子どもの浴衣の丈はどれくらい?着付けると長い場合は縫い上げが必要?

夏になると子どもに着せたくなる浴衣。

昔の方なら誰でも着付けができるのかもですが、着物を着る習慣のない世代にとっては浴衣をどうしていいのか分からないって方も多いですよね。

(´・ω・`)「浴衣は家にあるけど、丈ってどれくらい?長過ぎたらどうしよう…」

こんなときの方法について紹介します!

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子どもの浴衣の丈はどれくらいがいい?

そもそも浴衣などの着物は、着付ける段階で調節が可能なので大きめのサイズを買うことが多いと思うんですね。

子どもの場合はすぐに大きくなっちゃいますし、年に数回しか着ないものを毎年買い換えるのももったいないですし。

ではまず、浴衣自体の丈について。

浴衣の衿のところから足元の先っぽまでのことを『身丈』といいますが、だいたいは「身長に準ずる」と言われています。

例えば130センチの身長の子なら、身丈も130センチにっていうふうに。

実際に着るのは首からなので、頭分がおはしょりになるっていうことですね。

ただこれは、もう成長しない大人の身丈の選び方かなと思うんですよね。

子どもの場合は、2サイズくらい上のものを選んでも問題ないかなと。

もし手元にある浴衣が「少し大きいかな」と思っても、おそらくは着ちゃえると思います。

そして着付けたときの丈について。

大人の場合は立って床にスレスレにつくくらいにする場合が多いですが、子どもの場合は決めごと通りにする必要はないかなと。

スレスレにすると、外で歩いたときに裾が汚れちゃう場合もあります。

私はいつも子どもの浴衣を着付けるときは、床とくるぶしの真ん中くらいになるようにします。

雨の後で地面がぬかるんでいるような場合は、くるぶしがちょうど隠れるくらいまで丈を短くします。

子どもの浴衣を着付けると長いなと感じたときは?

着付けた後に、やれやれと思って見てみると「ん?なんか変だぞ…」これ着付けのあるあるです。

子どもの浴衣のおはしょりが長いと思った場合

おはしょりはだいたい、帯から5センチ前後出ているくらいがキレイかなと思います。

でも、身丈が長いものを選びとおはしょりがものすごく長くなることがあるんですよね。

さてそんなときは。

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こちら、「おはしょりが長い状態」の浴衣。

腰紐のラインが帯の下のラインだと思ってもらえると分かりやすいかなと思います。

(´・ω・`)「長いな…」

そのときはこんなふうに。

おはしょりの部分を起こしてきて、上にグイッともちあげます。

ちょうど、袋にする感じでしょうか。

ちょうどいい長さまで上げたら、紐でとめるなり帯揚げで止めるなりします。

上に持ち上げた部分は帯で隠れてしまうので、見えない部分は気にしません。

子どもの浴衣を着付けると丈が長すぎた場合

着付けるときは裾の長さを基準に腰紐を止めるので、丈が長い場合はもっと短くして紐で止めます。

その分、おはしょりが長くなってしまいますが、上記にあるように余った布を持ち上げて帯の中に隠してしまえば大丈夫です。

もし身丈がかなり長いものを選んで、余った布がとてつもない量になる場合。

タオルなどでの補正をなしにして、余った浴衣の布を補正代わりにしてもいいかなと思います。

ただし、こういうおはしょりの調節の仕方は、兵児帯にすると中のゴチャゴチャが見えてしまいます。

兵児帯を使う場合は、帯揚げを用意して隠すようにしたほうがいいかも。

普通の半幅帯を使う場合は、全部隠れちゃうのでまったく問題なしです。

浴衣を子どもが着るときの縫い上げは必要?

肩上げはしてあげたほうがいいですが、腰上げの場合は、自分で着付けのときに調節できるのであれば必要ありません。

お姉さんっぽく着付ける場合は、腰上げをしていないほうが仕上がりがキュッとなる気がします。

腰上げがあると、帯から下がフワッとスカートのようになることがあるんですよね。

ですがやっぱり、腰上げをしていたほうが着付けは楽チンです。

腰上げをしようかなーという場合は、こういう動画で大枠の方法を知っておくとやりやすくなります。

まとめ

「着物とは」「浴衣とは」を伝えたがる方も多いですが、子どもの浴衣ってそれほど堅苦しいものではありません。

・外出中に気崩れなければそれでいい

・見えている部分がキレイだったらそれでいい

個人的にはこれくらいの気持ちでいいんじゃないかと思います。

その他の浴衣についてはこちらも合わせてどうぞ。

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https://ameno-ato.com/335.html

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