小学生の卒業式袴の補正の方法は?タオルを使う上手な補正のやり方

小学校の卒業式が目前に迫ってきましたね!

6年間での成長は目を見張るものがあり、身体的な成長はもちろん、精神的にも幼児から思春期への大きな過渡期にあります。

さて、小学生の女の子は袴を着る子も多いと思うんですが、着付けのポイントになるのが補正。

和服を着るときは、基本的にはどんな人でも補正することでよりキレイに着ることができます。

子どものハレの日である卒業式、きれいに着こなすための補正方法のまとめです。

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小学生女子の卒業式袴の補正には何を使う?

和服を着るときに補正が必要な理由は、着物がずんどう体型のほうがきれいに着こなせるため。

子どもの体型は細く大人に比べて肉付きが少ないし、腰などのくびれも大きいです。

上半身をなるべくまっすぐにしたほうが、着付けも着こなしもスマート。

そのため、袴を着るときは補正をするのが必須です!

袴の場合は、着付け方自体よりも、補正が適切かどうかが、仕上がりに影響する気がします…!
子どもの体型をよく確認して、練習するといいかもです。

小学生の袴の補正はタオルが身近で使いやすい

呉服屋さんを探せばあるのかもしれないですが、子ども用の補正グッズは一般的ではないです。

補正の量が多くなりがちな子どもの場合は、専用アイテムを使うよりは、自宅にあるタオルを使ったほうがやりやすいかなと思います。

調整しながら補正したいので、使うのは薄いタオル

ホテルなどで使うような高級なフワフワタオルではなく、使い古したタオルのほうがいいです。

あとは、20センチ四方くらいのハンドタオル。

ハンドタオルは、「あと少しだけ足したい!」というときに使えます。

タオルは腰ひもで固定するのが一般的ですが、慣れない方やヒモで縛るのが痛いという場合には、腹巻を使うのもおすすめ。

子どもの分厚いものではなく、薄い腹巻がもし自宅にあれば、腹巻を伸ばした状態でタオルを巻き、その後に伸ばしている腹巻をかぶせる形で固定を。

腰回りの補正なら、この方法が一番楽ちんです。

大人用の着物の補正具は子どもに使えるのか?

大人用の着物補正具でよく見かける、こういうやつ。

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気になる部分に補正パットが入っている状態なので、身に付けるだけでいいという便利グッズです。

わが家も私用に持っているんですが、子どもに使う場合はこのままでの使用は厳しいかなと思いました。

大人と同じくらいの身長にはなっているものの、まだ肉付きが同じというわけではありません。

肩幅や襟周りなども、やっぱり大人とは違います。

だから、肩周りがスカスカになっていたり、補正が足りなかったりするんですよね。

結局、補正具の上からまた補正タオルを巻かないといけないっていうことに。

もちろん、体型によってはそのまま着られる子もいるとは思うので、持っている方は試してみてもいいですね!

今手元に持っていない場合は、わざわざ購入する必要はありません。

ない場合は、タオルで十分です。

小学生女子の卒業袴の補正はどの部分をするべき?

先ほどの補正具の写真でもあったように、和服を着るときの補正箇所は

・デコルテ周辺

・腰回り周辺

この2か所でいいかなと思います。

小学生女子のデコルテ周辺の補正

デコルテ周辺の補正に関しては、小学生の場合はする方としない方がいます。

だからデコルテの補正は、子どもの体型を見つつという感じでいいのかなと思います。

華奢な体形で、デコルテがえぐれているとか、胸との差が大きいとか、そういう場合は、補正しないと襟元がうまく決まらないことも。

デコルテの補正は少なめでいいので、一度着せてみて気になる場合はしてみるといいですね!

タオル(さらしや手拭いでも)を使ったデコルテ補正。

薄手のハンカチやタオルを使ったデコルテ補正。

小学生女子の腰回りの補正

子どもの腰回りはかなり細いので、しっかり補正しないといけません。

タオル一枚では無理だと思うので、複数枚用意を。

補正の方法はいろいろあり、どれが正解というものはありません。

試してみて、一番やりやすい方法、一番着崩れしにくそうな方法をチョイスすればいいかなと思います。

腰回りの補正はこちらの動画が分かりやすいです。

上記の補正はたぶん、大人を想定していると思うんですが、子どもの場合はもう少し多めに補正がいるかなと思います。

2枚重ねるなどして、調節しながら行ってみてください。

子どもの場合だとウエストが細いので、フェイスタオルを腰に巻くと一周半するんですよね。

重なる部分を背中側に持っていくと、それだけで背中が2枚分の補正になります。

わが家の場合は、重なった背中側のタオルにハンドタオルを1枚追加して補正しています。

このあたりは体形によってかなり違うと思うので、いろいろ試してみてくださいね。

まとめ

習い事の関係で着物を着せることの多いわが家ですが、それでも卒業式となると、何度も試して失敗しての繰り返しです。

記念に残るものとなると、やっぱり補正一つでも試行錯誤しちゃうんですよね。

ぜひぜひ卒業式本番までの間、何度か試しながら練習してみてくださいね。

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