小学生くらいになると言い始める「お泊まり会がしたい!」
女子のほうが多いんでしょうか、わが家の小学生女子はときどき思い出したように言い出します。
うちの子もお泊まりさせてもらうこともあるのでいいんですが、ときには断りたいときもある。
お泊まり会がしたいと自分の子どもが言ってきたとき、友だち同士で勝手に話が進んでいたとき、友だちが泊まりに来たいと言ったとき。
そんなときの断り方について。
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子どものお泊まり会の断り方
子どものお泊まり会についての考え方は、母親によって本当にさまざま。
気軽に「お泊まりしにおいでー♪」というママもいれば、「え、ちょっと…」というママも。
思うにこれは、「常にお家をキレイにしているかどうか?」という問題ではなく、「どれだけ何も気にしていないか?」ということじゃないかと。
母親にとって自宅に子どもの友だちを招き入れる(しかも一泊)ということは、日常を見られることの抵抗が多いか少ないかっていうことだと思います。
でですね、私自身のことで言えば、私は子どものころに友達のお家へのお泊まりってしたことがありません。
思いもつかなかったっていうか、それほど仲の良い子がいなかったっていうことなのかもしれないですけど。(コミュ障)
そのため、お泊まり会って言われると多少身構えてはしまうんですが、抵抗があるわけではありません。
なぜなら「どうせ子どもでしょ」っていう見くびりがあるからですね。
多少汚くてもご飯がおいしくなくても、子どもだからそんなに気にしないでいてくれるよねっていう。
ですがやっぱり断りたいときもある。
明確な理由があるときもあれば、なんとなく嫌なときもある。
本音を言ってしまうと、子どもから友だちへ、そして友だちの保護者へと伝わる可能性が大きいので、断る理由の本音を言うのは避けるべき。
ということで、「こう言ってみるのはどう?」の断り方。
家の都合を前面に押し出す断り方
これはその時期だけ使えるものもあれば、長く継続して使える場合も。
パパが出張中じゃないと寝る場所がない
これはまさに、わが家がこの状態ですね。
わが家は狭い3LDK住宅なので、いまだに家族全員で川の字になって寝ます。
空いている部屋は物置状態なので、友だちが来てもらっても旦那さんがいると寝る場所がないんですよね。
もうこれは物理的なスペースの問題なので仕方ない。
旦那さんが出張などでいないときじゃないと泊まれないので、結果的に奇跡的に日程が合わなければ泊まりに来てもらうことができません。
晩ご飯までなら大丈夫なんですけどね。
こういう理由は、けっこう子ども自身も納得してくれます。
そんで、相手方のママさんたちも「そりゃそうだよね」と言ってくれる内容。
兄弟姉妹がいる
小さい子がいる場合、受験シーズンを控えたお兄さんやお姉さんがいる場合などなど。
お泊まり会をするとどうしても騒がしくなりますし、兄弟姉妹がいる場合は負担になることも。
特に受験シーズンの子がいる場合には、しっかりとした断る理由になります。
旦那さんを理由にお泊まり会を断る
旦那さんという存在は、対外的に何かを断るときにとても都合の良い存在です。
ダシに使っちゃって申し訳ない気持ちもありますが、どこにも角を立てずに断れる。
(‘ω’)「パパがダメだって言うんだよー」
ママの「ダメ」は軽視されがちですが、意外とパパならすんなり納得してくれることも。
パパがダメ→「なんでダメなの?」のときは、それなりの理由を作っておきましょう。
・休みの日はゆっくりと寝たいんだって
・最近疲れがたまってるんだって
その場しのぎ感が強いですが、とりあえずの「今回はダメ」はなんとかなりそう。
その他の断り方
(‘ω’)「最近ちょっと体調が悪いんだよ…。元気になってからでいい?」
(‘ω’)「じゃあ○○ちゃんのママと今度お話してからね。参観のときに話してみるね」
こちらは若干、その場しのぎ。
今はダメだけど、もうちょっと後からならいいよっていうときには使える断り方。
お泊まり会禁止ならそれでもいい。ダメなものはダメ
わが家はどちらかと言えば「お泊まりしてもしなくてもどっちでもいい」と思っていますが、お家の方針としてお泊まりは禁止という方もいますよね。
そういう場合は、あれこれ理由をつけずに「ダメなものはダメだから」でいいのではないでしょうか。
家には家のルールがあって、親にはそれぞれに考え方があります。
よその子がOKだからといって、自分の子までOKにする必要はないですよね。ダメなものはダメです。
私にも「これは絶対させたくない」っていうものがありますが、それが他の子にとっては毎日していることだったりするんですよね。
お泊まり会は絶対に必要なものではないし、参加しないと仲が悪くなるわけでもありません。
自宅に友だちを呼ぶのを禁止しているお宅もありますしね。
子どもはともかくとして、親ならだれでもそういう家庭があることへの理解はしていると思います。
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子どものお泊まり会は面倒だし疲れる。実際はどうだった?
わが家は前述したように狭い3LDKに住んでおりまして、旦那さんがいないときじゃないと友だちのお泊まりはできません。
だから今までにお友達を呼んでお泊まりしたのは2度だけ。
面倒くさがりやだしナマケモノだし、お泊まり会の日程が決定してからというもの、私、かなり面倒だったんですよね。
(‘ω’)「疲れるだろうなぁ…。嫌だなぁ…。面倒だなぁ…。」
一応は部屋をキレイにしとかなきゃだし、ソファにゴロンと横になるわけにはいかないですしね。
実際にお泊まり会をしてどうだったか?というと、「疲れるけど思っていたほどではない」というのが正直なところ。
あんまり気にしても仕方ないから適当でいっか!と開き直れたからかもしれません。
最低限のルールだけ守ってもらって、それ以外はあまりお世話もしていません。
きちんともてなそうと思うとしんどくなっちゃうんですが、わが子の延長として考えるとそうでもない。
このあたりは「たかが子どもでしょ」と侮ってみると、気持ちが楽になります。
子どもたちが実際にどう思ってたかは知らないですけどね。知りたくもないさ。
そして、お泊まり会が疲れるものになるかどうかは、どんな友だちを呼ぶのかにも左右されます。
子どもの友だちを区別してしまうのは良くないって思いますが、泊まるとなると親への影響が大きいですしね。
ある程度の線引きは必要だろうって思います。
怒れない子、わが家のルールが守れない子は呼ばない
お泊まり会をしたいと言い出すくらいの子なので、その友達と面識があることのほうが多いと思うんですね。
子どもづてに名前やエピソードをよく聞く子だったり、遊びにくる子だったり。
基本的に私は
・悪いことをしたときにその子を怒ることができない
・わが家のルールとあまりにもかけ離れている
こういう場合は、お泊まり会には呼ばないようにしています。できれば遊びに来るのも避けたい。
冷蔵庫や閉めているドアとか、開けないでと言っているところを勝手に開けちゃう子。
走ったらダメだと言っているのに、かまわず走ってしまう子。
そういうことをしたときに、私が怒ったら拗ねてしまう子。
べつに悪いとは言わないですが、お泊まりに来ると私が大変な気持ちになるそうなので呼ばないです。
子どもが勝手に誘っちゃったら、「都合が悪いのでできません」にしちゃいます。
お泊まり会は義務ではなく、子どもを喜ばせてあげようという親の好意です。
無理をする必要はなく、必ずしてあげないといけないものでもありません。
林間学校や修学旅行だってあるんだから、そこで楽しめばいいわけですしね。
まとめ
子どものお泊まり会は必須ではないので、嫌だと思ったら断ってOK。
家のことや旦那さんのことを理由に、友だちにそのまま伝わってしまうことを前提にした断り方を。
もしお泊まり会禁止にしたいのであれば「わが家はお泊まり会はできない」でいいと思います。
断り切れなかった!わが家でお泊まり会をしなきゃ!というときの、夕飯&朝食メニューはこちらを参考にどうぞ。
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