秀吉の数ある逸話の中でも、特に有名であろうと思われるのが一夜城ではないでしょうか。
要所となる場所への築城を、なんと一夜にして行ってしまったというアレですね。
その秀吉の一夜城だと言われているのが、岐阜県大垣市にある『墨俣一夜城』です。
これから歴史を本格的に習い始める子どもの関心度アップに、という下心もありつつ、子どもと墨俣一夜城に行ってきました!
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岐阜県大垣市にある秀吉の墨俣一夜城に行ってきたレポ
大垣市は水都と呼ばれている町で、松尾芭蕉の「奥の細道」の結びの地になったことでも有名です。
水都と呼ばれるだけあって、町中には川が非常に多いです。
秀吉が一夜城を作ったときに、川の流れを利用して木材などを運んだと言われていますが、大垣の町並みを見ていると「たしかに!」と。
これだけ川が多ければ可能だっただろうなぁと、リアルに思えちゃうところが面白いです。
さて、墨俣一夜城は、大垣駅からはそこそこ離れたところにあります。
長良川と犀川が交わったらへんにあります。
一応最寄り駅は「穂積駅」というのがあり徒歩12分と表記されていますが、もうちょっと時間はかかるかも。
それほど交通アクセスが良い場所ではないので、車で行くのが一番いいかなと思います。
住所:大垣市墨俣町墨俣1742-1
電話:0584-62-3322
料金:200円(18歳未満及び市内在住65歳以上は無料)
時間:9時~17時(入館は16時半まで)
休館:原則月曜日、年末年始
入館料が200円なのは嬉しいところ。
2022年6月現在、JAFなどの割引はありませんが、大垣観光協会で購入できる通行手形を買うと、松尾芭蕉記念館などと併用するとお得になるチケットも。
墨俣一夜城単独で使える割引券は、私は確認できませんでした。
いざ墨俣一夜城に
車の中から見えてきた墨俣一夜城。
思い描いていたものよりはちょっと小さめです。
川沿いにあるお城なので、橋を渡って行きます。
ひょうたんが飾ってあるのも、秀吉っぽさがあります。「太閤出世橋」という名称も縁起が良さそう。
橋の後ろに城が見える風景は、なかなか良い感じ。
ちなみに駐車場はこの橋の向かい側に数台あります。
私が行ったときは特に何のイベントでもなかったのでガラガラでしたが、イベント時や桜の季節は停められないことも多いそう。
少し離れるとコインパーキングがいくつかあるので、混雑しそうな時期に行こうと思っている場合は、事前にチェックしておいたほうがいいと思います。
なかなかよい風景で、ついつい写真を撮りたくなっちゃうのです。
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中は展示物が主になっていて、墨俣城の成り立ちや関係のある武将の紹介などがあります。
ビデオ放映もあり、こちらは子どもには分かりやすいかも。
期間限定だと思いますが、私が行ったときには黄金茶室の展示も。
その他、鎧などの展示もありつつです。
4階には展望台があり、長良川が遠くまで見渡せます。
下の階に、秀吉がどのような経路で木材を運んだかっていう図があるので、それと照らし合わせて見ても楽しいかもしれません。
受付の小さな売店では、ちょっとしたお土産も買えますが、わが家は大垣ラムネをチョイス。
名水の多い大垣の水で作ったということで、このラムネを飲んでいる方が他にも何人かいました。
昔懐かしいガラス瓶のラムネで、ビー玉を押し出すタイプのやつ。
うちの子はたぶん、この形式のラムネを飲むのは初めてだったんじゃないかなと思います。
お城の外の堀の脇には、こんなものも。
出世したい!よろしくお願いします。
まとめ
桜の名所としても有名な墨俣城ですが、通常の時期ではとても空いています。
一日かけて見学するっていうほど大きいお城ではないので、他の大垣観光の中に組み込んでみるといいかなと思います。
その他の大垣スポットはこちらからチェックしてみてくださいね!
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