先賢館という2つの施設が一緒になって、合わせて『記念館』となっているようです。

大垣市が舞台になっている『聲の形』、『鎌倉殿の13人』の展示もロビーにありました。(2022年5月現在)

ちなみに『聲の形』は、記念館の近くに

(‘Д’)「この場所だっ!」

という場所もあり、漫画やアニメを見ている方にとってはちょっとした喜びも…!

入館料は

一般(18歳以上):300円

※18歳未満は無料、20人以上は団体料金適用

子どもの料金はかからないので嬉しい。

中はそれほで広くはなく、ゆっくり見て回っても所要時間は1時間くらいでしょうか。

左側の観光、交流館はお土産や喫茶店などがあります。

芭蕉館では、芭蕉の足跡をたどる展示があり、奥の細道の原文の紹介をしながら各地の風景やそこで詠んだ句などが紹介されています。

子供むけの展示ではないので、ある程度の予備知識を伝えておいたほうが良いかなと思います。

芭蕉館の中にはAVシアターもあり、メガネを渡され3D動画を見ることができます。

奥の細道での芭蕉の足跡を、いくつかのパートに分けて放映しているんですが、時間が決まっています。

子ども向けと思われるものが1つあるんですが、上映回数が少ないです。

この映像で子どもに「奥の細道って何?」を知ってほしいと思う場合は、この動画の時間に合わせて行くようにするといいかもしれません。

他の映像に関してはやはり大人向けで、うちの高学年女子は「なんかよく分からない…」とのことでした。

もし時間が合わなかった場合には、簡単に説明をしたうえで見たほうがよさそう。

何の予備知識もないままでドーンと記念館に来ると、子どもとしては「??」となってしまいそう。

「松尾芭蕉」が何をした人かを知っているうちの子ですら、訳が分からない顔をしていたので、子どもを楽しませようと思うとちょっと努力しないとですね><

学習漫画を読ませてからにしてもいいかもしれないです。

何をした人かを知ってから行くと、より興味が持ちやすくなりそうです。

夏の自由研究のテーマにしたりするのもよさそう。

調べ学習に必要な資料や実際の場所も見ることができるので、充実した研究になりますね!

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芭蕉記念館の周辺は水の都らしさが満載

記念館の周辺は、水辺が多く、景色がすてき。

期間限定のようですが、たらいの船で川を渡ることができるよう。

予約が必要なのでわが家は乗れませんでしたが、とっても気持ちよさそう。

川沿いにはこんな水場も。

少し歩いたところにある橋の上には、ベル?みたいなのも置いてありました。

鉄琴のような音が響いて、とてもきれい。

川沿いには、芭蕉の句が刻まれた石碑が置かれています。

少し足を伸ばして大垣城へ

芭蕉の記念館から少し足を伸ばして、大垣城へ。

子どもとゆっくり歩いて、だいたい15分くらいです。

大垣城は公園の一角にあります。

公園は広いグラウンドや遊具があるので、飽き始めた子どもを遊ばせるのもいいですね!

奥に進んでいくと、大垣城があります。

これは公園側から見た大垣城。

中には「おあむ物語」に出てくる松の木も。

おあむ物語は大垣市のオリジナルアニメで、関ヶ原合戦のときに大垣城の話。

YouTubeにものっているので、見てみるとさらに楽しいかも。

大垣市の名水『大手いこ井の泉』

大垣市の名水を無料で汲めるのが『大手いこ井の泉』

大垣城からはほど近く、商店街の中にあります。

ペットボトルを持って汲みに来ている方も多く、とても澄んだきれいな水。

水質などの情報も掲示されています。

水がたまっているところには、金魚が泳いでいます。

透明感があるきれいな水。

大手いこ井のそばには名物水まんじゅう

名水がある場所は商店街の中なので、水まんじゅうの販売店も。

大垣市の名物ですね!これは買わねば。

水まんじゅうを販売しているお店はいくつかあるようですが、私が購入した店ではいろんな味がありました。

いちご、あずき、抹茶、コーヒー。

ふるふるしていて、まさに水まんじゅう!という食感。

氷水を入れた器に水まんじゅうを入れて食べると、さらに清涼感が増しておいしい。

消費期限は翌日までなので、食べきれる量を。

まとめ

しっかりと歩いたので、私も子どももへとへと。

このくらいの距離が、高学年が歩ける限界かなと思いました。

本当はもう一つ寄ってみたいところがあったのですが、今回は断念。

松尾芭蕉に興味を持つきっかけにもなったし、おいしい水まんじゅうも食べれて満足の徒歩旅でした。

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