小学生の忘れ物は届けるか届けないか。線引きはどこ?わが家の場合は

小学校高学年になってもいまだに、持って行くはずだった習字道具を玄関に置いたまま登校していたり、机の上に宿題がおきっぱななしになっていたり。

私もすぐに気づくわけじゃないので、昼過ぎに見つけて「忘れ物だ…あいつめ!」となることも多々です。

みなさんはこんなとき、学校まで忘れ物を届けますか?本人の責任だからと、届けずにいますか?

届ける・届けないの線引きは、どこでするのが一番いいんでしょうか。

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小学生の忘れ物は届けるべき?届けないべき?

筆箱や連絡帳を忘れるっていう軽いもの(私の中では軽い)から、習字道具や水着などの、なければどうしようもないものまで。

忘れ物にはいろいろありますが、「届ける」「届けない」の線引きってとても難しいですよね。

学校まで届けに行くのは手間だし、本人のためにならないんじゃないか、過保護すぎるんじゃないかなどなど、母親としてはちょっとした迷いもあります。

ピジョンのアンケートによると、「小学校の忘れ物は届けるか?」という質問に対して

気がついたら届ける:11%

物によっては届ける:67%

届けない:22%

データ引用:ピジョンインフォ 育児ママアンケート

届けないという人は約5分の1のみで、あとは届けてあげることも選択肢に入れているという結果に。

最近は子どもの自立心を向上させるという意識からか、届ける親に対して、良い意見が少なくなってきたように思います。

昔は、「子どものために届けてあげるなんて立派なお母さん」だったんですが、時流とともに変化。

ともすれば「忘れ物を届けるなんて過保護だ!」っていう意見もあるわけですよね。

ウーマンエキサイトの記事で紹介されていた、アメリカの小学校の話。

ご子息の忘れ物として、お弁当、教科書、宿題、授業で使う備品などをお届けになられた保護者の皆さま、即刻お帰りください。

校門にこのように書かれた張り紙があるということで、一時、話題になりました。

【参考】ウーマンエキサイト『子どもの自立を阻むママのNG行動』

忘れ物を届ける:親としてのNG行動

忘れ物を届けない:子どもの自立心を促す行動

こんな感じの図式が成り立っているようで、なんだかなぁという感じもしなくはない。

学校によっては、忘れ物を届けてもらうのを禁止している場合もあり、そういうときは仕方ないにしても、場合によっては届けるっていうのもアリなんじゃないの?って思っちゃうんですよね。

「自分の不手際(忘れ物)を取り返してくれるお母さん像」を子どもに見せることも、子どものためになっているんじゃないのかと思うんです。

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子どもの忘れ物、届けるものと届けないものの線引き

とはいうものの、私は基本的には忘れ物は届けないです。

それは別に「子どもの自立心を育もう」というような高尚な考え方があるわけではなくて、「ママ、そんなに暇じゃないから」というだけ。

学校に行くためにはそれなりの準備と時間がかかります。

いつだってその時間をさけるほど、母親って暇なわけじゃないですもんね。

とはいえ、私も今までに3回だけ忘れ物を学校まで届けたことがあります。

・家の鍵:私の帰宅時間の関係で、鍵がないと家に入れないのに忘れていった

・給食白衣:うちの子ではなく、次に使う子のために

・水着:着衣泳という特別な日で、前々から楽しみにしていたから

純粋に、子どものために忘れ物を届けたのは、水着だけですね。

あとのものは、ないならないで何とかするだろうという判断の元、届けなかったです。

こういう「届ける」「届けない」の線引きってものすごく難しいですよね。

私のように面倒くさがりな母ではなく、もっと良いママなら、子どものためにと届けたくなると思います。

(‘ω’)「届けてあげるときっと子どもも助かるはず」

(‘ω’)「でも届けてもらえるから、と、忘れ物がなくならないかもしれない」

どっちが正しいんだろう、と悩む感じ。

きっと、子ども自身が「自分できちんとしよう」と思えるのであれば、どちらだっていいんですよね。

子どもがどう思うか、タイプにもよるかもですね。

母親に忘れ物を届けてもらうのは子ども心に恥ずかしいはず

先生に「○○さん!お母さんが忘れ物届けてくれたよ!」って言われるのって、子ども心に恥ずかしいことだと思うんですよね。

忘れたことがみんなにバレちゃうし、なんか学校で「お母さん」っていう響きも恥ずかしいし。

届けてもらって「助かった」っていう気持ちも大きいと思いますが、同じくらいの「恥ずかしい」もあるはず。

高学年になるにつれて、その気持ちは大きくなっていくはず。

それで子どもの忘れ物に対する考え方が変わるのであれば、十分なんじゃないかとも思います。

忘れ物をして困った経験で、忘れ物がなくなるのであれば、忘れ物をして恥ずかしかった経験もまた、意識が変わるきっかけになりうるんじゃないかと。

だってさだって。

習字の練習、させたいじゃないですか。

大人になってから筆ペンが上手に扱えたらきっと便利なんだから、その技術は習得しといたほうが絶対にいい。

学校はそういうスキルを習得できる場でもあるので、忘れ物でその機会を失うのはもったいない。

私自身は忘れ物は届けないですが、そう思う気持ちもやっぱりあるわけです。

忘れ物は届けないという選択も良い

逆に「忘れ物は届けない」というのも、また良い部分もあると思います。

きっと子どもは困るし、先生にも怒られるし、場合によっては友達に何か言われることもあるかもしれません。

でもそれはそれで、子どもにとっても良い経験だし、しかも小学生である今のうちに経験しておくべきことでもあります。

中高生になってまで親は忘れ物の把握はできないし、それまでに、持ち物は確認しないといけないという基本的なことは知っておかないとです。

先生から電話で届けてって言われることもあるよねって話

前述したように、私は基本的に「忘れ物は届けない派」です。

うちの長女が冬場、水筒を忘れていったことがあるんですよね。

でもまぁ冬だし、学校にはウォータークーラーがあるし、給食には牛乳があるし。

ということで、忘れていたのは分かっていたけど放置していたら学校から電話が。

○○ちゃん、水筒を忘れちゃって…

お水よりもお茶のほうがおいしいので、持ってきてあげてください。

先生から言われたら仕方ないので、水筒を届けました。

こういうこともあるんだなぁと、少しびっくりした出来事。

まとめ

「軽微なものは届けない」「ないと困るものは、場合によっては届ける」

これが一般的な考え方なのかなぁと思います。

ただもちろん考え方には個人差があるので、届けてもいいし届けなくてもいい。

要は、今後子どもの忘れ物が減ればそれでいいっていうだけですよね。

あまり重苦しく考えず、自分の子どもの性格も考えつつにするといいかもしれませんね。

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