大人でもはっきりと知っている人は少ない、母の日の意味や由来。
2児の母である私だって、最近までは「お母さんに感謝する日」くらいの知識しかありませんでした。
が、小さい子どもがいる親御さん、子どもと接する仕事をしている方。
(‘ω’)「ねえねえ、母の日ってなんでお母さんにありがとうを言うの?」
聞かれたときに正確に答えられるよう、正しい知識をつけておきませんか?
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母の日の意味や由来を子供に話すときのポイント
子どもって言っても年齢によって理解度に大きな差が。
小学校4年生以上くらいになれば、大人向けの情報で十分理解できるかなと思います。
ただ、幼稚園児や低学年の場合は、それでは分かりにくいはず。
意味の単語を聞き続けるのは難しいですし、途中で飽きちゃいますしね。
こういう「○○の由来」的なちょっと小難しいことを小さい子に話す場合、
・簡単な言葉だけで伝える
・大枠が把握できるようにする
・身近なものに例えてみる
こんなふうにすると、わが家の子どもたちの場合は理解しやすくなったように思いました。
母の日の意味や由来について、重要なポイントってそこまで多くはありません。
大切なのは要点を知ることだと思うので、適宜省きながらでもいいかなと。
子ども向けだと「ママのこと大好きだからありがとうって言うんだよ」のように、簡単に言うこともできますが、それだと「まぁそうだよな」という。
本当に小さい子にならそれでいいかもですが、理解できそうならもう少し突っ込んでみてもいいかもですよね。
事実に即した内容を子ども向けにっていうことで、考えてみました。
【子ども向け説明】母の日の意味や由来について
母の日は毎年、5月になってから2回目の日曜日だと決められています。
どうしてこの日が母の日になったのか?
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不思議だなぁと思いませんか?なんで土曜日じゃないんだろう。なんで6月じゃダメなの?
5月の第2日曜日が母の日になった理由は、
「ある人」が
「あること」を5月の第2日曜日にしたから。
さていったい、誰が何をしたんでしょうか。
お話は今から約100年前にさかのぼります。
子どもたちのおばあちゃんのおばあちゃんが、まだ若かったころですね。
その時代にアメリカには、アン・ジャービスという女性がいました。
アンさんはとてもすごい人で、アメリカで起きた戦争の時もみんなを一生懸命助けた人なんですね。
とても長い間、多くの人たちのために働いてきた人でした。
しかし、病気で亡くなってしまいます。
そして1908年、アンさんの娘のアンナさんは、お母さんのお葬式(厳密には追悼)をすることにしました。
これが5月の第2日曜日。
「お母さんのことをみんながいつまでも覚えていてくれますように」
そんな思いがあったのではないかと言われています。
そのときに、お葬式に来てくれた人に渡した花がカーネーション。
今の母の日では、お母さんへのプレゼントとして渡すことも多い花ですね。
この出来事がきっかけになり、5月第2日曜日は「母の日」として祝日になり、それがアメリカから日本へと伝わってきました。
そして今でも、母の日にはお母さんにプレゼントを渡したりお礼を言ったりするようになったんですね。
母の日のカーネーションも由来があった
アンナさんが母親のお葬式で渡した花だから、母の日の花となったカーネーション。
お母さんが大好きな花だったから、カーネーションを選んだそうです。
(‘ω’)「なんで母の日はカーネーションなんだろう…」
不思議に思ったことのある人もいるかもしれないですね。
その理由は、母の日ができたきっかけが始まりになっているのでした。
カーネーションには花言葉もいろいろ
「花言葉」を知っているでしょうか?
花には、種類や色によって、決められた意味があるんですよね。
「何色のカーネーションをあげようかな。」
「折り紙でお花を折るけど、何色を使おうかな。」
そう思ったときは、カーネーションの花言葉を聞いてみるといいかもしれないですね。
まとめ
母の日の意味や由来は、ちゃんと調べていくと情報量が多くけっこう大変。
創設者本人の思惑と違う部分もあったりして、大人でもまとめて理解するのは骨が折れます。
子ども向けに説明するときは、大枠の流れが分かればそれで十分ではないかと思います。
母の日の由来が分かれば、カーネーションへの興味も出てくるはず。
折り紙などでの工作もやりたがるかもです。
(‘ω’)「母の日って…?」聞かれたときに参考になればです。
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