赤ちゃんの頃は、口に入れてもいいと思えるほどかわいかった子どもの足の裏。
丸っこくてふにゃふにゃしていて、かかとなんてもう、猫の肉球なみにずっと触っていたいくらい。
ですが、何歳くらいからでしょうか。小学校に入学したくらい?
(‘ω’)「なんだ?子どもの足がくさい!」
これからの汗をかく季節、なんとかこの臭さを和らげる対策ってないんでしょうか。
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子どもの足がくさい!靴下もくさい!これってうちだけ?
「子どもの足が臭い」現象ですが、どうやら各家庭で多少の差があるようす。
わが家の上の子の場合は、低学年のときに超絶なニオイを発し始め、高学年になった今ではちょっとマシに。
現在低学年である下の子は、ただいまニオイをまき散らし中です。
最初は「なんかにおうな…」から始まり、学校帰りに隣に座るともう臭い。
友だちのお家に遊びに行くときなんて、靴下を履き替えて足を洗っても、やっぱりちょっと不安なんですよね。
こういう足のニオイに関するトラブルは、なにも子どもに限った話ではありません。
株式会社ネオマーケティングの調査によると、「足のニオイが気になりますか?」の質問に対し、
72.3%が「気になる」と回答
恥ずかしながら、私だって一時期、足のニオイが気になるな―と思ってた時期がありました。
んでおそらく、帰宅してから以外はずっと何らかの靴を履いている子ども。
足のニオイが気になりやすい状況かなとは思うんですね。
なぜ足が臭くなる?原因はどこにあるんだ!
では、子どもの足はなぜ臭くなってしまうのか。あんなに無臭だったのに…!
原因は大きく分けて2つ。
・雑菌の繁殖によるもの
・爪垢などの不衛生によるもの
詳しく見てみましょう!
雑菌の繁殖によって足は臭くなる!
足が臭くなるメインの原因が、雑菌の繁殖によるもの。
なんとなくイメージ的に「汗で足が蒸れるから臭くなるんじゃないの?」と思いがちですが、足から出る汗自体は無臭。
汗が出ることによって雑菌が繁殖するから、あのニオイを発するようになっちゃうんですね。
ニオイの元になっているのは、「イソ吉草酸」と「酢酸」
特に「イソ吉草酸」が足の臭さの原因になっています。
じゃあ、そのような臭いを出す物質はどのようにして繁殖するのか?のまとめ。
足の裏は汗腺が集中しているので、1日にコップ一杯分の汗が出るとも言われている部位。
子どもは汗をかくことが多いので、これ以上に汗が出ているかもしれません。
それ自体は無臭な汗ですが、皮脂や垢と混ざり、皮膚の常在菌に分解されることでニオイを発するようになります。
足の裏は皮膚が固くなっていて、剥がれ落ちる角質の量も多いです。
新陳代謝が活発な子どもの場合は、なおのこと古い角質が多いのではないかと思われます。
常在菌が角質を分解するときに発するのも、あの臭いニオイです。
また、通気性の悪い靴を長時間履いている場合は、靴下も蒸れて雑菌が繁殖。
同じように、靴下も臭くなってしまいます。
常在菌は気温15度以上、湿度70%になると繁殖を始めるといわれています。
が、夏場の靴の中なんてそりゃもう、それどころじゃない温度と湿度なわけですね。(一説によると、靴の中の湿度は100%であるとも)
子どもが脱いだ靴下、じんわりと濡れてます。雑菌が好む状況ってことですね。…。
足はキレイに!爪垢などもニオイの元に
爪の間には、爪垢や古い角質がたまることがあります。黒っぽいやつ。
手の爪は汚れると分かりやすいですが、足の爪ってなかなか気づきにくいんですよね。
子どもだと自分でも気づいてない場合も多いので、定期的に見てあげることが必要です。
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子どもの足が臭いときの対策は?デオドラントスプレーよりもまずしておきたいこと
(‘ω’)「臭いんだったらデオドラントスプレーでも…」
と簡単にケアしたいところなんですが、あの臭さはスプレーくらいでは消せません。
それどころか、消臭剤と混ざったときのニオイのほうがよりやばめ。
根本的に解決したいときは、原因となるものをなくなしていくほうが実は近道だったりもします。
子どもの足の正しい洗い方知ってる?きちんと洗おう!
足を洗う目的は、汗や汚れを落とすことと、雑菌のエサになる古い角質を落とすこと。
小学生くらいになると、子ども自身がパパっと洗って終わりってことも多いですが、ニオイが気になる時期にはしっかりと洗うようにしましょう。
足を洗う手順
・10分程度、お湯に足をつけて角質をふやかす。
・石鹸でしっかりと洗う。手で洗うようにすると効果的。
・指の股や爪の間もきちんと洗う。専用のブラシがあるとなおよし。
・石鹸成分が残らないように、十分にすすぐ。
・タオルで水分をしっかりととる。
石けんは泡立てて使うようにしますが、抗菌作用のあるものを使うとより効果的です。
子どもなのであまり強い洗浄力があるものは心配ですが、子ども用でも抗菌作用があるものも販売されてます。
よくすすぐようにして使ってみるといいかもしれません。
古い角質を取り除くには
足のニオイ対策としては、古い角質を取り除くのも大切。
ですが、大人が使っているような軽石は、なかなか子どもには使わせにくいんですよね。
そんなときは、こんな商品はいかがでしょうか。
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子どもから大人まで使えるということで販売された、『びっくり足裏つるつる』という商品。
石けんをつけて足裏をこするだけっていう、簡単な角質除去マットです。
週に1度くらい、活用するとニオイ対策にいいかもです。
靴を清潔に保とう!洗い替えと乾燥がポイント
足がニオイ始めると、どうしても靴も臭くなります。
毎日履いていると、靴も蒸れますし靴自体がニオイの原因になることもあります。
・洗い替えを作って、毎日同じ靴を履かない
・一度履いた靴はしっかりと乾燥させる
・定期的に靴を洗う
また、抗菌効果のある中敷きを敷いておくのも良い方法です。
子どもではありがちな、裸足にスニーカー。
夏場は面倒だから、靴下をはかずにパーッと外に出ちゃうこともあるかなと思います。
が!足についた雑菌やニオイが靴に付着してすぐに臭くなってしまうのでNG!
靴下を履き替える
学校から帰ったときなどのタイミングで、靴下は履き替えるように。
単純に「臭いから」っていうのもありますが、雑菌が繁殖した状態の靴下を履き続けるのはどう考えてもあまり良いことではありません。
汗をかきやすい季節なら、学校に替えの靴下を持って行ってもいいかもしれません。
足のニオイ対策に靴下の洗い方の方法は?
子どもが脱いだ後の臭い靴下。
普通に洗濯しただけではニオイが落ちないこともけっこう多いですよね。
良いニオイの柔軟剤を入れても、あの足のニオイの残り香のほうが勝つっていうしぶとさ。
どうやったら、靴下からあの臭いニオイをなくせるんでしょうか。
洗濯機の前につけ置き洗いを
やっぱり、洗濯前につけ置き洗いをするのが、シンプルですが一番効果はあるのかなと思います。
・普通の洗剤でつけ置きする
・漂白剤をプラスして使う
どちらでも一定の効果はあるかなと思います。消臭効果があればより良いのかも。
わが家の場合は、コストコなどでも売っているオキシクリーンを使用。
洗面器などに子ども2人分の靴下を入れてつけ置きして、翌日に洗濯機で洗う感じです。
ニオイが強い場合は、もみ洗いをすると取れやすくなります。
洗濯してもニオイが取れにくい場合は抗菌靴下を
きちんと洗濯してもニオイが取れにくい場合は、抗菌効果のある靴下を使うと少しマシになります。
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子ども用の場合は抗菌消臭作用があってもそこまで高くはなく、気軽に買えるのが嬉しい。
西松屋などでも、子ども用の抗菌靴下は販売中です。
まとめ
汗をかく季節になると、子どもの足は臭くなりがち。
でも、それだけたくさん遊んでいるっていうことなのでそれはそれで良いことなんですよね。
家でできるケアは
・足をちゃんと洗うこと
・靴のお手入れをしてあげること
・洗濯をきちんとしてニオイを取り除くこと
「お前の足、臭いぞ」なんて言われないように、親ができることはしてあげたいですね!
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