わが家は小学校高学年の子どもがいるんですけど、これまたYouTubeが大好きです。
基本的にはテレビを見るのと同じようなものだと思っているので、特に禁止をしているわけではないんですが、それでも明らかに見すぎです。
わが家のこういう悩みは珍しいものではなく、多くのママさんが思っているもの。
家庭でのルール決めや、今の状況を変える方法ってないんでしょうか。
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子どもがYouTubeばかり見すぎている問題
BIGLOBEの調査によると「あなたのお子様はユーチューバーの動画を見ますか?」という質問に対して
・小学校1年~2年:見ている42.5%
・小学校3年~4年:見ている57.5%
・小学校5年~6年:見ている65.8%
データ引用:BIGLOBE『子どものスマホ動画視聴』
3年生以上に関しては、半数以上の子がYouTubeを見ている結果に。
上の子がいる場合は、もう少し小さいうちから見ている場合もあるのではないでしょうか。
わが家の場合も、上の子につられて下の子も一緒に見てしまうので、視聴開始時期は低学年です。
別の調査によると、女の子よりも男の子のほうがより、YouTubeを見ている割合が多い傾向もある様子。
内閣府の調査によると、
小学生は、平均利用時間が前年度と比べ約21分増加。
平成30年度の小学生の1日の、インターネットの平均利用時間は118.2分。
その中で、趣味や娯楽の一環としてのネット利用平均時間は105.6分。(母体数は中高生含む)
YouTube以外の利用時間も含まれているとは思いますが、それにしてもけっこう長い。
わが家の子どもの『趣味や娯楽でのネット利用』が、ほぼユーチューブに限られていることを思うと、いかにユーチューブに時間を使っているかってことですよね。
わが家ではまだ子どもにスマホを持たせているわけではなく、家族全員が共有しているタブレットと、私が前に使っていたスマホがあります。
Wi-Fi環境下でしか使えないので、家の外で使うことはできません。
それでもやはりちょっとした時間に見ていて、それがゆえにできなくなることも多い。
小学生がを見すぎることによる悪影響
・言葉遣いが悪くなることがある
・その年齢に適していないものを見てしまうことがある
もちろんそういうことも悪影響の1つなんでしょうけども、それ以上に感じる悪影響は、
・決められた時間を守れない
・しなければいけないことが後回しになる
・寝る時間が遅くなる
これはきっと、ゲームの弊害も同じような感じなんだと思うんですね。
(‘ω’)「一つだけ見たら宿題するからー」
気づいたら30分くらいたっていて、あれ?もう見終わってるよね?と。
ユーチューブは関連動画に次々に出てくるので、「一つだけ」が一つだけにはならないんですよね。
でもこれって、「ユーチューブが悪い」というわけではなく、自制できない子どもと誘導できない親の問題です。
誰だってそりゃあ、面白い動画を見てダラダラしたい。母だって、ご飯作るよりはユーチューブ見てるほうが好きです。
(‘ω’)「YouTubeばっかり見て、他の事何もしない!」
YouTubeを悪者に思ってしまいがちなんですが、それよりもうちの子の意思の弱さが悪いっていう。
ユーチューブに対する子どもへの規制は反発を生むこともある
わが家では、ゲームでもユーチューブでもテレビでも、「その日にしなければいけないこと」が終わるまではしちゃいけないというルール決めにしています。
うちの子の場合は、テレビやゲームにそこまで執着がないので、基本的にはユーチューブ。
でも高学年になると帰宅時間も遅いし、宿題も多い。
習い事の宿題などが重なると、平日の時間って足りないんですよ。
その中で、やらなければいけないことと、どうしても見たいユーチューブ。
見れる状態になった時間が遅ければ、やっぱり親としては時間を区切るようになります。
「本来は1日30分までだけど、今日は遅いから10分だけね」
それでうまくやってるつもりだったんですよ。
(‘ω’)「明日は早めに全部終わらせて、遊ぶ時間増やそうっと!」とか言ってるし。
そしたらね、そしたら。
「おやすみなさい」の後に布団かぶって、音消してユーチューブを見てたんですよ!
しかも、寝落ちするまで見ていた雰囲気。
履歴を見ると、30分程度の視聴時間ではないなっていう本数。
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それでか。
それで朝、いっつもなかなか起きられないし眠そうにしてたのか。なんていうか、悲しい。
それをすぐに気づけなかった私も、親としてどうなのかって思う。
見たい気持ちと、決められた生活をしないといけない気持ち。
バランスがとれていないと、結局一番ダメだろっていう生活形態になってしまいます。
悪循環を繰り返してますね。
子どもがYouTubeを見ることのメリットってあるのか?
とはいうものの、YouTubeを見ることのメリットもあるとは思ってます。
小学生の親なのでどうしてもデメリットばかりを見ちゃいますが、恩恵もたくさん受けてます。
実際の動画を見せてあげられるメリット
例えばうちの子、授業で「紙は10回折れない」みたいなことを先生から聞いてきたんですよね。
んで、折り紙だとやっぱり10回折れない。
じゃあ、新聞紙なら?ってなると、それでも折れない。
(‘ω’)「もっと大きい紙だったら、絶対折れると思うけどー」
というわが子に、ものすごく大きい紙を用意してあげたいけど調達するのは難しい。
そんなときに、YouTubeなら誰かやってるかな?と思ったら、誰かがやっていてくれます。
その他にも、家では絶対にできないような実験。「これでコレを作ったらどうなるの?」的なやつ。
本物のダイオウイカとか、ナイルワニとか。
映像で見たほうが絶対に頭に入ってくることもたくさんあって、それを見せてあげられるのはものすごくメリット。
くだらないものが悪いとは限らない。私も子どものころ好きだった
私も小学生のころ、親から「くだらないもの見て!」と言われながら見てた番組がありました。
あのときはテレビだったけど、今はユーチューブ。
大人からすればくだらないし面白くもないけど、だからといって悪いわけではないんですよね。
動画的に問題があるものは別でしょうけど、子ども同士のコミュニケーションツールなんだろうなって思う。
人気のゲーム実況も、自分が子どものころにお兄ちゃんがやってるゲームを隣で見ていたのを思い出す。
自分でやらない楽しさがあるっていうのも分かる。
そしてこういう、くだらないものから学ぶものもきっとあるんだろうと思う。
YouTubeばかり見る子どもとのルール決めを悩む件
・だが見すぎは絶対的に良くない
親からの禁止が絶対的な抑制力になっていた低学年時代とは違って、高学年になってくると悪知恵がつくこともしばしば。
成長の一環ではあるものの、まだ子どもですしね。爪の甘さをかわいく感じる。
まあそんなわけなので、ある程度のルール決めは必要だろうと思うわけですね。
YouTube視聴ルールは子どもが納得したものを
ルールを決める際には、子どもが納得して決めたものを採用。
これはルールのハードルをその子に合わすってのもありますし、ルールを破ったときに「自分で言ったじゃん」と言えるようにするためです。
「ルールを○○にすると、結果として○○になると思う」
という助言は与えますが、それでもいいと言うのなら仕方ないのかもしれない。
しかしあくまでも話し合いというスタンスでいると、けっこう「それはダメだと思う」って言ってくれる気がします。
なんだかんだ言っても、まだ小学生ですしね。
ただ一つ、わが家は平日の視聴時間に関してだけは30分で納得してもらえるように誘導しました。
こういうのをしちゃいけないんだろうけど。
時間を30分に制限しないと、寝る時間がずるずる遅くなるのでそこだけは避けたい。
YouTubeルールを決めても監視は必要だと思う
子どもを信じていないようで申し訳ないですが、監視はしてます。
だってやっぱり、子どもなんだもん。
YouTubeフィルターはオンに
ずっと付き添って一緒に見ているわけではないので、機能制限を。
≫≫子どもがYouTubeを観るなら「機能制限」(ペアレンタルコントロール)を活用しましょう:iPhone Tips
履歴はときどき確認する
動画履歴もときどき確認。
まとめ
YouTubeを見すぎる子を持つ親としては、やはりデメリットって目に付きやすくなります。
ただ、もう生活に根付いちゃっているので禁止するのは難しいんですよね。親だって見るし。
大事なのは、バランスの取り方。
それを学ばせる良い機会なんじゃないかと思ったりもしてるんですよね。
さて、思春期の入り口に立っているわが家の子ども。
欲望と自制心と、どうやって折り合っていくのかを一緒に考えていこうと思ってるとこです。
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