小学生になるとだんだんと友だち同士の関係が濃くなってきて、長期休み中などに「お泊り会がしたい!」と言われることがあります。
わが家の子どもが、初めて友だちとお泊り会をしたのは3年生のとき。
初めてのお泊り会って、子どもはテンション高いだけですが大人は気を使うことがたくさん。
「泊めてもらう側」の親としての、持ち物や手土産、子どもとしておくべきルール決めなどについてです。
スポンサーリンク
子ども同士のお泊り会のときにしておくべきルール決め
仲の良い友だちと学校以外で、しかも夜まで一緒にいられるなんて、子どもにとっては夢のようなイベント。
親としても、自分の子どもと仲良くしてくれている子はありがたいと思いますし、楽しい時間を過ごしてくれるなら嬉しい。
「泊めてもらう側」はそれでいいんですが、「泊める側」はやっぱり大変。
他人の子には気を使いますし、日常と同じようにはいきません。
だからこそ、できるだけ負担にならないようなルール決めは必要かなと思います。
わが家が友だちの家にお泊りに行かせてもらうときに、決めていたルールは以下。
・友達のママの言うことをきちんと聞くこと
・友達がママに注意されたときは、自分にも言われていると思うこと
・自分のことは自分でやること
・挨拶やお礼をきちんとすること
・出された食事を残さないこと
・友達の兄弟姉妹に気を使うこと
・夜は大きな声を出したり走ったりしないこと
最初は覚えていても、楽しさに負けてだんだんと決めていたルールって忘れていってしまうもの。
厳しすぎるくらい、言いすぎるくらいでも構わないと思います。
子ども同士のお泊り会って、子ども同士の仲の良さも重要ですが、親同士がどれくらい親密なのかによっても対応が異なります。
家族ぐるみの仲良しであれば、きっと怒ったり注意をしたりもしてくれると思いますが、普通は気を使ってあまり言えないことと思います。
友だちのママは先生ではないので、状況は似ていてもやっぱり、幼稚園のお泊り会ではないんですよね。
「自分の家だと思って行動してはいけない」というのは、しっかりと理解させておくべきと思います。
子ども同士のお泊り会に持っていく持ち物
わが家の場合は家が近かったので、いざとなれば持っていくこともできたんですが、わざわざ連絡してもらうのも悪いかな…ということで、万全の準備を!
といっても特別なものはほとんどなく、小学校の修学旅行の持ち物を参考にした程度です。
子どものお泊り会の持ち物リスト
☆・顔を拭く用のタオル
☆・髪を結うゴム(女子)
☆・パジャマ
☆・タオル(お風呂のときに使う)
☆・着替え(翌日の着替えと下着など)
・汚れ物入れのビニール袋
・ポケットティッシュ(二つくらい)
・キッズ携帯
・遊び道具(スイッチやDS、自由帳など)
これらをひとまとめにして、リュックに入れて持たせました。
必須なのは☆印がついているもの。
あまりにも大きな荷物になってしまうようであれば、省いていってもいいと思います。
夏なら着替え一式が必要ですが、冬場なら同じズボンでもいいかもしれないですしね。
シャンプーやボディソープなどについては、そこまで気にしなくても使わせてもらえばいいかなと思います。
逆の立場で、わが家に泊まりに来たお友達が、シャンプーやボディソープを持参していたら「わが家のは使いたくないのかな…?」と思っちゃうかもですしね。
スポンサーリンク
遊び道具に関しては、子ども同士で「○○して遊ぼう!」と言っているもの、子ども自身が「○○をしたい!」と言っているものを持たせました。
子ども同士のお泊まり会で持っていく手土産について
(‘ω’)「何か持っていくよー」
というと、だいたいのママさんは「そんなの気にしなくていいから手ぶらで来てー」と。
そう言われたとしても、何かしらのものは持っていくべきだと思います。
お互いの家をお泊まりしあっているとか、恒例イベントになっているとか、そういう場合は別かもしれませんが、泊まらせてもらう側としては必要かなと。
そこまで堅苦しく考える必要はないと思いますが、親同士が仲が良くても、こういう部分はきちんとしておきたいところ。
子ども同士のお泊まり会に持っていく手土産の値段
何人かで泊まらせてもらう場合は、そのママさんとの値段を合わせておくことも大切。
(‘ω’)「いくらくらいのものを持っていく?」と。
わが家の場合、手土産の金額はだいたい3000円前後。
このくらいの金額が、相手も気を使いすぎない無難な金額じゃないかなと思います。
子ども同士のお泊まり会の手土産におすすめって何?
一番良いのは、泊まらせてもらうママに何が良いのかを聞くこと。
(‘ω’)「手土産、何がいい?」
(‘ω’)「何もいらないってー」
この問答が必ず一回はあるんですが、「どうせ持っていくからリクエストくれたほうがいい!」と言うと「じゃあ…」と話してもらえることもあります。
わが家が持っていったのは
・サーティーワンアイスクリーム
・1リットルペットボトルの飲み物2本
アイスクリームに関しては、夏だったことと、お風呂上がりに食べさせたいとママからリクエストがあったから。
同じく、一緒に泊まりに行った友達のママは、朝食用のパンとフルーツを持っていっていました。
このへんはかぶらないように、購入前に打合せしておいたほうがいいですね!
以下、喜ばれそうな定番手土産のまとめ。
朝食や夕食の一品になるもの
相手方のママとしては、一番気になるのが食事だと思うんですね。
人数が増えるから手間も増えるし、口に合うかどうかも不安になるでしょうし。
朝食や夕食の足しになるものがあれば、手間も減るので喜んでもらいやすくなります。
・朝食や夕食用のパン
・コストコなどの出来合いのおかず
この場合は、「○○を持って行こうか?」と声をかけておいたほうがいいです。
何を作るかを決めている場合もあるし、買い物が終わった後であれば迷惑にもなりかねないですしね。
子どもが好きそうなお菓子やジュース
友だちのお家に泊まりに行くと、いつもよりお菓子やジュースの消費量が増えます。
菓子折りのようなしっかりとしたお菓子よりは、普段食べているようなお菓子やジュースのほうが喜んでもらいやすいかなと思います。
ペットボトルの飲みものなら常温保管できるので、多くても問題なし。
子どもによっては飲めないジュースもあると思うので、事前に聞いておくか、当たり障りのないものにしておくといいかも。
その季節のフルーツなど
フルーツも喜ばれやすい手土産。
子どもによって好き嫌いがあると思うので、複数種類用意したほうが無難。
もし好き嫌いを事前に聞けるのであれば、苦手なものを避けて用意できますね!
お泊まり会の手土産って何がいい?気にし始めると買えなくなる
値段にしても内容にしても、気にし始めると何も持っていけなくなります。
どれくらいが適正金額なのか、恐縮しない金額なのかなんて人によって違うし、好みなんてなおさら違います。
相手方に100%合わそうと思うのは難しくて、堅苦しくなりすぎちゃうとそれはそれでよくないです。
同じ年代の子を持つ親同士、「これをもらったら嬉しい!助かる!」というものを中心に考えていけばいいのではないかと思います。
私だったら夕食のおかずとかいただくと、ものすごく嬉しいですけどね。
一方で、「そんなのありがた迷惑だわ」と思う方もいらっしゃるわけですね。
気になる場合はやっぱり、何がいいか聞いてみるのが一番。
親に聞きづらいようであれば、子供づてに聞いてもらってもいいかもしれないですね。
まとめ
・お泊まり会に行く前には子どもとルール決めを
・持ち物は最低限持たせておくべきものの確認を
・手土産は、特に最初の場合は必須
お泊まり会に呼んでくれるママは、お泊まり会慣れしている場合が多いです。
「初めてで分からないから」と、いろいろ聞いてみるとやりやすいかもですね。
スポンサーリンク