小学生の夏休みのマニキュア事情!大人用だと安全じゃない?

オシャレに興味を持つ年齢になると、「マニキュアをしてみたい!爪をキレイにしたい!」

女の子は言い出すことがあるんですよね。

もちろん学校に行くときにマニキュアなんて言語道断なんですが、夏休みの期間だけなら…。

親御さんによって考え方の違いはあるでしょうけど、さて、最近の小学生のマニキュア事情は?などなど。

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小学生の夏休みのマニキュア事情!みんなはどうなの?

ベネッセの調査によると『お子さまは、マニキュアをしていますか?』という質問に対して、「よくする」「ときどきする」と回答したのは

・小学4年生:16.8%

・小学5年生:28.2%

・小学6年生:24.3%

データ引用:ベネッセ教育情報サイト『幼児期からマニキュア!? 4割の保護者が子どもの爪に困りごとアリ!』

同じ調査内で、「(マニキュアを)していないが興味はある」と答えたのは

・小学4年生:49.6%

・小学5年生:31.8%

・小学6年生:43.6%

マニキュアに興味がない子のほうが少数派で、高学年になると少なからず関心を持ち始めるわけですね。

小学生向けのファッション雑誌である『ニコプチ』や『キラピチ』

どちらにも、爪をキレイに飾っている小学生が登場しますし、あこがれる気持ちは分からなくはないです。

私だって子どものころ、やっぱり興味を持ってましたし。

小学生のマニキュア、他のママたちはどうなの?

私の周りのママさんはと言えば

・小学生がマニキュアなんて絶対にダメ!

・休みの間に、足に塗るくらいならOK

・足も手もOK、でも派手な色を手に塗るのはやめてほしい

・休みの間だけなら別にいい

正解肢があるものではないので、保護者の考え方によって様々ですね。

私としては、

・足の爪に関しては、休み期間中ならOK

・手の爪は、派手な色はやめてほしい

っていう感じです。

(‘ω’)「じゃあ、どの色が派手でどの色が派手じゃないの?」と言われるとハッキリは答えられず。

明確な線引きを事前にしてあげられるわけではなく、結局はそのときになってみないと判断は難しいかもしれません。

どちらにしても、「夏休み中の髪染め」に比べれば親の心理的な壁は低いですね!

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子どものマニキュアは遊びの一環でもある

考えてみれば、私が小学生のころの誕生日プレゼントに『ハートカンパニー』というおもちゃをもらったんですよ。

これ、子供向けのお化粧道具でして、口紅やらクシやらが入ってまして、その中にはマニキュアも。

ハートカンパニーの中のマニキュアは、今思えばのりだったんですよね。乾いたらはがせるやつ。

子どもがしたいというマニキュアは、大人の思う「着飾り」としてだけではなく、遊びやほんの興味心だけという場合もあります。

親としては、「自分の子どもが他人からどう思われるか」も気になっちゃうので、快く思えない場合も多いけど。

過激になりすぎず、あくまでも「ちょっと真似したい気持ち」「小さな興味心」くらいなら許してあげるべきなのかなとも思ったり。

もちろん、マニキュアを塗って行く場所は考えなければいけないにしてもですけど。

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大人用のマニキュアを子どもに使うのは安全じゃない?

「マニキュアをすると爪が弱くなる」

このように言われることもあり、多くのママたちが子どものマニキュアを躊躇する理由の一つがこれなのではないでしょうか。

自分のことを振り返ってみると、たしかにマニキュアをずっと塗り続けていた時期は、爪が薄くなっているようにも思ったし、でこぼこができているように感じたことも。

人工的な溶剤を塗るわけですしね、そりゃあ良くはないんだろうとは想像できますけども。

では、大人用のマニキュアを子どもに使うと、いったいどんなふうな影響があるのか?

除光液は子どもの爪に悪影響がある

爪への悪影響で考えると、マニキュア自体よりも除光液のほうを優先して避けるべき。

除光液の主成分はアセトンですが、性質として両親媒性というのがあります。

☆両親媒性とは…☆

水と油のような、相反する性質のもの両方に溶ける性質のこと

そのため、アセトンを含む除光液を使うことによって、爪の水分と油分の両方が奪われてしまいます。

アセトンの使用による乾燥は、爪を弱くすることにつながるわけですね。

除光液で子どもは中毒症状を起こすのか?

日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会の発表によると、母親が除光液を使っていたときに、そばの床に寝かせていた乳児がアセトン中毒になったという例があるとのこと。

【参考】【PDF】Injury Alert(傷害注意速報)Follow-up 報告 No. 2

アセトンによる乳児の中毒症状は稀ではあるというものの、「除光液は有害である」という見解が結論付けられています。

小学生ほどの大きさになればリスクは減るのかもしれませんが、それでも危険性がなくなるわけではありません。

「安全なものではない」という意識は必要ですね。

子どもへのマニキュアの影響はアレルギーにも

(‘ω’)「除光液だけ気を付けてればいいのかー」と思うのは大間違い!

大人用マニキュアの中には、アレルギーの原因になる物質が含まれていることがあります

「接触性皮膚炎」もしくは「ネイル湿疹」と呼ばれることもありますが、かゆみやただれ赤みなどを引き起こし、場合によっては重症化することも。

子どものマニキュアは大人用ではなく子ども用を使おう

大人用のマニキュアと子ども用では、配合されている成分が違います。

大人用

ニトロセルロース(10%~20%含有)、トルエン(10%~35%含有)、酢酸エチル(10%~20%含有)、酢酸ブチル(0%~40%)、その他樹脂類や可塑剤

子ども用

樹脂類(17%~60%含有)、溶剤(トルエンを含まずエタノールなどの水溶性)

100%安全であるとは言い切れないとは思いますが、大人用に比べると刺激が弱くなるように作られています。

また、子ども用のマニキュアにはシールタイプのものや水で落とせるもの、はがせるものもあります。

除光液を使わずに済むのなら、爪への影響は最小限にとどめることができるのではないでしょうか。

夏休みだけでも子どものマニキュアは子ども用を!まとめ

親によって考え方に違いはありますが、「夏休みだけならいいか」そう思った場合でも、大人用マニキュアを使わずに子ども用のものを。

もしかしたら子どもには合っていない可能性がありますし、重症化してからでは遅いですしね。

子ども用マニキュアについては、こちらの記事を選ぶ参考にしてみてくださいね。

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