(‘ω’)「この夏、初めて浴衣を着てみよう!」
デパートや通販などで買うと、浴衣セットに入っているのは「帯」「浴衣」「下駄」が基本。
メインはそれでまかなえますが、実際に着るときにはこれだけでは着られないんですよね。
さてでは、浴衣を着るときに必要なものって何?
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浴衣を着るときに最低限必要なもの一覧
浴衣の着付けって実はけっこう奥が深くて、人によって必要なものって少し違います。
(‘ω’)「浴衣とはこう着るノダ!」という着物警察のような方もときどきおられますしね。
ですが、夏祭りに着ていくとか初めて自分で着付けるとか、そういうときにそこまで神経質になる必要はなしです。
・★浴衣
・★帯
・★腰ひも
・★下駄
・伊達締め
・肌着
・補正用タオル
・帯板
★がついているものが、最低限必要なもの。
★がついていないものは、あればよりキレイに着付けられるよーというもの。
これだけは準備を!浴衣を着るときに最低限必要なもの
浴衣
浴衣を着るのに浴衣がなければ話は始まらない!ということで、必需品です。
最近では、おはしょりをキレイに作るため、着付けを簡単にするために二部式の浴衣もあります。
上下が離れていて、巻きスカートのように履いてしまえるタイプのものですね!
着付けは楽ちんですが、個人的には、キュッとしたシルエットにならない印象。
帯
いろいろな素材のものが出ており、浴衣の雰囲気を変えて楽しむことができます。
素材によって固さも違うんですが、結び慣れていない場合は柔らかい浴衣帯にして帯紐などで飾るほうが簡単です。
また、作り帯も豊富に販売しているので、難しいかなと思う方は作られたものを選ぶのもいいかもです。
腰ひも
腰ひもは、合わせた浴衣をとめるのに使います。
これがないと前がはだけてしまうので、必ず2本用意しておきましょう。
綿素材のものやモス素材のものなどいろいろありますが、短時間の着用ならどちらでも可。
また、何度も浴衣を着る場合には「コーリンベルト」を使うのも楽ちん。
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最近は着付け教室でも、腰ひもではなくコーリンベルトを使う場合が多くなりました。
伸縮性のあるベルトなので、腰ひもに比べると圧迫が少なくて楽なんですよね。
食べ物を食べてお腹が膨れても、それに合わせて伸びてくれるのでお腹周辺も楽です。
下駄
浴衣を着て外を歩くのなら、履物は必要ですね!
下駄に慣れていなくて、という方は、鼻緒タイプのサンダルでもいいかなと思います。
浴衣をよりきれいに着こなしたいなら準備したいもの
肌着
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浴衣を着るときの肌着は、
・汗染み防止
・透け防止
浴衣を着るときは、襟を抜くようにします。襟を抜くっていうのはこんな感じ。↓
うなじを見せて、艶っぽい感じに仕上げるんですね。
浴衣用の肌着は襟を抜いても下に着ている見えないよう、背中が大きく開いています。
伊達締め
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伊達締めは、おはしょりを作って腰ひもで固定した上に巻くもの。
ちょうど、帯の下に来るように腰ひもの上につけます。
伊達締めがあると帯がズレにくく、着付けたときのままで固定してくれます。
補正用タオル
和装は、体の凹凸をなくして着るほうがシルエットが美しいと言われます。
胸のふくらみも腰のくびれも、浴衣を着るときには隠していたほうがキレイなんですよね。
そのために使うのが、補正用のタオル。
体を一直線に補正する意味もありますし、腰ひもを締めても痛くないようにクッションにする役割も。
家にある手持ちのタオルで十分なので、ぜひ使ってみてくださいね。
帯板
浴衣用の帯って、着物のときとは違って柔らかい生地のものが多いです。
帯をしめるとどうしても、胸のあたりでシワができちゃうんですよね。
そんなときに必要なのが帯板。
胸の前に帯板を挟んでおくと、帯のしわもデコボコもとれてすっきりスマートに。
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浴衣を着るときに必要なものの代用テク!100均で購入可能なものも!
一覧にしてみると、浴衣を着るのに必要なものってけっこう多い。
でも多くの人にとって、浴衣って年に1回か2回着るだけのもの。
来年着るかどうかも分からないし、できることなら買わずに代用品などですませたい!って思いますよね。
「浴衣用」「和装用」で買えば高くても、代用品であれば100均で手に入るものも。
腰ひもはストッキングでも代用可能!
一番代用案がたくさんあるのは、腰ひも。
長いヒモ状のものであれば、なんでも代用可能です。
・ビニールひも(ちょっと痛いので急場をしのぎたい場合に)
・古布
・ストッキング
・包帯(2重にしたほうがいいかも)
とにかく結べさえすればそれで大丈夫ですが、伸縮性があるとさらにヨシ。
詳しくは確認してみてくださいね。
腰ひもは手作りしても
販売されているものの多くは2メートルほどですが、自分の腰回りで計算しても大丈夫。
浴衣を着た状態の腰を2周回して結ぶことを考えると、細い人なら180センチくらいでもいいかもしれません。
子どもの場合はもっと短くても大丈夫ですね!
昔の人は、使い古した布団カバー(綿の昔ながらのやつのイメージ)などを裂いて、腰ひもとして使うこともあったとか。
自宅にいらない布がある場合は、つぎはぎしつつ作ってみてもいいと思います。
外からは見えないものですし、継ぎ目を丈夫に縫っておけば問題ないかなと思います。
帯板は厚く薄いもので代用を
帯板も代用しやすいものの一つ。
・段ボール
・下敷き(帯の幅に切って)
・厚紙
それなりに固さがあるものならOK。
ただ厚みがありすぎると、上から見ると帯の間に挟まっているのが見える場合もあります。
帯の上からでも段差が分かってしまう場合もあります。
段ボールでも、分厚いものではなく薄いものを選んだほうがいいかなと思います。
襟ぐりのあいているものなら和装用肌着の代用に
・キャミソール
・タンクトップ
などなど、襟元や背中が大きく開いているものなら、浴衣を着るときの肌着の代用品として使えます。
ポイントは「背中が大きく開いているもの」
襟を抜いたときに肌着が見えてしまうのは、やっぱり恥ずかしいので避けたいところ。
Tシャツなどは下に着ているのがバレバレなので、できればやめておきましょう。
下半身に関しては、ペチコートなどで代用可能。
透けないことや足さばきが楽になることが目的なので、和装用に縛られなくてもいいかなと思います。
詳しくはこちらも確認してみてくださいね。
浴衣に必要なものはどこで売ってる?買える場所は
浴衣の小物類は、もちろんネットでも売ってます。
ですが、腰ひもや帯板など安いものに関しては、送料のほうが高くなってしまうことも。
まとめ買いするのでなければ、お店で買ったほうが安上りかなと思います。
浴衣の季節になれば、多くのお店で小物類も販売し始めます。
・ショッピングモール
・しまむら
・デパート
基本的には、浴衣の販売をしているお店であれば、一緒に小物類も販売しています。
浴衣を選ぶときに、一緒に見てみるといいですね!
ネットで購入しようと思っている場合は、私が良く利用するのはこんなお店。
とにかく安いほうがいいときは、訳あり商品が安いのはここ。
≫≫安売り天国とせん
小物類が安いのはここ。
≫≫きもの館 創美苑
いろいろ見つつ、探してみるといいかなと思います。
まとめ
私は浴衣や着物の和装が好きなんですが、あまりかしこまったのは好きじゃありません。
気楽に楽しめないと、着る気がなくなっちゃいますしね。
外から見て分からない部分は、代用品でも手作りでも訳あり品でも、他人に気づかれるわけではありません。
うまく活用して、楽しく浴衣を着てみてくださいね。
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