子どものメガネはいつから?嫌がる子やかけない子への対処法は

私たち親世代のときとは違い、今の小学生にはメガネをかけている子が増えました。

参観日のときに見ると、特に高学年のメガネ比率には驚かされます。

わが家の子どももメガネをかけていて、最初は母子ともに抵抗がありました。

「子どものメガネはいつからかけさせる?」「嫌がるんだけど…」「かけないんだけど…」

わが家の実例と対処法のまとめです。

スポンサーリンク

子どものメガネはいつからかけさせる?視力どれくらいでつけるべき?

私が子どもの視力低下を知ったのは、学校からの視力検査で『要検査』の紙をもらってきたことから。

それまでは視力が良いと思っていたので、けっこうショックだったんですよね。

しかも学校での検眼はなんと『0.4』

前年度は1.0以上はあったので、本当にもう青天の霹靂っていう感じでした。うそでしょ?みたいな。

そこから眼科できちんと視力を測ってもらいましたが、結果は学校の検眼と変わらず0.4。

眼科ではワックと呼ばれる目の緊張をほぐす機械、目のこわばりをゆるめる目薬などをしばらく使っていましたが、視力は回復することなく。

3年生のときからメガネをかけるようになりました。

んで今、「視力が悪くなってきているけど、メガネどうしよう…」な方はおそらく、いつからかけさせるべきか?と思うはずなんですよね。

親としては積極的にメガネをかけさせたいわけではないけど、生活に支障があるのならかけさせないといけない。

でも自分の目ではないから、どの程度まで見えているのか、どれくらい見えていないのかが分かりません。

結局は子どもの「見えるよ」「見えにくいよ」の自己申告だけが頼りになっちゃうんですよね。

ですが、子どもの「見える」「見えない」というのはほとんどあてになりません。

今まで視力矯正をしたことのない子どもにとって、今見えている視界だけが判断基準。

1日で急激に1.5→0.5くらいになれば見えにくさが分かると思いますが、徐々に低下していくと分からないんですよね。

今見えているものが、本当は見えていないのかどうなのかなんて子どもには把握できてません。

だから親としては、検眼で測った視力を判断基準にするしかありません。

子どもがメガネをつける視力はどれくらいか?

一般的に言われているのは、0.7くらい。

この視力は裸眼で自動車運転ができる境目で、ここより低くなるとやはり見えにくいです。

ですが私が眼科の先生に言われたのは、「子どもが見えるのなら別にいい」

要は学校で、黒板がきちんと見えて、そこに書いてある文字がちゃんと見えるのであれば別にいいよとのことでした。

眼科医の方によって、言うことは違うのかもしれないですけどね。

わが家の子どもは、メガネをつけ始めたのが0.3のとき。

このときですら、本人はそれほどメガネの必要性を感じていませんでした。

(‘ω’)「一番前の席だったら見えるから大丈夫だよ」

まあでも普通に考えたら、0.3の視力では視界がぼんやりしているはずだし見えないものも多かったはず。

それでも頑として「見える」と言い張っていたのは、メガネをかけるのが嫌だったからです。

これはもうほんとに、むちゃくちゃ困るくらい嫌がっていました。

子どもがメガネを嫌がる!視力低下中なのにどうする?

ワックを週に3回くらい通って、毎日目薬もして。

目に良いと言われている体操もしまして、食事や生活習慣にも気を付けました。

これで少しでも視力があがってくれたらいいなぁと思いまして。

だってうちの娘、「なんでこんなに⁈」っていうくらいにメガネを嫌がっていて、ほとんど嫌悪感に近いものを抱いていました。

友だちにメガネをかけている子もいるし、なんなら旦那さんもメガネをかけるときもあるし。

未知のものっていうわけではなかったのにも関わらず、です。

視力が下がって回復もせず、「もうメガネにしようよ」と言って眼科で処方箋を書いてもらっているとき。

スポンサーリンク

眼科の先生の前で、嫌だって言って泣いたくらい。

こちらとしては「えっマジで?泣くの?!」先生はきょとん。

ですがメガネを嫌がる子どもはそんなに少ないわけではなく、珍しいというわけではありません。

・見た目が変わってしまうのが嫌だ

・つけたり外したり、わずらわしいのが嫌だ

もしかしたら子どもならではの、大人には分からない理由もあるのかもしれません。

うちの子がメガネをかけるようになった理由

わが家は「とりあえずメガネを作るだけ作ろう。別にかけなくてもいいから」ということで、とりあえずメガネを作ることに決めました。

んでメガネ屋さんに行って、子どもに好きなメガネを選ばせます。

最初は「いらないから見ない!」とか言ってたんですが、最近のメガネ屋さんって子ども用でもかわいいのが置いてるんですよね。

ツルの部分に模様があったり、形が少し変わっていたり。

少しずつちらちら店内を見るようになって、「どうせ買うなら好きなもの選べばいいのに」というと、選び始めました。

それでもしばらくはかけようとしなかったんですが、例えばテレビで字幕入りの番組を見るとき。

遊びに行って、遠くを見る必要があったとき。

やっぱり「普段より見える」っていう威力はすさまじくて、嫌がる気持ちが少しずつ減っていったように思います。

今までは、遠くにいる友だちは洋服で判断していたのに、今では顔で判断できる。

そういう積み重ねが、メガネに対する抵抗感を少なくしていったのではないかと思います。

急には無理でも、徐々にであれば慣れていくんじゃないかな。

子どもがメガネをかけないときにはどうする?必要なのはずっとかけないこと

中には、視力が悪くてメガネが必要なのにかけようとしない子もいるかもしれません。

わが家の子どもも、一時期はこの状態ですね。

・メガネをかけないと日常生活が危険

メガネをかけさせないといけないのはこの場合のみで、あとはある程度子どもにまかせていいんじゃないかと思っちゃうんですが、どうでしょうか。

視力が悪くて視界が見えにくいにもかかわらず、今持っているメガネをかけないということは、きっとかけない理由があるはず。

対処できる理由(メガネのツルがあたって痛いなど)であればいいのですが、精神的な部分に関してはすぐに解決できるわけではありません。

子ども自身もいろいろ考えていて、折り合いをつけることができないとダメだろうと思うんですね。

様子を見守りつつ、しばらくはそっとしておいてあげるのもいいかも。

「メガネくらいで」って大人は思ってしまいますが、重要度は他人には分からないですしね。

メガネはかけ続けるものではない。必要な時だけ使用するもの

「メガネをかけない」というのは、長所も短所もあります。

というのも本来、メガネはずっとかけ続けるものではないからですね。

メガネは、遠くを見るときに見えないから矯正しているもの。

良く見える手元を見るときにかけているメガネは、意味がないばかりか、さらなる視力低下につながることも。

もしメガネをかけない子に言う「メガネをかけなさい」が子どもの負担になっているのであれば、「黒板を見るとき以外はメガネを外しなさい」と、言い方を変えてみるといいかもしれません。

近視がかなり進んでいて、道路を歩くときも危ないようであれば、登下校中に絞ってもいいかも。

「○○以外は外しなさい」という言い方をすると、ちょっと気が楽になるかもですね。

見えないのにメガネをかけないデメリットはある

・黒板に書かれていることの一部が読めない→ノートにも書けない

・無理に見ようとして目に負担がかかる→視力悪化にもつながる

見えないのにメガネをかけないデメリットはやっぱりあって、親が気になる部分でもあります。

黒板が見えないから学力低下、目に負担がかかりすぎて視力悪化。

全員が全員ってわけではありませんが、自宅でのケアが必要かなと思います。

目にかかる負担については、温かい蒸しタオルを目にあてたり睡眠時間を長めにとったり。

生活習慣を変えることで少しは和らげることができます。

子どもの様子を特に注意深く見とかなきゃですね。

まとめ

メガネに対する子どもの反応は十人十色で、抵抗感の大小も違います。

わが家の場合は、最初は嫌がりましたが徐々に抵抗が薄れていきましたが、最初から喜んでメガネをつける子も。

逆に、いつまでもメガネを嫌がる子もいるんだろうと思います。

子どもに危険がない限りは子どもの気持ちを優先することも必要ですが、その場合は親のケアも必要。

様子を見つつ、良いアドバイスをしていけたらと思います。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。