2003年のピーク時には約44億枚発行されていた年賀はがきは、2018年には約25億枚に。
人口あたり(一人あたりの購入枚数)も、2003年の約34枚から2018年には約20枚に。
年々減少傾向にある中、「終活年賀状」という言葉も生まれました。
今後はおそらく、「年賀状をやめました」という知らせをもらう機会も増えるのではないでしょうか。
さて、年賀状辞退ハガキをもらったときの対応ってどうするべき?返信は必要なの?
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年賀状を辞退するとハガキが来た!そのときの対処法って?
かつては年始の挨拶の定番だった年賀状ですが、だんだんと形を変えて、ハガキ以外でのやり取りも増えてきました。
相手との関係によっては、メールやラインですませるほうが楽だし、お互いの負担も減ります。
年賀状のやり取りは楽しみである反面で、やはり年末の忙しい時期に準備しなくてはいけない負担は大きいんですよね。
こんなふうに
・年賀状準備の負担
・高齢のため
などなど事情はそれぞれですが、年賀状をやめる傾向というのは、どの年代の方にもあることなのだと思います。
さて、「年賀状は遠慮させていただきます」
こんなハガキが届いた場合に、こちらとしてはどんな対処をすればいいのでしょうか。
年賀状辞退のハガキが来たら出すのは遠慮しておく
年賀状辞退のハガキは、
・その年の年賀状に記載してある場合
・12月初旬、年賀状の用意をする前に届く場合
どちらもあると思いますが、このとき浮かんでくるふとした疑問。
年賀状だけのやり取りだったとしても、お世話になった人であれば年に一度くらいの挨拶はしたい。
そう思う方もいるかもしれません。
年賀状を出す出さないは自由なので、あちらから来ないとしても、こちらから出すことに問題はありません。
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ですが、年賀状辞退をわざわざ伝えてきてくれた相手の気持ちを考えると、こちらからも送るのを控えたほうがいいのではないかとも思います。
年賀状をやめる旨を伝えてくれるほどの方なので、おそらくは礼儀正しく律儀なのでしょう。
年賀状が送られてきたら返事を書かねばと思うでしょうし、それはきっと、相手方の負担になってしまうはず。
もし関係を保っておきたいと思うのであれば、年賀状以外の方法を考えてみてもいいかもしれません。
返信が負担になっている以上、送りあうことが必要なものは避けたほうが良さそう。
何か生活環境に変化があったときや、自分や子どもの近況が変わったときの報告くらいにとどめておくといいかもしれません。
年賀状辞退のハガキに返信は必要?どんなふうに書く?
相手方の気持ちを汲むと、年賀状辞退のハガキへの返信は必要ないかなと思います。
ですがそれだと、自分の気持ちがすっきりしない…そんな方もいるかもです。
もし会う機会があればご挨拶ができますが、遠方に住んでいる場合などはそうもいきません。
そんな場合は、翌年の年賀状、もしくは年賀状辞退のハガキをもらったあとで返信してもいいかなと思います。
年賀状辞退のハガキの返信文例
長い間、年賀の挨拶をいただきありがとうございました。
今後の○○様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
長きにわたり、お気遣いいただきありがとうございました。
これからのご健勝をお祈りしております。
了承の意を伝えると、すっきりとキレイに終われるのではないかと思います。
また、翌年の年賀状に了承の意を記載する場合には
『ご多忙のことと思いますので、ご返信は無用です。』
『ご返信は無用ですので、お気遣いなく。』
など、返信不要である旨を付け加えると、相手に気を使わせずにすむのではないでしょうか。
手紙やはがきに毎回返事をくれる方であれば、この文言があると親切です。
まとめ
・年賀状辞退のハガキが来たら、基本的にはもう出さないようにする
・すっきりしたい場合は、了承の意を伝えるとよい
年賀状は面倒な面もありますが、いざなくなるとなるとさみしく感じることもあります。
関係を続けていきたいのであれば、年賀状以外で近況報告などをしていくといいかもしれませんね。
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